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神(手塚 治氏)は夢オチを嫌った。

割と有名な話ですね。

漫画界に置ける「神様」的な存在、故手塚 治氏は夢オチを嫌ってたそうです。
そりゃそーでしょうよ。どんな伏線も展開も大風呂敷も全部無かった事に出来てしまうのだから、「作者の技量の無さを露呈してしまうオチ」といえなくもないのだから。

マンガのみならず、映画や物語にも暗黙として禁止事項にあたるようなオチはあると思うのですよ。

一部では「デビルマン」の原作ラストに使われたオチ通称「デビルマンエンド」というもの。登場人物、舞台、その他もろもろをまとめて滅ぼしたり爆破したりして終わらせる、ザックリ言うと「滅亡エンド」ですね。
ゾンビ系映画でシリーズ化、ナンバリングタイトルは5か6くらいまで出てる「バタリアン」の第一作目がコレに当たります。
ゾンビから逃げ惑う生存者達がなんとかかんとか州軍に救援要請と事態の説明をすると、事態を理解した州軍が救援施設を中心とした街丸ごとミサイル攻撃で要救助者ごと殲滅させる結末。これはもう映画開始15分で要救助連絡してもラスト5分前に要救助連絡しても何一つ変わらないw
ゾンビ系映画からもう一つ。「俺の達の戦いはまだ終わらないエンド」ですね。
ゾンビやモンスターから一時的に安全な場所に避難して、脱出計画を練る。そしてゾンビやモンスターが居ない土地へ逃げて平和に暮らそうぜ的な流れで脱出。しかし逃げた先もゾンビに汚染されていて、結局「まだまだ俺達の戦いは続く・・・っ!」みたいなやつです。名作ですが「ドーン オブ ザ デッド」「ゾンビランド」なんかもコレに該当していたりします。

何が言いたいかというと!「オチは大事である」ということ。

巨匠スティーブンK氏の脚本もしばらく前に見た映画「ドリームキャッチャー」なんかはヒドかったw

なにはともあれ、お疲れ様でした。

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中略

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そうですね。終わりました「腐り姫」。

オチが少し・・・そう、少しだけ残念でした。

アレだけ仕上がり上々な途中経過に対して、オチに外的要因を持ってこられると少し反応に困るというか、少し萎えます。
「スティーブンK」「ドリームキャッチャー」である程度は理解してもらえると助かります。もう一つヒントを上げると「サイン」メル・ギブソン主演の映画なんかもそうですね。
オレはホラーや伝記、伝承系でこのオチを持ち込まれるのは好きではありませんし。
「リトルバスターズ(EX)」や「美少女万華鏡 忘れな草と永遠の少女」のように内的要因のオチだったら・・・と悔やまれます。
特に回想シーンタイトルに「リフレイン」があるにも関わらず外的要因オチとは・・・。ヽ(;´Д`)ノ



「腐り姫」の仕様で「幕間劇」なるものがありますが、ゲームの空気を著しく損なう恐れがあるので・・・というのがあります。
今回はそれを少し。

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日本人の90%以上がまず知ってるであろう国民的バラエティー番組を大量にパクった幕間劇w
しかも、ゲーム内の曇天のような重苦しい空気はガン無視のライトなノリで、ネタの一部にだけアテレコしてあったりと、かなり多方面に挑戦的だったりしますw

内容的には作中と無関係ではないのですが、ホントに空気読まないテンションなんで、3EDで分岐が序盤からある仕様の「腐り姫」では1周はナシで2周目から見るのがいいかも知れませんね。


後は完全攻略後のオマケシナリオ

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作中に出てこなくても大勢に影響のない都会の刑事 清香さんを主役としたショートストーリー。

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ほとんど原作無視。しいて言うならキャラ同士の交流の形だけが微妙に生き残ってるだけ。
ヒドいのは作中では清香は立ち絵なしボイスなしなのだけど、「全裸ファイト」では全裸立ち絵しかないですwww

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懐かしいな!スケ番デカかw
ちなみにこのあと、この人は堂々と「女子高生」を名乗った罪で「ソフ倫の神様」に怒られますw

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ところどころしか台詞入ってない上に主人公は基本ボイスナシが多い、この手のゲームでテキストだけだからって原作破壊するようなことをさらりと言わせちゃ・・・まぁ面白いですが。

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個人的にはジュンはもっとフューチャーされてても良かったような気がします。
芳野母さんくらいには色々あっても・・・。芳野さんと実際に出番やシーン数的には大差ないんだろうけど、芳野さん濃かったからインパクトあったんだろうなぁ。




そんなワケで「伝説級」と呼べる?古き名作「腐り姫」面白かったです。
やはり不便さは少々あったけど、それを補える整っていない魅力はあったと思うし。

バタフライエフェクト。

そ言う呼んでもいいレベルの現象かもしれない。

幼少期の選択肢で青年期の主導ヒロインが決まる「そらいろ」。
当初は「ちょっと面白いシステムだな」という程度でしたが、よくよく考えてみれば、これは「Dメールの過去改変」のソレと似通っているのではないか?という現象を見ました。


愛衣編


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イトコから友達、そして兄妹になった2人の夏休みは愛衣と2人で海上に浮かぶブイを目指しての遠泳。

「もしかしたらあそこには何か秘密があるのかも」

子供時代特有の興味と想像力で。愛衣は浮き輪、健士は自力水泳で連日海へ出て一緒にブイを目指す。

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健士が愛衣にばかり構っていると面白くないのがこの2人。挙句、2人も妹になりたいと騒ぎ出す始末。
そこで健士は聞かれるままに、「どうすれば理想的な妹(女の子)」になれるか?的な問いに、花子へは「もう少しお淑やかに」つばめには「もう少し機敏に」・・・そうすれば好いんじゃないか?と応えた結果。

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誰だオマエッ?!Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
花子はお淑やかで引っ込み思案になりました。

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つばめは世話しない早口気味だけど行動はドジっ子属性残した状態になりました。

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あとちょっと他編の花子っぽいアレな感じです。AY的な。

花子に関しては花子編花子√で運動部助っ人なんかをしたり、MTB通学と結構運動系なノリとテンションであっただけに花子(弱)とか表記したくなりますw
つばめはつばめ編つばめ√が重かっただけにタイミングよくこの√に入るといい息抜きになるかも。
しかし、子供時代に好きな男の子の好みを聞いて、その結果でここまで青年編に大きな影響が出てしまうと「バタフライエフェクト」って言いたい気持ちも分かって貰えるかとw

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花子に関してはやりすぎなほどで、「気まずい場面を遠く眺める花子」のシーンでは、ウォーリーを探せ!ばりに背景に小さく書き込まれた花子を見ることが出来るレベルまで引っ込み思案にw

肝心のシナリオですが、メインの愛衣√はやはり「妹との恋愛の倫理観」みたいなものがメインテーマになります。
つばめ編のデキが好かったためか微妙に愛衣編では無理矢理感のあるイベントがあったりして、なんとも。。。。

総合してみると「つばめ編つばめ」「つばめ編愛衣」「愛衣編愛衣」「花子編花子」は良かったんじゃないかと思います。
シーンも11EDに対して9枠と「全年齢対応」の√もあったり、シーン自体もかなりあっさり目であったりとシナリオ力で勝負してきてる感もあったんですが、それでもやはり「1000円購入が可能なタイトル」なのである程度は・・・。

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初夏に始まる物語だけに結末は一部除き、至極さわやかな感じのものが多く、それなりに楽しめたと思います。

一応、後半から最後のほうは駆け足で尻すぼみな感じになりましたが、これにて「そらいろ」終了という感じにしておこうと。

余談。
「そんなに実妹がよけりゃヨスガにソラってろ」は同メーカーの別ゲームの「緊急回避画面」の仕様の一つだそうですw
「そらいろ」には含まれて居ないようですw
緊急回避ボタンから「オマケゲーム」には行けるようですがw

2002年/2/8に。

このゲームに出会った人は幸運だったのか不運だったのか。

2013年現在、初の「腐り姫」プレイ。

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以前チョロッと書いた「メガストア」の付録です。
日本でメジャーな通販サイトBig3の一角「Amazon」で調べてみたところ、まだ「腐り姫付録号」の在庫はあるようです。

まず、最初に。「2002年2月」発売のゲームということで今から「11年以上前」のゲームになります。
「古いゲーム」というのは「昨今のゲーム」と比較すると、画面サイズやシステム面、モノによってはボイスの有無だったり、一目で分かる違いと言えば「CGのクオリティ」なんかも大きな差異があると思います。
少なくとも11年という期間で「サブカル」カテゴリに属している「趣味」のモノであるゲームにも技術的進歩は大きく、無視できない部分は多いと思います。
何よりも「古い名作」でシステム面の不備で苦い思いをした人もいるかとは思いますが、「腐り姫」の2002年オリジナル版から後にDL販売版で何かしらの改変があったのか、不便さは感じていません。

最初、「非アクティブ時の動作なし」はヽ(;´Д`)ノ←こんな感じでしたが、開始してそれほどせずに引き込まれてしまい、むしろ非アクティブ時に動く仕様で「ながらプレイ」していたらそっちの方が悔やまれるほど濃密な内容だと感じました。
「クロスチャンネル」「七つの不思議の終わるとき」そういう独特の雰囲気があったり少し不思議な・・・、伝記的な要素が肌に合いそうな人は同じように引き込まれると思います。

とりあえず公式サイトから「あらすじ」を。

父親と妹が怪死を遂げ、記憶喪失となった主人公は、義母に連れられ、故郷の町へと戻る。そこで主人公は蔵女(くらめ)と呼ばれる、深紅の着物の少女と出逢う。

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少女は自分の妹に瓜二つだった。

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取り巻く家族や友人たちは、うわべでは彼の回復を望みながらも、罪の意識を心に潜ませている。蔵女はそんな人々の隙に取り入り、甘美な肉欲と狂気を与え、身も心も崩壊させていく。

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記憶と現実の境界が揺らぎ、喪失感と、蘇る恐怖との狭間に葛藤しながら、やがて全ての記憶を取り戻し、赤い雪が降り積もるなか、世界が死の静寂に包まれるまでの4日間。





という感じ。

「不可思議な既視感」「幾度となく続く4日間」「謎の少女、蔵女」「とうかんしきに根付く「腐り姫」の物語」「鼻を突く甘い爛れた匂い」「断片的に蘇る記憶」

ボイスは要所要所を押さえる形でしか入れられてなく、立ち絵を常用する一般的なゲーム構成と異なり背景に専用の描写を加える演出。独特の雰囲気とそれを強く印象付けるような音楽。BGVにも似たループ音声や独特の音量で表現される演出。

感じたままに言うなら「凄く迫るモノを感じるゲーム」だと思いました。
確かに最近のゲームからみるとCGのクオリティは低いのかも知れませんが「整ってないからこそ現れてくるモノ」もあると思います。
シナリオ的には「何度も4日間を繰り返す」というループモノ考察系になるんでしょうが、ループ系は長くなりがちだったりダレる要素も多かったりしますが、不思議と「長い」という印象はあまりないです。
ところどころ、確かに長いと感じる時もありますが「4日間」の密度と緩急、シナリオ自体の基本の構成姿勢とかが「重複」を上手く避けてるのが理由なのかな?と思います。

考察系なので大まかな紹介だけで済ませる方向で、あと1,2回で・・・。出来れば「Amazon」の在庫がある内に書いてしまいたいと思います。

そんなにディアナ(七海)が好きかァーッ?!

           あ た り ま え だ ッ !

七海お嬢様の変な魅力に当てられて買ったもんよw

シナリオ的には花√の方が大団円の様相なんだけど、ヒロインとしての魅力は財閥系3ヒロインは好みがあえばかなり好いセンいってると思います。

中でも妹属性が弱い自分としては七海と詩綾の好感度はかなり高いですね。

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普通の従業員、財閥関連企業や屋敷に勤めていた従業員にとって寛容であるのは雇用条件と内容。
桜咲は従者として七枷に勤めていたけれど、一般的な雇用主と従者の間柄を超えたモノを桜咲の姿勢から感じ取った七海も新生活の中で変化を見せ始め・・・。というのが七海√のシリアス部を取っ払った恋愛部分の始まり。

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お付き合いを始めても、貧乏アパートに元と花と七海の3人暮らし。薄壁挟んだ向こうには級友であり交友関係もある音羽とその弟妹の3人所帯。
なかなかどうして時間が取れないし、もとより構ってちゃんな七海お嬢様もフラストレーション溜まりまくりな感がなんとも好い感じ。

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これはそういう演技なんだろうか?声優の桐谷華さんの技量なんだろうか。
常にローテンションで一見低血圧っぽい雰囲気満々の七海のテンションを維持しつつ微妙に感情的な雰囲気も出してくるのはこれまで見てきたヒロインのどれとも微妙に異なる空気があって、時々発する突拍子もない発言に期待したりドキドキしたりと妙な魅力とクセのある仕上がりになってると思います。

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他のヒロインは作中でシナリオが進んだり感情面での起伏が進むに従って、元に対する極一般的な表現方法の「呼称」に変化が出てきます。
七海お嬢様は元に構ってもらえなかったり、他の子と話す機会が増えたりするとご機嫌ナナメになったりする、嫉妬系の要素が強い割に最後まで「サクラザキィー」的な呼称が妙に引っかかりましたw

シナリオ的には確かに花のソレには及ばなかった感がありますが、お嬢様の魅力と過程の浮き沈み(心情面でもシナリオ面でも)がシーソーゲーム的でエンタメ的には良かったです。

ヒロインの魅力的には大変満足しました。

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そっスね。一番かどうかは置いておいても、Mッ気はもうちょいあったほうが好みなんですが、まぁメインヒロインでセンターですし。
しいて言うなら「好い感じのドヤ顔」あったら、もっと良かったかなぁ。


花子(強)なのにあっさりめ。

サブタイは次回への伏線にします。

「お嬢様はご機嫌ナナメ」挟むかもしれませんが。

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花子自体は美味しいキャラだと思うけど、損してる部分が多い・・・とは少し違うか。
しいて言うならバランスがよくない。多分コレがしっくりくる。

イトコハトコでお友達。翌年には兄妹に。愛衣はいい妹キャラだと思います。

お隣に越してきたポンコツ少女。人生の背景には重い真実もあったりして、おっとりした和やか雰囲気との相性は妙味。つばめはいい幼馴染だと思います。

それに対して、愛衣の同級生。忙しなくはしっこく、テンション高めで賑々しい。それでも愛衣ほどの葛藤は無く、つばめほどの悲壮感もない。3人ヒロインで一人だけ普通要素が強すぎるような・・・。

まぁ、そんな花子主導の花子編。

先にぶっちゃけちゃいますが、花子編の愛衣とつばめはつばめ編の愛衣とつばめシナリオから見ると・・・。(´・ω・`)

そんなワケで割愛します。ヽ(;´Д`)ノ



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花子の日常は賑々しく。
子供の頃にクラスメイトの愛衣のお兄さんと知り合ってから、傍目には分かり難いかもしれないけれど、目には見えない意識的な所から変わっていた。

子供の頃、紹介された「愛衣のお兄さん」はある日、お兄さんのクラスメイトの誘いでスポーツの助っ人をしていた。
「愛衣のお兄さん」は運動が得意なようで、チームメイトから頼りにされているようでもあったし、実際にすごく活躍もしていた。幼い花子もソレ自体をすごいと思いはしたが、意識的な変化があったのはその後。
「愛衣のお兄さん」を見かけたある日、「愛衣のお兄さん」は浜辺で一人でスポーツの練習をしていた。
その時、花子は思った。「スポーツで活躍できていたのは影ながらの努力があったからなんだ。お兄さんはその努力を誇らずなんでもないようにする人なんだ」と。
それを境に強い憧れを持つようになり、「愛衣のお兄さん」ではなく「健士」という一人の男の子として意識するようになった。

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それからはこういう関係が続いてはいたが、健士は助っ人をやめていて、それと入れ変わるように花子が色々な部活へ助っ人参加するようになっていた。

健士のように活躍出来ることばかりではなかったけれど、花子は目的のために努力を続けていた。

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乳 神 さ ま ヾ(ゝω・)> 


花子は帰宅部であまり積極的に活動しなくなった健士をいつも気に掛け、応援に来てくれるように誘ってみたり、半ば強制的にでも部活動のイベントに参加せざるを得ない状況を作ってみたりしていた。

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花子の空回りはいつものことで、それはどちらかというと笑いのネタで日々のアクセントなのだけど、この花子の空回りはどこかでちゃんと噛み合って欲しいと思える。

そんな花子の日々の頑張りから健士はそれとなく距離を置き、気にならない素振りで過ごしてきたけど、花子の理解者でもある部活の先輩から花子の望んでいること、望んでいることのために努力していることの一端を聞かされる。

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一応、先輩でキャプテンであるこの人は補足説明がないと教職員にしか見えないのが難点。
基本的に引率ポジションで何か喋る時は学生らしくない事を言うことの方がメインなので、この人も損をしている部分が多いと思う。

健士にもまた、助っ人をしなくなっただけの理由があって、それとなくではあったけれど花子の意図を感じつつも、そうはしないだけの理由があった。

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それでも花子編の花子は「花子(強)」。一歩踏み込んで・・・。


ってな感じでした。

面白いことは面白いんですが、やはりシナリオの相性ってあるんだと思いました。

つばめ編では「同い年の幼馴染」のつばめが健士と一番距離的に恋愛に近い立ち位置で展開していくので、愛衣や花子との距離感が幼少期のソレと大きく変わらない。ソコからの変化はある種の王道的で実に安定感のある感じでした。

対してのは花子編。
花子は元々「友達のお兄さん」という距離的にも接点も弱いポジション。愛衣は学年が違っても家が同じで生活時間の共有が多い。つばめはベランダから互いの部屋へ行き来できるほどのご近所さんでクラスメイト。如何に主導権があってもクラス、学年が別で、家も近所ではあるけどつばめほどではない以上どうしても・・・。ヽ(;´Д`)ノ

だから花子編愛衣、つばめはそれなりに魅力があったけれど、つばめ編つばめは元より、「幼馴染になれなかった義妹」のシナリオの厚みに対して花子編のポップさではちと弱かったですw

愛衣編愛衣、つばめ、花子次第だけど、攻略順としては花子編が最初の方がよかったかもー。


ラブリーコールやっときた!

当初の予定から随分と遅れていましたが、今日チェックしたらきてました。

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待ちわびましたよ。追加ボイス。
追加シナリオも続くようですし、今後もラブリケ2はHDD常駐のようです。

ちなみに追加されたボイスはこんな感じで、基本のラブリーコールと統合&仕分けされているようです。

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じゃあまぁ・・・ちょっと・・・、呼ばれてきますわ。

ヾ(ゝω・)> 

つばめ√の愛衣と花子。

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つばめ本線を逸れて愛衣、花子と親密にすると入る「つばめ編愛衣√(花子√)」

子供の頃から一緒に過ごしてきた。
出会ってそれほど時を置かずに兄妹になった愛衣、その愛衣の友人の花子。そして健士とその幼馴染のつばめ。
4人で過ごす時間は歳を経ても減る事はなく、「幼馴染グループ」として楽しく過ごしてきていたけれど、4人の中には暗黙の了解のようなものがあった。

「いつか健士とつばめは遠くない内に、幼馴染ではなくなってもう一つ先の段階へ進むんだろう」

そういう想いが。
それでも、健士が越して来た時に最初に出会った愛衣。健士の影ながら努力していたことを知って憧れにも似た想いを抱いた花子にも「欲」があった。

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愛衣は兄弟仲睦まじい出来た家事スキルの高い義妹として。

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花子は親の趣味だったフリフリドレスを脱ぎ捨て快活な後輩として。

新学年、新しい学校へ進学。そういう節目を期に少しずつこれまでと互いの位置を変えていった。



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妹だから、多くを望まなければずっと一緒に居られる。それは分かっていたし、それ以上を望むことは「倫理的観点」では間違っているとも分かっていた。
それでも「兄」にとって「当たり前のように一緒になるであろう幼馴染」よりも自分を優先してくれる事が幾度か続けば欲が出てくる。耐え難くなる。

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ある時、健士の「つばめとの思い出」を聞かされたときに「妹」であることに堪えられなくなり・・・。


どうやら最近、実妹モノライトノベル(アニメ化2回)のTV未放送分3話があったようで、原作を少し改変した形ではありましたが、大団円で幕引きとなったようです。
アレと趣旨的には似ていました。イイ話でした。
倫理観、常識、世間体。全部同じようなものですが、義理でも実でも「兄妹」であれば避けては通れぬ道だと思います。
某ラノベではメガネの幼馴染とのガチンコバトル、修羅場を越えて後ろ指さす人も応援する人も居るエンディングでしたが、幼馴染との和解は最後まで棚上げされた形でした。

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平常運転時はポンコツ仕様の幼馴染だったけど、つばめ編愛衣√の最後のつばめは好かった。
義妹だからこそ出来る幼馴染としての見送りって感じが。
問題があったとすれば愛衣√での諸悪の根源。2人の両親のせいで2人が兄妹になったけれど、カミングアウトした時の反応が実にドライであっさり受け入れてたのが微妙な感じです。
まぁ義兄妹だからアリっちゃーアリなんでしょうが。。。




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林間学校のキャンプファイヤーのあと、花子の誘いで森へと入って見たホタル。
思い出深い光景で、いい思い出になった一幕。

しばらくして始まる夏休み。花子はアクティブなので積極的に健士に働き掛けるがダラダラ過ごす健士に合わせていたら、大きなイベントごとにも恵まれることなく夏休み終了。
残暑が残る新学期、花子のフラストレーションが頂点に達し、夏の空気の残るうちに「何処かへ行こう!」と花子主導で強制的に遠出を促される。

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計画を練って、綿密にスケジュールを決めても所詮は花子。
予定の電車と同じ方向ながらもタイミングよく来た電車に飛び乗り、気が付けば目的地と少し離れた人里はなれた無人駅。
次の電車はしばらくなく、止む無く時間つぶしをしながら周囲を散策していたら、いつのまにか名作映画「スタンドバイミー」のような感じに。
線路を伝って歩いて目的地を目指す。怪しい自販機の謎のジュースを飲んでバカなノリでいつものように歩を進める2人。

日が翳ってきた頃に目的地付近に・・・。

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普段はそんな素振りを見せない花子の本音。
それでもフリフリを着せた親の望みどおりとも少し違うけれど、十分に年頃の女の子の本音。

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花子の日常パートがもう少し・・・と言う感想はありますが、つばめ編は全体的にいい感じでした。

王道幼馴染√。
幼馴染から義妹になったから過ごせる時が増えたけど、幼馴染と同じようにはなれない√。
学年の違いで接点は他2人より少ないけれど、「友達」や「義妹」とは違う「憧れ」を含んだ幼馴染√。

どれもよかったです。

趣味かっ?!!

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というワケで第二部「財閥√」。
趣旨を少し変えていこうかと思います。

なんやかんや(この部分が面白いマネーゲーム)で一部ラストで友禅寺 鶴美を退けはしたが再びその影がチラつき始める。
まるで何かに取り憑かれているかのように権力と財力を求める美鶴の再度の野望を防ぐ為に、新たな標的とされた雪小路家の中核を担うこの人がキーマン。

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大財閥雪小路家、400兆円規模の総資産を持つ「絶対王政」の象徴たる現総帥、雪小路 達郎氏。
まぁ鶴美の件も達郎氏の「公」の部分において大きな脅威であることは間違いないのだけれど、達郎氏は「私」の部分でも大きな問題を抱えていた。

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映画「リッチー・リッチー」だったかな?超お金持ちの御曹司の家にマクドナルドがあるシーンがあるように、スーパーな御金持ち様は自宅にプールや温室以外にも色々な施設を作りたがる。
雪小路家では娘の趣味で「アニメイド」なるものがあったそうで・・・。名前の通り、あのショップを大人の事情でもじっただけの店ですw

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要するにキッカケはどうであれ、現状では愛娘の詩綾は「オタク」で「腐女子」で「乳首職人」という有様。
それを憂いた達郎氏としては、「マンガのキャラに似ている」ということからであっても3次元男子(元)に異性への興味を持って想い焦がれている事を良しとしている節。
大財閥の総帥であり、完全な上下関係を経営方針としている雪小路家の総帥は七枷家のソレとは掛かる負担も違うはずであるのにも関わらず、我が子らを大事にする人柄も持ち合わせていて、「雪小路の娘」として以上に「年頃の女の子」として心配していた。

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だからって「5億あげるから結婚してね☆ヾ(ゝω・)> 」花井と思うw

この人、良い人なんだけどねー。


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個人の主観や趣向の問題なのですが、個人的にはこの子好きです。
普段は清楚でお淑やか。見目麗しく品行方正。思いやりがあって賢くて、趣味はちょっと尖ってるけど公に出来る趣味の「茶器収集」も好印象だと思います。

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ドMなところもプラスポイント!<( `・ω・´)/




背景1 サブキャラ4 ヒロイン4 と写真の多いブログではありましたが、恐らくは初ではないでしょーか?
オッサンがヒロインと同じだけ載せられたのはwww

基本的に2部では達郎氏の存在感が鶴美と同じくらい大きいので、娘ということで詩綾に負担してもらう格好になりました。

ソレイユは前へ!堕ちても構いません!

「ギム・ギンガナム!刺し違えて倒させて貰う!」とサブタイ迷いましたが、実際の結果だけを見ると、採用したヤツの方が合う気がしました。

しかし、コレは参った。。。(´・ω・`)

「お嬢様はご機嫌ナナメ」のアイドル分岐しなかった場合、2部に当たる財閥√に入るんですが、「大事な部分のネタバレはしない」をモットーにしているので、どうにも書き難くて・・・。

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野心旺盛な友禅寺に嫁いだ七枷家次女 鶴美の野望を阻止しようと動く中で「出所不明の10億円」に遭遇。それの得体の知れなさも然ることながら、目前の問題であった「六家連判状」をなんとか阻止するに至った元だったが、「10億円」の出所が判明すると自体は急変。

何がどうなったかについては実際にプレイしてもらうのが一番いいと思います。
実際、この1部終盤に当たる「vs友禅寺 鶴美」はかなり展開的に面白かったですし、一見難しい内容のようでありながらも説明も分かり易く、最終的な落し所も納得の行く範疇でした。

そして始まる第2部。

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・・・紆余曲折あって、見事に元は失業。

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花は七枷家から雪小路家のメイドへ転職。

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元は結構な貯金があったにも関わらず、いきなりド貧乏にw

もうね。ホントに終盤の超展開で色々と環境が変わりすぎててビックリしました。
しかも、元がド貧乏になった背景にもなんだか妙に時事ネタが活きていて、中途半端なリアリティが恐ろしいw

とりあえず、2部(財閥系)に残ったヒロインを軽く紹介して次回へ繋げます。


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相変わらず何を考えているか分からない言動、行動が多いけれど、少しずつ変化が出てきたお嬢様。

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少しずつだけど、口下手、人見知りがなくなってきたもう一人のお嬢様。
多くを語る事がない。語る機会がない。というのは「秘密」が多いということでもあるのかも・・・?

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兄の影に隠れがちだけど、実はかなりの優等生で優秀なメイド。
超お兄ちゃん子でありながらも兄にだけは語れない秘密を隠している花。

兄妹だけど愛さえあれば関係ないよね!
ってのはこの娘の為の台詞でもあると思うw


3ヒロイン+サブキャラ1で11EDとか多すぎィッ?!

って攻略サイト見て思いましたw

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お隣に越してきた御家庭の娘さんのつばめは水深20cmほどでも溺れるポンコツ幼馴染。
おっとりとした性格で、ヤドカリ好き。しかもヤドカリをヤドカニと呼ぶことに事細かく訂正を入れるほどのヤドカリへのこだわりを見せるw
頭が悪いわけではないようだけど、やはりオットリ系の宿命か、迷子にもよくなる模様。
引越してきてすぐの接触であまり良い印象を持たなかった主人公の健士はそれとなく避けるようにしていたけれど、家から少し離れたところにあるところでつばめを見掛ける。どうやら迷子になったようだと言うのは健士の過去の経験(自分も迷子になったことがある)から、なんとなく察した。その時、見かけて察した時に気付いていて、そこで声を掛けていたらソレはソレまでの話。きっとそこから子供心にも出来た溝を埋めていくキッカケになったんだろうけど、健士はそのまま帰ってしまう。
日が暮れてきて、少しずつ辺りが暗くなっていくけど、隣の家に明りは点かない。
気になって気になって、それでも優しい言葉を掛けられない健士は蛍光塗料で光る服を着て、つばめを見かけた辺りまで行く。

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こういう事は誰かしらにも経験があるんじゃないか?なんて思うけど、これをキッカケに2人は親友のように仲良くなることになる。

ところがようやく仲良くなれた時に、つばめがもう一度引っ越すと言う話が出てくる。

「ずっと一緒に居たい」

そう思った2人は健士の発案で家出をする。目的地は遠い遠い神戸。
遠い遠い目的地を目指す途中。町から出たか出無いかの辺りで自転車はパンクし、雨も降り出してしまう。
進むことが出来なくなった2人は仕方なく戻ることを決めるが、「ずっと一緒に」と子供心に考えた結果、健士の父がかつて結婚式を挙げる事で奥さんと一緒に居る事が出来る環境を作った事を思い出し、2人は雨宿りをしていたバス停で小さな小さな式を挙げる。

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戻った2人はそれぞれの両親に怒られはしたが、つばめは引っ越すことなく留まれることになった。


それから10年ほどの時間が過ぎて・・・。


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つばめさんは御立派に成長されましたw
中身はポンコツのままですがwww

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結局、方向音痴なことは大きくなっても変わらず、自転車移動するようになっても2人はいつも一緒。2人乗りが当たり前で、つばめはいつもMyクッション持参。健士もそれが当たり前で、2人でどこへでも行った。
全学年合同の学校行事の林間学校を境に2人はただの幼馴染から少しずつ意識するようになって、それと平行して「いつかいけなかった神戸」へ行こうという計画も動き出す。
つばめ母の経営する喫茶店のアルバイト、原付免許とバイクの取得。
少しずつ準備を進めていく。

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つばめパパは娘Loveな良い父親。そりゃあ子供同士からの友達付き合いとは言え、男の子とお泊りで出かける事に寛容になるはずもなく、友人に口裏あわせを頼んで、いざ神戸へ。

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子供の頃に離れ離れになりたくなくて挙げた小さな小さな結婚式。
それからはずっと一緒に過ごしてきて、「一緒に居たい」という気持ちは変わらなくても、「一緒に居る時の過ごし方」が変わって来て、そうなることでこういう形になるのは当然の事なんだろうなぁ。そう思えます。


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・・・とまぁこんな感じでした。

どうやら、幼少期の選択肢で青年期の√分岐になって、そこでまたそれぞれのヒロインのEDがあるようです。


幼少期→つばめ青年期→つばめ
               →花子
               →愛衣

こんな感じだと分かり易いですかね?サブヒロインのEDは青年期によってあったりなかったりするようで、つばめだけは真EDと通常EDのようなモノがありました。



「そらいろ」で色々なブログでネタ画像が挙げられる場合は、「ヨスガにソラってろ」と「から揚げ」が代表的かと思います。

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前者はまだですが、後者はGETしました。
しかしこの画像で大事なことが一つ。

この1シーンだけなら「ネタ画像」かも知れないけど、この前後のシナリオを見ると全然笑えねぇ!
むしろ少し泣きそうになった。。。(´・ω・`)

むしろ「そらいろ」をやった人的には・・・。

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無駄にイケメンで良い事も言うのにボイス無し。そんなつばめパパ。

もしくは・・・。


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コレだろw
寝姿が妙に肌蹴てる幼馴染といえば「つよきす」の蟹とかがメジャーなんだろうけど、そこに落書きするセンス!

これこそ「ネタ画像」って感じです。

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