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優しい世界の真ん中。

「カタハネ」はこれまでやったADVのどれよりも”物語としての完成度”が高かったと感じました。

それが必ずしも良いとも言い切れないが面白いところだとも思えました。

過去編である「KUROHANE」と現代編である「KATAHANE」を読み進めていくことで物語を楽しむことが出来る。EDの分岐は通常のADVと同様に”選択肢”もあるけれど、”同時進行していた物語の別視点”を選ぶことで物語を補完しつつ、新しい一面を見せてくれました。

攻略サイトとしては”ワカバ√”、”アンジェリナ√”、そして”ココ√”として書かれていることも多いようですが基本的な物語の大筋の流れも似ていて、よくあるADVの「自分を投影するべき存在としての主人公」は居ません。しいて言うなら”セロ”がソレに近いですが・・・。

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百合とかありますしね。まぁこれもこれで結構、意味のあることなんですけど。

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”悪”を決めるのは”勝者”。そして”勝者”とは”敗者”よりも長生きである。

”KUROHANE”編を見ていて思ったこと・・・。思い出したことですね。思い出したことの”1つ”です。

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SFC時代の超名作「タクティクスオウガ」。全3√なのにセーブが2個しかないのが難点ですが、紛れもない名作です。
世間ではPSP版のリメイクの評判も良いのですが、個人的にはボイス入りになったセガサターン版やSFC版の完全移植ながらもメモリーカードの恩恵によりセーブ無限化で難易度が一気に緩和されたPS版もオススメです。
最初のスクショはゲーム「タクティクスオウガ」最初の分岐点である”バルマムッサの町”で必ず主人公と逆へ行く友人のヴァイスくんの名言です。これはカオス√ですね。

簡単に説明しますと・・・。
民族紛争を描くタクティクスオウガですが、舞台となるヴァレリアという島にはウォルスタ、ガルガスタン、バクラムという3つの人種があり、中でもガルガスタンが自身らを優良種としてウォルスタ人を迫害し奴隷のように扱おうとしていました。
主人公と姉のカチュアはそんなウォルスタ人の敬虔な神父で、人々に親しまれていたことが理由となり身柄を攫われしまう。その父を救うためにウォルタ人の先頭に立つロンウェー公爵の解放戦線に参加し民族紛争の渦中に身を投じていく・・・と言う話なんですが、ガルガスタンに捕虜にされたウォルスタ人の居留区であるバルマムッサに上官と友人ヴァイスと共に赴いた主人公は捕虜たちに”武装蜂起”を持ちかける。しかし、捕虜たちは「捕虜であっても不自由はしていない。しかし面と向かって”武装蜂起”したら・・・」と難色を示す。その返答を聞いた上官は「バルマムッサの同胞を皆殺しにするんだ」という命令を主人公に下す。「ガルガスタンはウォルスタを捕らえたら殺す。やつらが覇権を握ればウォルスタの民は根絶やしにされてしまう」という風を”日和見主義”であったウォルスタ人に見せて戦線を拡大するのが本当の作戦だった。
ここで「わかりました。より多くの同胞のために犠牲になって貰いましょう」的なのと「それは間違っている!」に分かれます。
「それは間違っている!」を選ぶとヴァイス君は「何言ってんだ?同胞のために戦おうとしない連中を殺して何が悪い」となっていくわけです。

(戦争に)勝つためにどんなこと(仲間殺し)すらいとわなかった彼が自身の正当性を宣言するシーンが最初のスクショになるわけです。

「歴史が許してくれる!」

名言ですね。
敗者が「虐殺はしていない」と言い、勝者が「やつらの行った虐殺の犠牲者の無念を晴らすために剣をとってくれた諸君のおかげで勝てた」と言う。正史に残るのはきっと後者ですよね。
”力”があり、”数”が多く、そしてより”長生き”であった者が後の世に「自分に都合の良い歴史」を遺すことが出来るわけです。

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歴史上、有名な悪人とされている”アイン”。そして”将来はきっと小説家”のワカバが描くとんでもオマージュの「天使の導き」では「実は善人だったら素敵だよね」の妄想から生まれた作中の”アイン”。

多くを語ることは出来ませんが、彼もまた「彼より長生きだった彼の敵」に歪められた人物像・・・だったんだろうなぁ。

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”青の国”の人間が”白の国”で”赤の国”を相手取り白の国の重鎮であるアインを出し抜こうとする一幕。
”白の国”と”赤の国”を「ワイン」に喩えて話すのはいいセンスです。

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そうしたいこと、そうすべきこと。それに向かう方法はあるし分かっているのにそれをいない。ということ。

皆さんにもそういうのありませんか?俺にはあります。まさしくタイムリーに。

昨日今日とバイク屋に出入りしています。バイクを買おうと思っています。免許は大型まであるんです。
バイク屋に行き、車種を選び、必要書類にハンコを押して金を払う。もしくは支払うためにローンを組む。必要な用品を揃える。
これをすれば1週間経たずに再び”バイクオーナー”になれます。

でも、それをなぜか足踏みしています。理由は一部、同じなのだろうし一部は違うのかも知れません。けれど、そういう人は往々にして”居る”ということです。





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”ココ”のメンテナンスをするために旅行に出た一行は新たな同行者”ベル”という人形(シエスタ)を加えて新たな目的地を目指す。
演劇祭に出展するための脚本作り、そのための出資をセロの後見人でもある人物にお願いしたワカバはある”条件”を出されることになる。そのための新しい”目的地”。

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むぅ。”ココ”って5~6歳くらいの子供みたいなサイズなんだな。
もう少し大きいとフィクションぽくなってしまうし、これだけ小さくてもやや違和感を感じます。それでも今作で最強の”癒し”であることは疑う余地もない。



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それを”繋ぎ”にだなんてトンでもない!

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名作と名高い「カタハネ」です。
企画、原画共に笛氏なんですね。この作品中に登場する声優さんの中にも別作で原画を担当していたりするという多才な人も居るので、そういうのもあるんでしょう。
シナリオの評価も極めて高く、良い評判をよく耳にする作品ですが、雰囲気に関しては更に名作の風格の漂う”否定的な意見がほとんどない”という作品です。
ぶっちゃけ、この雰囲気は”癒し”ですね。登場キャラの一人とBGMの相乗効果で超癒されます。

ちなみに俺が持っているのは「月刊メガストア 付録DVDで1本丸ごと収録」のヤツです。

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