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狂気のハドルタイム。

大変困ったことになりました。ヽ(;´Д`)ノ

「七つのふしぎの終わるとき」は「千円で楽しもう」ってことで購入からプレイ開始した訳なんですが、フッツーに面白いしヒロイン可愛いヾ(ゝω・)> 

記事数的には3~4で済ませたかったのですが、最初に個別√入りしたエリスがなんかもうね・・・。(〃ω〃)

しかも性質が悪いことにメインシナリオである「七不思議の究明と収集」が進展しないのにエリスの可愛さでSS溜まりまくりです。

まぁ見て頂きましょう。それからです。



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古くなって抜けた床に嵌ったエリスとの出会いから、互いに目的は競合することなく「七不思議探し」をしてきた智とエリスの間に互いを想い合う感情が芽生えてきて・・・。
お付き合いが始まります。(この時、友人春道とクラスメイト氷子がいい味だします)

天然系で無表情キャラ成分も微妙に含みつつ、腹ペコであったりと至れり尽くせりなエリスも恋愛経験は皆無で、思い悩んだ末に「自称恋愛百戦錬磨(平面状に限る)」の氷子を頼る。

コレが「狂気のハドルタイム(作戦会議)」のサブタイになるわけです。

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てゆーか、エリスのパジャマがツボすぎるw
なんだこの破壊力。。。。

まぁ「平面状の百戦錬磨」氷子さんが伝授した「智に好かれる秘訣」というのは・・・。

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妹キャラ。

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ツンデレ。

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猫耳体操服(ブルマ)。

ていうか、この原画家さんの描くヒロインの腰周り・・・好みです。(〃ω〃)
(* ゚Д゚)<(ブルマよりも直穿きスパッツにして欲しかった!

ここまでやって、ようやく智が「萌える」よりも「反応困る」と言うことに気付いたエリス。氷子に頼るのはやめて、素の自分で思うままに・・・。


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結局のところ、元々が魅力的なんだし素のエリスも凶悪極まりない破壊力なんですよね。

シナリオとも無関係で、単純にエリスの恋愛パートだけでSS溜まって書いた記事なんで、素のエリスの「あーん」とか「微妙にヤキモチ」とかそういうのはカットしました。



まぁこんな感じなので、ついつい勢い余って記事にしちゃいました。
深夜のテンションってちょっとヤバいですよね☆ヾ(ゝω・)> 

エリスの可愛さに共感してくれる人が居たら幸いですw
そんなこんなで「カテゴリ」も「千円で楽しもう」から「千円で楽しもう。七つのふしぎの終わるとき」に変えちゃいました。

七穂と七つの時計と七不思議。

共通√後半でようやく最初に立ち返り、七不思議を集めることが趣味という目的から別の形になり始め、そうなることで七不思議のより深い処に関わることになってきました。

とりあえずは紹介出来なかったこの娘。

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時任 七穂
昭和20年の頃に結核を患い、当時は治療がこんなんであったため、自身の体質「時間に関わる様々な事象を操れる」を使い、自身の分身に「力」を分けた七つの懐中時計を託して自分も七不思議の一つ「おやすみガーデン」という時間の静止した中庭に隠れて、治療法の確立した時代に目覚めることに賭けた。
分身が七穂の休眠後にどのような行動で何故懐中時計がバラけた状態で学園に散ってるかは不明ではあるが、七つの懐中時計・・・つまりは七不思議を全て集めて「力」を取り戻し、昭和20年の自身の時代へ返る事を望む。

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主人公 智は七穂を元の時代へ返すために七不思議を解明して集めるために行動を始める。

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そうしてようやく4ヒロインが一同に会することになったわけですが、この時点で解明されている七不思議は3つ。
智の「思い出アルバム」
ふみの「まっくろ新聞」
七穂の「おやすみガーデン」

七不思議探しがこれまでの趣味や探検ごっこのような「お遊び」から大きくニュアンスが変わった事と同時に、「おやすみガーデン」の解明の瞬間を監視していたグループに目をつけられる。

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学生会長 優姫とその一派。つまりは学生会。
彼女らは近年、何らかの方法で七不思議を入手し、それを合議のもとで行使し学内の治安活動に用いてきた。
その彼女らからの新聞部を中心に七不思議を捜索する智らへの要求は「七不思議の共有と合議制の元で管理する事」
智らはコレに反対。これにより「七不思議争奪戦」が水面下で開始されることになる。

ずっと前、恐らくは七穂が「おやすみガーデン」に入ってからしばらく後以降、学内には「七不思議に関する七つのルール」が噂されてきた。それが「争奪」に関してもルールと言って差し支えない感じ。
1.七不思議は少女から少女へ伝えられていくこと。
2.七不思議を知る少女は七不思議の事を口にしてはいけない。
3.七不思議の話題になるとき、「しーっ」と注意する。
4.七不思議を言い当てられた時、時計は力を失う。
5.七不思議の持ち主を言い当てた者は、七不思議の主となる。
6.七不思議の持ち主は、人知れず七不思議を広める義務を持つ。
7.掟を破れば、死神が大切な物を奪うだろう。

補足。
*七不思議の所有権は一人ににつき一つ。
*智が所有者になっている時点で「1番目のルール」は曖昧なものだと思われる。また、智の前の所有者である祖母も学生ではなく教諭として在籍していたので年齢制限も曖昧なものだと思われる。
*「2番目」と「6番目」は矛盾を含んでいるが、具体的な表現でなければある程度の表現は許容されている模様。
*「4番目」の補足、所有者が所有する「七不思議」の名称も当てなくてはならない。
例:「智」が所有している七不思議は「思い出アルバム」ですね?等。
*現在確認されている七不思議の効果が使える時間は午前九時から午後七時までである。学内限定の七不思議であるから、学校が機能している時間帯、学校の敷地内に限定される模様。

つまりは力ずくの奪い合いではなく、知恵比べのようなニュアンスになる。
この演出がなかなか面白い。表向きは平穏な学生生活。しかも全寮制の学園なので生活時間帯や場所の多くを共有する。その中で「相手の七不思議の特性を理解しつつ名前を探り、明確に所有者に質問をする」というもの。
しかも、「質問されればアウト」ではある場合でも、質問自体をされなければ答えが分かっていても七不思議の奪取にはならない。

結構面白いですよコレ。
そもそもの七不思議のルールが面白い。特性もいい感じ。

あとはサブキャラもいいですね。

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左が智(主人公)。真ん中が一見女子にしか見えないけど健全な男子のリドリーくん。右の長身が学生会長の弟の春道。
真面目っこで微妙にナヨナヨしてるリドリーくんはネタ系キャラ。
普段は馬鹿全開な春道は実は結構考えてバカやってる地味に奥深いヤツ。

しっかし、なかなかに意地が悪いルールですよね。
基本的に秘密で探さなきゃいけない七不思議(二番目の規則)なのにグループは5人。七不思議は一人につき一つ。

ルール違反者には・・・。

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いやはや。これは後半戦どうなるか楽しみです。

「もしも明日が晴れならば・・・」って言わないのかよ!?Σ(゚д゚;)

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最終の明穂√終わりました。名作の名に恥じない名作だったと思いますが、どうやら攻略順を間違えたようで最後はちょっとモヤッとしちゃいました。ヾ(ゝω・)> 


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園芸部の喫茶店も盛況。その合間の休憩を明穂と過ごすことにし、お一人様でも楽しめそうなとこを一緒に楽しむ。友人の部活出店の人員確保に借り出されそうになるところを逃げ込んだ先のオバケ屋敷でリアルオバケの明穂が他の人にも見えてしまい、噂になっちゃったのはご愛嬌。

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この学園祭を境に明穂の存在が薄れていき、徐々に幽霊としても弱弱しくなっていってしまい、避けられない「その時」が近づいていくのを否応なく感じさせてくる。
そんな中でも2人は出来るだけ一緒に過ごそうと思い、「明穂が生きていたなら夏にしたかったこと」を少しずつでも積み重ねて思い出を作っていく。

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冬の足音が近づく中で、海へ行き、家の前での手持ち花火をし、季節外れだけど、楽しく過ごしてきたけれど。
千早の言うように明穂が最終的に薄れて、声が聞こえなくなり、存在が視認できなくなることが現実味を帯びてきた時、一樹は明穂が成仏してくれるようにと身を切る思いで明穂を無視し始める。自身の存在を「もう亡くなった者」として扱うことで、明穂が最初の想いを曲げて成仏してくれることを望んだ。

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残り時間が目に見えて少なくなってきていた明穂。その懇願と明穂を思って素っ気無く振舞った一樹。それが明穂の為にならないと分かっていても、それでも・・・。

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オチとしては・・・。(´・ω・`)
正直、明穂√のオチには期待していましたが、オチのクオリティで言えばつばさが頭一個抜けている感じでしたね。
あえて終えた後の攻略順で言えば・・・・

綾乃→千早→明穂→珠美→つばさ

かな?好みで珠美を後半に回しましたが、つばさ√が素晴らしかったと思います。
しかし、見落としがなければ明穂√には「もしも明日が晴れなら」がなかったような・・・・?
このフレーズの破壊力で言えば千早が強力でしたが、つばさの場合は「晴れ」の言葉通りに「晴れやかな気持ち」になれる使い方だったのも最終√に相応しいと思います。

学校に七不思議ってありましたか?

・・・というわけで、新しい記事のネタとして「千円で楽しもう。」ってな事を始めようかと思います。

これが「低予算でエロゲ始めてみたいな」と言う人の役に立てば幸いです。

まずは大事なルール説明。

1.トレーダーの通販サイト、amazon等の一般的な通販、もしくは秋葉原などでメジャーな店舗の店頭販売価格で1000円以内で買える物をメインに扱う。(セールも可)
2.超が付くメジャータイトルの1000円以内は極力避ける。(つよきす、ショコラも初回販売版は今や1000円以内で買える模様。)
3.最低限、OSはXP以降に対応しているもの。
4.セール対象は含むが、雑誌付録等は含まない。


こんなとこでしょうか?それでは一発目いっときます。



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七つのふしぎの終わるとき


主人公は祖母の母校である学園に入学することが決まった時に「壊れた懐中時計」を貰うことから物語が始まる。

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この「壊れた懐中時計」には意味があり、学園に代々伝わる「七不思議」に深く関連したものだった。
「懐中時計」の意味、「七不思議」の特異性を知った主人公は「七不思議」を追い始めて、同じように「七不思議」を探していた人や関わる人と交流を深めながら、その謎に近づいて行く。

といった内容。ヒロインは4人。

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この4人がヒロイン。この時点である程度は表現できてると良いけど、かなり画面はきれいです。立ち絵は元よりイベントCGのクオリティもかなりのデキだと思います。
あと、バストサイズは全体的に小さめな印象で今のトコは俺得。

まだ触り程度にしかやってないで、ヒロイン全員も出てきてなかったり、七不思議も探し始めますよー?って程度。

とりあえず出て来てるだけのヒロインだけ紹介。
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学園長代理にして学生。学生会長とは別な感じ。基本的に寮母に近いような?ポジションなのかな。寮の備品なんかもプライベートな時間を使って買い出したりと真面目な生徒さん。主人公とは「七不思議」に関わる以前から交流が多い。

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新聞部部長(新聞部は部員1名)。新聞部として「七不思議」に関する記事を書き、歴代の新聞部が追い続けてきた「七不思議」の全容解明を目標に活動する。新聞部部室に寝袋持込で巣を作っていたりする。あと目が良くない。例え話が好き。

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床に嵌ってた少女。転校生らしく、全寮制の学院ながら正体不明の少女。学内時計塔に勝手に私室を作り、お茶してたりする。お茶しに来る人間は学園長等。ちょっと天然系で会話が繋がらない時がしばしば・・・。食べ物の好みに拘りがあるようではあるが、食べて美味しければ「こだわり<味」である。つまりは自由人。

時任さんは開始直に出てくるけど、いわゆる導入のフックで「謎の場面」のままで普通の学園生活の場面に切り替わっちゃうからカットしときました。

今のところの感想としては「かなりいい感じ」ってとこでしょうか。「学園七不思議の解明」ってのはやはりワクワク感ありますよね。それなりに歴史ある学校に通ってたら「七不思議」って結構ポピュラーなネタですし。なによりも「七不思議」の特性が面白い。普通の「七不思議」は場所指定の怪奇現象だけど、この学園の「七不思議」は「人に憑き、憑かれた人は「七不思議所有者」として七不思議を使える」と言う点。微妙にネタバレになるけど、主人公:進藤 智くんの祖母から貰い受けた七不思議は「想い出アルバム」と呼ばれるもので、所有者が撮った写真を任意のタイミングで現在の状態を写す事が出来る。というもの。
シナリオの方向性もこんな感じでフックとしては結構良い感触で、ヒロインも現状目立つアラもないようなので、期待値は大きいです。

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ところでメインヒロインの1人。止山 ふみさんですが、どうやら普段はコンタクトで生活してるようですが、この娘は常時メガネとかに出来ないモンですかね?
このメガネ娘、ドストライクなんですがね。(´・ω・`)
発売から1年以上経っているタイトルなので今更「メガネパッチ」とかは出ないんでしょうけど。。。。。(´・ω・`)
知的メガネ娘っぽい雰囲気ながら微妙に自信なさ気なか弱い感じがいいですよね。ふみ自身は割とクール系知的キャラですが。。。
第一印象では初対面で腹ペコキャラだったエリスも好印象でしたが、このメガネふみ・・・ホントに常時メガネ化できんもんかな。



ちなみに購入はトレーダー公式サイトからリンクされている

「中古ゲーム通販.com」こちら⇒ http://www.chuko-tsuhan.com/で通常価格980円でした。

今のトコ、安く叩かれるほどのアラもないようだし、完成度自体高い印象なんだけどなぁ。
ちなみにエロゲー批評空間では80点弱なので良作以上であると思えます。(個人的に70点以上で可以上判定)

不思議と一番ギャルゲーらしい。

死別した彼女の霊、義妹、神様、拝み屋女子校生。そんなヒロインの中で考えて見れば2番目にまともな肩書きなんですね。

「お天気雨」では好きなサブキャラだっただけに期待は結構ありました。

湊川 珠美√。

学園祭を境に薄れてきた明穂が成仏するための心残りとして一樹に告げたのは、一樹が自分以外の誰かと付き合い始めること。

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とか言って見たりする珠美。ただ、この案では現実的に明穂が成仏するだけで、誰も彼も悲しくなるだけってことで、霊体の明穂をより理解するため、理解を深める手段として「拝み屋稼業」を見学してみることに。
最初は珠美から薦めたモノの、時に危険なこともある仕事。それでも一樹は珠美の仕事、主に特定の霊の所在が分かっている場合はその霊の成仏を促し、特にそういった情報がない場合は夜間の見回りをメインに活動を始める。


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「来たかったら勝手にどうぞ」から・・・。

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と、元々人付き合いが苦手だった珠美も徐々に慣れてきてくれた・・・というかフラグ立ちましたw
ここでこの交流を面白く思わない人が・・・。

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つばさの中の修羅が。。。
一樹は受験生で、時期的にも中間考査も迫ってきた頃の夜間見回り。留年さえしなければ卒業後は拝み屋一本に絞り込める珠美と違って一樹は受験も控えていた。
見回りの後も自身の勉強をこなし、寝るのは早くて深夜、長引けば明け方になることも増えてきた。そんな一樹の生活を見て、つばさが珠美に・・・。

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拝み屋としての夜間見回りがキッカケであったけれど、いつしか見回りのときには「刀」ではなく「夜食の弁当」が普通になってきていた。そのことをつばさに指摘されて言葉に詰まり、挙句に「親友」と「好きな人」を秤にかけるように問い詰められる。


意外なことにここまでの3√で一番普通の恋愛って感じでした。
明穂と千早が衣替えしないのもあると思うんですが、珠美とつばさの秋の装いもいい感じでしたしね。
ヒロイン中、唯一別居してるだけに出番が少なかったような気がしないでもなかったのが残念です。

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デレると関西弁とのコンボが強力です。

もっと方言に特化したゲームがあってもいいと思う!

もしも罪の重さを誰かが定めてくれたなら。

それがどんなに重い罪であっても、赦される時がくれば受け入れられたんだと思う。

罪の重さを自らが決めて背負った場合、その時が来ても・・・。



重いです。夏の暑さとシナリオの重さで鬱っぽい感じになりました。ユメミルクスリの白木あえか√も相当ヘヴィでした。星空のメモリアの夢√もしんどかったです。でも、それらと比較しても重い!

そんな・・・

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千早√。

もうほんとにイロイロしんどいです。疫病神として合歓の木に封印されてきた今作の舞台、姫宮と縁の深い疫病神の千早。
一樹と明穂の恋路への嫉妬?羨望の想い?が明穂に災いし、病気で他界する原因にもなっている。当の本人は思う所があったのか、そのことを許してしまう。一樹はやるせなさはあるものの、千早自身を責めると言う事もなく一緒に生活する上では円満であった。
そんな中、千早自身は許されたとは言え、責任を感じて献身的に役立とうとし、その健気さが徐々に一樹の胸を打つ。

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ある意味、というか思いっきり鳩羽家の不幸の中心であり現況でもある千早に明穂が望んだことは「元気で明るく過ごすこと」。自分が死なせてしまった人間の前で「笑え」とはまたかなり苦行だと思うけど、まぁ明穂自身に悪意はないんだろうね。
明穂の願いでもあり一樹の願いでもある事から出来る限り「そう」であろうとしていた千早にも精神的な限界が近づく。
同時に徐々に存在感が薄まっていく明穂が千早に霊力を分けて貰ったことで霊体としての体力にも限界が訪れる。

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霊力を消耗しすぎた千早は昏睡状態に陥り、人間で言う「絶対安静」になる。安静にしていれば回復すると珠美に助言を貰うも、既に一樹にとっては大切な存在になっていた千早。
千早に対して、人間の病床に伏した時と同じように献身的な看病を通して一樹はその気持ちがより明確なものになっていき・・・。

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千早と一樹の想いを見て取った明穂もまた先へ進む決意をする。
千早は一樹が好き。そのことはもう偽ることもなくなり、明穂もそれを認めて旅立ったが、千早は結果として一樹を拒む形を取る。
昔々、千早がまだ人であった頃の罪の意識が未練となって千早を死後、幽霊としてこの世に留まらせ、周りの意志と本人の誤った自覚が千早を疫病神に変えてしまった。その頃の罪の償いを千早自身が終えていない。終えることはきっとないのだろう。罪の償いを済ませていない者には幸せになれるようなことがあってはならない。
自分のせいで不幸を被ってしまった人、それに縁のある人達の憎しみを受け止め続けなくてはいけない。
人の悪意の捌け口であることが疫病神の勤めであると。

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500年前。千早が地主の娘であった頃、流行り病に犯されていた。
伝染性のある病の為、離れに隔離されていて、身内の極限られたものだけが食事と薬を届ける時だけ面会するようにしていた。
そんなある日に千早と年の頃の近い少年が迷い込む。近所に住む男の子で、買ってもらったばかりの鞠で遊んでいる時に、鞠が誤って離れの敷地に飛んでいってしまった。それを探しに来た男の子。彼はイツキと名乗り、病で離れに隔離されている千早と友達になり、外へと遊びに出るようになっていた。2人は仲良くなり、よく一緒に遊ぶようになっていた。
そしてイツキくんと「もしも明日が晴れなら」と出かける約束をした。
でも、イツキくんは晴れたのに来なかった。次の日も次の日も、その先もずっと。
気になった千早は看病に来た母に近所で変わったことはなかったか?を聞いた。

近所の男の子。千早と歳の近い子が流行り病で亡くなったらしい。噂では千早が移したんじゃないか?なんていってるけど、そんなことは・・・。

人の口に戸は立てられぬ。噂は広まり、近隣で流行っている病は千早が原因なんて風評が出回り、住人達は恐怖と怒りから地主の娘であっても殺してしまうべきだと強硬手段に出た。

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こんな過去を過ごしてきた千早を赦し、受け入れて、自身で背負ってしまった罪の意識を解きほぐして行く。

そんなシナリオでした。最終的にハッピーエンドにはなります。
それでもそれを差し引いても、千早√は重かったです。
自身で背負った罪もそれを償うことも非常に。

あまりにも精神的に疲弊したので、ここらで軽く間に挟みます。
明穂、珠美√はちょっと間を置いてからにします。



以前、新しいネタを考えてみたことがありましたが、続くかどうかは別として、実装してみようかと思います。

題して


「1000円以内でなんか面白そうなゲームをやってみよう」

です。

「哀しい」とも「嬉しい」とも違う涙。

そんなものが溢れてしまいました。

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つばさ√。
2章で姉と恋敵とかいて「ライバル」と読む関係になったつばさ。学園祭でメインヒロインに抜擢され、一樹らに自宅での練習に付き合ってもらって学園祭の準備を進めていた。
そんな時に演劇部で事故があり、主役の人間が怪我で降板を余儀なくされる。もともとの人数が少なく、専属の裏方にも人手が割けない有様だった演劇部一同は途方に暮れた。・・・が、メインヒロインのつばさの練習に付き合ってたこともあって一樹は主演の台詞を一通り覚えており、急遽助っ人にして主演となった。
学内練習、自宅練習と時間の共有も増えていった。

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少しずつ歩み寄る想い。強くなる想い。
学園祭前夜、ついにその一線を越える。でも、言葉には出来ない想い。

それでもいつかはその日が来る。

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明穂が居なくなったからつばさ。ではなく、明穂が居て、つばさがいて、他のみんなもいて、それでもつばさが好きだと想えるようになった。

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嬉しいけれど喜べない。喜んではいけない。自分が選ばれたことを「勝った」事実を自分の中に認識してはいけない。
つばさは明穂が消えたことを想っていた。

姉なら?明穂ならどう一樹と過ごしただろうか?告白され結ばれてからも思い悩んでいた。

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千早も帰るべき場所「合歓の木」に戻る決意をし、家にはつばさと一樹の2人だけが残された翌朝、一樹の前には彼女が居た。つばさに乗り移った明穂。

明穂を名乗りながら、どことなく明穂然としていない明穂。
そんな生活がしばらく続いた頃に2人はデートで海へ向かう。

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この辺は語るだけ野暮。説明しようとしても蛇足にしかなりえないのでSSだけで。
この海辺のシーンは。予想通りの流れで、予想以上のまとまりでとても綺麗な話だったと思います。

つばさと明穂の背中合わせの会話はとても快い感じがしました。




先日、知人に「PSアイラブユー」という「もしらば」と少し似た映画を薦められました。

でも観てません。始まった時点で死別したカップルが他界した相方の手紙を元に足跡を追って、その想いを再確認していく・・・といったような内容ですが、ゲームのように奇跡もご都合主義もないのなら、それはただ悲しいだけの話のような気がして観る気がしませんでした。
全くの余談ですが、俺自身も前カノとは死別してますしね。
でも、「もしらば」やってたら観て見るのもいいかと思えてきました。

まぁタイトルで何か思うところがあるなら、「もしも昨日が選べたら」って映画のタイトルは本当に沁みましたが。
まだ心境的に「もしも明日が晴れならば」とは思えませんが、そのうちそう思えるようになりたいですね。

もしもヒロインが増えるなら。

夏の残暑も過ぎ去って衣替えの季節になり、学校は学園祭の準備で賑わい始めてきた。
部員数1名+幽霊部員(明穂)1名の園芸部は活動の目処がないためにクラス展示とつばさの所属する演劇部の手伝いに駆り出されていた。

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友人の直之くんはサッカー部で普通に部での出店もあるのに駆り出されていたし、委員長は結構ゴリ押しして人手を集めていた模様。3年生って事もあって、最後の学園祭をなんとしても成功させたかったんだろうね。
ただ、部長(委員長)は主役でもヒロインでもないんだが・・・。

そんな学園祭の賑わいの中で一樹も感化されて、部員数の居ない園芸部でも何か出来ないか?と動き始める。
息子の実くんの一件で交流の生まれた榎本教諭が学園祭担当にもなっている教員であったことも幸いし、申請関係はすんなりと受理され計画を近しいメンバーに明かして活動をかいしする。

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つばさは演劇部のヒロイン役に大抜擢で忙しく、一樹もクラス展示と演劇部の助っ人からは抜け出せず、珠美を含めて千早と明穂では学内での活動は難しい中、演劇部のトラブルに一樹が助っ人と平行して対処することで直之くんを貸してもらえる事に。直之くんはサッカー部もあるのになぁw

そして迎えた学園祭当日。

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園芸部の喫茶店は当初一樹の思い描いていたモノから責任者が珠美にシフトされたことで「喫茶店」以外の部分はほとんど別物にw
メイド服の発案、作成は珠美さんw地味に家事スキルも高く裁縫も出来て、運動も出来る珠美さん。数学はアカンらしいけどw

そんな感じの5章でした。

この頃から水面下での変化も徐々に頭角を現し始め、物語はエンディングに近づいていきます。

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一樹と一緒に夏休みを過ごしたい。

明穂の未練は少しずつ満たされて。四十九日が明けて、一樹が明穂の霊を認識してから40日。その存在が薄れていった。

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明穂が消えてしまう時ってすごく寂しかったです。
一度は死別した恋人ともう一度別れなくてはいけない。想いあってても大きな隔てりがあって。その2度目の別離が互いの意思で決められると言う事が残酷でもあって、余計に先延ばしにしてしまおうと望んでしまう。

一樹を好きでいる周りの娘にも残酷ですよね。
死人が未練がましく纏わりついているようにも見えるんでしょうね。とくに明穂を視える人からしたら尚更。

そんな中、明穂が見えず、一樹を想ってた人が居ます。


委員長です!


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ここで初めてフルネーム知りました。ヽ(;´Д`)ノ
中の人が好きなので応援していたんですがね。まぁCGとかシーン枠の配分でEDがあってもヒロインではないと知っていましたが・・・。(´・ω・`)

中の人的には「乙女系キャラ」よりも「お姉さん系キャラ」の方がやりやすいと言ってましたが、個人的には「乙女系キャラ」路線は全然アリだと思ってます。スマガの「川嶋アリ」とか。



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こういうEDも結構好きです。

やましいゲームのアレやコレ。

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「やましいゲームの作り方2巻」

新ヒロイン追加。ということで、まぁ「続いたら読みたいなぁ」と思ってたラノベで、新刊出ても飛び付かない方向でしたが、ちょっと調べたら飛び付くネタがあったので買いました。

新ヒロインは「ゴスロリ・金髪ツインテ・ロリっ娘(18歳)」。メインヒロインの平栗さんが「ダブリン(1巻ではダブリータ)」という留年ヒロインって珍しいタイプでしたが、新しいヒロインは「ノンフィクションベース」だそうです。
実在の人物の写真をベースにキャラデザも決定したらしいです。中の人は40歳前後のオッサンなんですがw

新ヒロイン「中田 ろみ子」コンシューマゲームのシナリオライターにしてディレクター。PNは「山田わん」。
そーですね。あの人公認らしいです。個人的にもあの人のラノベとゲームシナリオはスキです。
「AURA」の映画化、楽しみです。

肝心の内容ですが・・・。

父子家庭の息子が口喧嘩から家を飛び出し事故に遭う直前、父親が息子を庇い他界。しかし父は息子の身体の所有権を獲得し、息子本人は乗っ取られた自身の身体に間借りしている「頭の中の声」状態。
父 龍介は息子 忍の同意で自身が手掛けていた仕事「エロゲ作り(シナリオライター)」を引き継ぐ。それと同時に学校生活も共有し、生活の時間を共有することでこれまであった父子間の溝を少しずつ埋めていく。
マスターアップを境に事態は大きく変わる。忍が自身の身体の主導権を取り戻し、隆介が「頭の中の声」になる。
立場逆転で喜んだのも束の間。忍と龍介が肉体の主導権を交換し合う度に龍介が記憶を失っている事に気付く。大切な記憶も失われていく中、龍介の会社にまたしてもトラブルが。会社のメインシナリオライターを失ったことから、会社を守ろうとした旧知の社長はとある下請けの仕事を請けていた。しかしその仕事の「シナリオテキスト」の出来は燦々たる物で、このままでは意図的にクソゲーの発売を黙認してしまう事態に。
そこで新人ライターの忍、記憶を失いつつあるマニアックなファンを抱える故人中年ライター龍介、龍介の熱狂的な隠れファンにして本作ヒロイン(ダブリータ)平栗美里、元請けの敏腕ディレクターにしてコンシューマADV界の鬼才「山田わん」こと中田ろみ子。の4人5脚の始まり・・・。

というもので、ろみ子の存在自体も元の人の関係もあってそこそこ注目されていたみたいですね。
名前、PNなんかも元の人を知っていれば「ニヤッ」としてしまう感じでしたが、実際のトコは普通のゴスロリ金髪ツンデレって感じです。初登場の「ないわー!」ってキャラが膨らんでたら好い感じだったかも。普通のツンデレとかってどうなんでしょうね?ロミオ氏のイメージ的に「普通」ってちょっと繋がらない感じです。

とりあえず面白かったです。

んー。エロゲってテーマとヒロインの平栗さんは和み要素って感じなんですが、全体的に見るとシリアス傾向の強い感じです。1巻の終盤の盛り上がりよりも2巻の終盤の方が「泣き」要素強いです。
著者の荒川 工氏も以前はエロゲシナリオを書かれていたそうなんで、機会があればやってみたいです。

拝み屋に大切なこと。

「魔法使いに大切なこと」はソラちゃんもユメちゃんも好きです。

4章は湊川 珠美。職業は高校生にして拝み屋。

事の起こりはつばさと明日穂のわだかまりも解けて、千早も一家と学内での生活(不法侵入)に慣れ始めた頃の下校時。

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明日穂が「みのるくん」と名乗る男の子の幽霊を発見。
聞けばつい今しがた「交通事故」で死亡したらしい少年。明日穂の経験から幽霊になってからしばらくは「自身の死」を理解出来なかったことから、幽霊の先輩として一時的にみのるくんを預かることに。

事情を聞いた珠美は経験上、早い段階での「始末」を薦めるが一樹らはみのるの未練を探して「成仏」して貰いたいと説得した。

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そして珠美直伝の明日穂による「幽霊の心得3か条」を始め、念動力や幽霊としてのメリット、デメリットを教えつつそれなりに楽しく過ごす。
そんな楽しげな生活も長くは続かなかった。みのるくんの身元の判明。本人は意図的に明かしていなかった彼の身元は一樹らの学校の数学教師の1人息子だった。
父子家庭で仕事熱心な父。みのるが家庭で採る食事は店屋物が多く、1人で食事をすることが多かった。父子の間の会話も少なく、その多くが電話によるものであることも分かってきた。

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珠美の危惧していた通りのことが現実になってしまう。
みのるの未練は「家庭をかえりみなかった父への恨み」。つまりはみのるが悪霊であって、元々が「幽霊」ではなく「小康状態の悪霊」であった事を意味していて、珠美が退治に乗り出す。

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「拝み屋」として霊魂のルールから外れたモノを多く見てきた珠美は孤独であろうとした。人とは関わろうとしない。「輪」を外れたモノは「拝み屋」として「輪」に戻す。
そこに感情があれば決心を鈍らせる。成すべきことを出来なくてしてしまう。
一樹はそれを良しと思わず、みのると榎本教諭の生前の溝をなんとか埋めようとする。生前出来なかった事を成そうとして・・・。


そんな4章でした。
「晴れときどきお天気雨」で大人になった珠美さんを見ているだけに将来が垣間見えたエピソードでした。

4章と5章の間にはオマケ?的なシナリオ、4.5章がありますw
一樹のクラスメイト、直之の自宅の模様替えに際して直之秘蔵の「Hな本」を一時避難させる為に一樹に託す。託された一樹は凡ミスにより下校中に明日穂、つばさ、千早みバレて没収されてしまい・・・。

このオマケシナリオに必要性は感じなかったけど、面白かったです。

没収されたエロ本をキッカケに「つばさの自慰」「正妻明日穂との愛の営み(未遂)」「千早の腫れたところは擦って治す」「珠美、明日穂に憑依されて一樹にドキドキする」の4本立てはなかなかどうして重い話が続いてたところに好い息抜きになりました。

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