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不思議と「無い」ことに大きな不満を感じません。
４ヒロイン√が終わると最終√が開放されて、物語の「結び」に入るシナリオを選択できるようになります。
４ヒロインのどの娘が良かったか？と聞かれたらフロゥが良かったんですけど、それでも「萌える」というよりもＳＦの物語としてのデキが良かったようで、恋愛模様そのものよりも「種としての自我を持った機械」の心境や、種となる前の最高傑作足るしねまとの交流で第５世代ながらも第４世代に及ばない思考プログラムがあること、そういう設定上の構成の面白さが先に立つのでなんというか・・・。
「エロシーン不要」と言われるエロゲに対して「ヒロイン不要」とさえ思える。そういう感じでしたｗ
恋してないときのフローライトさんマジデジタル思考ｗ
と言うワケで４人目は妹キャラ。
ロジカルギーク・・・現代風にいうとこのコンピュータオタクになるのかな？ザックリ言うとデジタルデータを作ったりいじったり解析したりハッキングしたり・・・。
ハッキングテクのレベルで言うと警察に該当する公的機関が要注意でマークするレベル。
まぁこの家庭では男性が実務系で機械弄りとか家事全般を担当。女性陣（母篝里＆娘朗）がプログラム系担当って感じ。
「妹」というものに特に強い嗜好とかもないんだけど、ある種の背徳感に悩む主人公とヒロインは割りと好きな幹事だったりします。
「愛している」という言葉の在処。
そういうものを考えさせてくれる感じがしました。
個人的にこの「カヤ√」でしねまが薦めた映画「ＰＳ.アイラブユー」は食指が働かない映画だったんですよね。というのも、「もしも明日が晴れならば」のような奇跡も、遺された者達の新しい未来も特にないようなの印象。
若くして先立った夫が自身の死を予見して遺されるであろう妻への手紙を仕掛けと共にしたためたというこの作品。それがカヤ√で大きな意味を持ったこともあって、機会があれば見てみようと思いました。
恋するフローライト。
通称フロゥのこの娘の正式名称がフローライトだって見た時から個別√のタイトルはコレに決めてましたｗ
詩的表現を含むところの「西日のように暖かく眩いほどのきれいな初恋物語」の名作「ななついろドロップス」の主題歌ですね。
