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恋するフローライト。

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通称フロゥのこの娘の正式名称がフローライトだって見た時から個別√のタイトルはコレに決めてましたw

詩的表現を含むところの「西日のように暖かく眩いほどのきれいな初恋物語」の名作「ななついろドロップス」の主題歌ですね。



「木漏れ陽のノスタルジーカ」の世界で機械と人の「2年戦争」が終戦して、機械人メトセラが「種」として社会に適応を開始して大体50年以上?経った辺り、これは現在の世界でいうとこのアメリカの民族情勢っていうのかな?ソレと近いニュアンスを感じます。
奴隷制度を廃止して、それまでの階級を撤廃し平等なアメリカ国民になっても当時の思いの残る者、平等化された時代に生まれて平等であることが「当たり前」であること。そんな2つの感情が少なからず残る時代と似ている部分があるのではないかと思います。

映画だと「アンドリュー」ですかね。

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同学園の同級生でメトセラでもあるぜオラ。正式名称ゼオライトさん。
各都市部にあるメトセラの施設「アーク」でも役職に就き、公私共にフロゥの先輩に当たる人なんですが、この人を始めとした幾人かのメトセラは「フロゥに芽生えた感情」に期待するモノがあることを翔太に伝えてた場面。
というのも、メトセラの人との恋愛に前例はあるのだけれど、「人がメトセラの異性型に好意を伝えることに対してメトセラが応える」というのがほとんど・・・ということ。

つまり、「好意的交流関係のある人物の要求に応える」恋愛が「メトセラの愛のカタチ」であると言えた中で、「フロゥが好意を翔太に伝え、その答えを待つ」というのはぜオラの周囲では初のこと・・・だそうです。

「羞恥心」はロジック。でも「恋愛感情」や「嫉妬心」のようなものはロジックではなく、人が持つ「本能」のそれに近い「反応」。

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そのアンバランスさゆえにユデダコ状態になったりもします。
しかもデレ始めるとクールにロジカルにデレたりする緩急も強力でしたね。

「メトセラ」という「種」として認知された機械人ではあるが、その個体数は人口の増減に対しての誕生で、生まれてすぐのメトセラは言語学習の為に特別な施設で教育を受ける。
幼年期、青年期、成熟期などの大きな境目でメトセラ社会独自の「ポイント」というメトセラ社会でだけで使える通貨を使って自身の身体を年代に合わせたモノにカスタマイズすることが「外見的成長」に当たる。

フロゥが小柄であるのは「人の成長のソレとは違い、メトセラが何らかの区切りを境に突然外見が大人になる」ことに自身で納得できなかったからで、利点がある部分ではあるけれど生命としての矛盾も孕んでいるように思えました。
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「ポイント」使用により自身の外見を変えていくことで成長の代替としているメトセラ。そのことを踏まえると「生殖器」は「製造」で生まれるメトセラには不要で、恋愛が始まるとオプションとしての「生殖器」がカスタマイズとして用意されていたりします。
あくまでも機械なので「卵子」は自己生成出来ないけれど、これらの生殖器には「性交による人工授精から妊娠」までもが可能なモノもあるようです。

これまで何本か・・・何十本かエロゲやってきて、主人公と一緒に使いたいであろう機能を備えた生殖器を選ぶ図。というのは初ではないでしょうかw

「ピュアガール」で「オナホール」をヒロイン(達)と「こういう種類があるんだー?」的なのはありましたが、なんとなくソレな印象もありましたw

「機械に自我が目覚める」というのはSF映画ではある程度の数があるテーマですが、フロゥの個別√はそれらに遜色ない面白さがあったと思います。
映像技術的には数十億とか掛ける映画に肉薄するのは難しいですが、テキスト量と根本的な作品自体の尺はエロゲのほうが自由度が高いだけに惹き込む事が出来れば十分に楽しめると思います。

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「アンドリュー」と言う映画を度々引き合いに出すのは、この時のためであったともいえます。
数年後、2つの種族の架け橋に加わる翔太とフロゥではあるのだけど、大人になりゆく翔太に対してフロゥは姿が変わらない。
メトセラのエルダー(長老)として活躍する人物も見た目は20代。
バックアップとパーツ交換で人よりも遥かに永い命がある。そういう設定への皮肉なんですよね。

「アンドリュー」って映画は、ハウスロイドとして裕福な家庭に買われたロボットが事故で自我に目覚めて人と交流していく中で人に憧れ、自身を人間に近付けていく・・・そういう映画なんですよね。
最後は人間の女性と恋をして結ばれて、世間にもそれを認めてもらいたいがために裁判や評議会と掛け合い、その過程で機械のメリットであった長い寿命を徐々に手放していく。そして最後は評議会の結論を待てずに「老衰」でこの世を去るという映画です。人間と同じ心を持つ機械の人が愛する人と人であるために「老い」を求めて「死」を求める。
終着点は違いますが、フロゥ√が好きな人にはオススメしたいですね。




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しねまの映画情報をサルベージする共通√でフロゥフラグが濃厚だとサルベージ練習やサルベージの実践時にもフロゥが参加したりする変化があります。

どうやらヒロイン好感度具合で共通√もいろいろとバリエーションが用意されていたりするようで、これは細かい方になるっぽいです。

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あとはフロゥ√で「恋愛パート」とは別にある「ラストへ向けてのシナリオパート」でかなり胸アツな展開がありました。
「そらのおとしもの」ってまだ続いてるか知りませんが、あれのラストを先取りとか予想するならフロゥ√のソレが感触としてはかなり在り得そうな感じでした。

そういえば「木漏れ陽のノスタルジーカ」のライターさんは「処女はお姉さまに恋してる」の人なんですね。
確か積んでたはずなんで、こっちおわったらやってみようかな。



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