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Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate.


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汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ

ダンテの地獄門より。イタリア語だそうです。

門の内側へ”希望”を持って入ることがより一層の苦痛となる。だから門前で余計な苦痛を与えることなきよう”希望”を持たぬことを勧める程の”地獄”であるのか?
はたまた、助言のようでありながらも”希望”を捨てさせ入門させることで、より一層完璧な”地獄”を目指したゆえか・・・。

哲学ですね。



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ゲーム業界の修羅の国。クソゲー闊歩が極めて日常の地獄のような修羅の国。その2013年度の覇者「明日もこの部室で会いましょう」でしたが、2010年度の修羅王”前後”こと「色に出でにけり、わが恋は」との比較から始まりました。

ぶっちゃけ、”前後”は選択肢数が多い。一部ヒロインの人格が壊滅的である。ライターが面白いと思い入れた”お約束トーク”が酷く寒々しい。ということがありました。実際、プレイしていて選択肢の数はきつかったし、「前後ぉぉぉん」は素でアルカイックスマイルを浮かべましたが・・・。大手作品ということで各所に手が入っており、声優は豪華、CGやOPは高レベル。(特にOPに関しては神OPの呼び声もあります。)ということもあり、一部シーン(具体的にはエロ)はそれなりによろしいものだったと思います。
それに対して新鋭のメーカー作と言うことで「明日もこの部室で会いましょう(以下、部室)」は総合的に粗が目立ち、イベントCGも枚数的にかなり少ないので物語の起伏も浅く、結構な苦行でした。

それでも、一つ。己の業が如何に深く、如何に修羅の国に馴染んでいるかを改めて実感したのは良い経験でした。

なんせ、やってて退屈でだれていながらも「この声優さん”劣化 桐○華”かと思ったら意外と”あり”だなぁ。他作品もチェックチェック」とか普通に批評空間で探してましたしね。
クソゲー踏んでも前向きに。そういう精神が自分の中にあるとはびっくりしました。

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ヒドいヒドいとは聞いていましたが・・・。

これほどとは想像もしていませんでした。

俺はブックオフとかで100円のラノベとか買って読んだりもします。中には商業作品なのに出来としては「これでデビューできるとは」とか「コレを書いてる人の職業は”作家”なんだなぁ」と思わされるような残念系の作品も時々あります。それでもこれほどの”おぞましさ”はなかなか無いのではないかと感じました。



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まぁこのゲームではかなり有名な”バイオオチ”と”全裸生活と言う名のDV”の2大ダメ要素ですが、これはまだマシなレベルでした。

修羅の国の闇は深い。2013年度の修羅王は2010年度のそれを上回ってきている。そう実感させられました。

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真”豆腐メンタル”。

エロゲの主人公に求められる要素は多い。
多くのプレイヤーの意にそぐわない行動、思考が納得のいくものでない場合のバッシングはまるで”親の仇”に相対するソレである。

テメーのことだ!伊藤誠!

ってことで、金字塔を築いた「ときめきメモリアル」よりもより物語で純文学よりもハードルの低い娯楽として(一部に)親しまれるエロゲ文化ですが、理解を超えたナニかは相対した人の本質をも浮き彫りにしかねない。

俺のハードルは低い。それは自覚するところです。悪く言えば”貧乏舌”というやつなんでしょうね。「悪いところを探すのではなく、いいところを探そうとする」お陰でクソゲーも楽しめています。人間関係でも損よりも得な部分があるような気がします。

それでも、”受け入れ難いナニカ”はあるのです。

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喰らえっ!ベイビィフェイス!!!
・・・のようなエフェクトですが、クリア後のCG鑑賞モードの画像です。ちなみに”次の画像を見る”のエフェクトではありません。
”差分を見る”のエフェクトです。


3回目ですね。ヒロインがどうたらこうたらとかよりもハードルが低い”鳥バード”な俺が「うーん。きっついなぁ」と思った部分の回です。
多分、コッチの方が知りたいと思ったんで。

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弘法にも筆を選んで欲しい。

一定以上の身体能力を有した人の前では”種目”というもののハードルが著しく下がる場合があります。

弘法、筆を選ばず。

というのは、まぁ大体そんな感じです。
”KOTYe大賞”というのはある種の金メダリストです。正直甘く見ていた・・・。これほどの・・・。


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そんなことは無いと思います。多分君たちは”擬人化”とまではいかなくても、影響を多大に受けています。

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み・み・みらくる みっくるん♪るん♪

ク ソ ゲ ー や ろ う ぜ !

ってことで公式HPが誤字ってたとか発売前から危険臭のあったタイトルですが、まさかのKOTYeの覇者となりました。
一応、説明しておくと「ミルクプリン」と言うメーカーの作品なんですが、公式HPで「ミクルプリン」とかだったり、ゲームのタイトルが間違ってたとかだったりしたアレです。

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「明日もこの部屋で会いましょう」
あ。俺が個人的にデジカメ買ったのとは何の関係もありません。ちなみに無味な感じで非常に抑揚の無い感じが如何にも”ダメな空気”をかもしてくれています。ダメな意味で期待値が高まります。

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とりあえず、このゲームの一つの売りである”主人公の名前バグ”を解説しましょう。
基本的には「4文字以内で」名前の変更が可能なゲームなんですが、一度名前を決定後(仮決め)にセーブをします。その後、オープニングからやり直し、任意の名前(4文字以上可)を入れます。(4文字以上の場合「4文字以内で」的なのが出ます)が、再度入力状態の時点で実は名前が変更済扱いになっているので、そのまま”ロード”するとロード後から変更した名前で遊べます。

* バグ変更した名前は255バイトまでです。


まぁそんな感じで確定したクソゲーをそれなりに楽しむ感じで。

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