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今年は狙ってたとはいえ、特色の強いモノばっかやってたような気がします。
もしくは定番安定のオーソドックスですかね。
今年度、やった中で一番特色が強かった。そう感じるのは・・・。
「私は私のまま、誰にでも変われる」です。
そういえば戯画さんの新作「ハルキス」で”盗作”の話が出てましたね。真偽のほどは確かめては居ないのですが、この業界では時折”盗作”や”トレース”の話題が出てきます。
テキストの盗作はまぁ明確な比較が可能なんですよね。あとトレースもそうですね。足すか引くかはするんでしょうが、基本の構図は残りますからね。
では、「露骨なパロディは？」と疑問に思うことがあります。
製作監督が支持したら罪はそこにいくのだろうか？
ライターがそのようにテキストを書けば罪はそこに行くのだろうか？
やはり、描いた人のとこに・・・なんでしょうかね？
商業では「露骨なパロディ」にも”Ｐｉ－音”入れて不要なイザコザを回避しようというメーカーもあります。そんな中、バキの克己の「中国拳法から正々堂々パクる！」のように！Ｈ×Ｈのキメラ蟻編のレオルのレンタルポッドのように「他人の能力を借りて使う能力」のように、真っ向から堂々とパロってるゲームがあります。そんな中でも特にストロングなスタイルなのは「私誰」だと思います。
ではまず、どんなパクリ方したのかもう一度、今一度。
まいっちんぐ マチコ先生
ＪＯＪＯの奇妙な冒険 スターダスト クルセイダース（第３部）
遊戯王 デュエルモンスターズ
アカギ（カイジかも？その他 福本作品）
これでも一部です。講談社、小学館、集英社、竹書房、秋田書店とかもあるんですかね？まぁ大手出版の講談社、小学館、集英社相手にこれだけ”隠す気 ０”の堂々としたネタをブッこんでくるのも凄いです。
「女騎士さん、ジャスコへ行こうよ」で著者の伊藤ヒロさんは大人の責任としてイオングループに正式に「ジャスコ」の名称の使用許可を求めたネタがありました。あの人も元はコッチ（エロゲ業界）の人だったのにね。
この”エロ”、”ネタ”、”キャラ”全てに遊びがふんだんに盛り込まれた「私誰」にも唯一、正式にオファーを出して採用されている企画があったのも忘れてはいけません。
メインヒロインの特殊能力”変心”。氏名やその人の特徴を知ることで”その人の心を転写出来る能力”を使ったネタですね。
これはマジでイノグレさんに協力して貰い、あちらさんの原画家さんの協力の下で作られているんですよね。ちなみに声優さんも協力してくれています。
いや、しかし本当に凄かった。
言葉にすると本当に”混沌”とした作品でした。
バスガイドさんとの大人と学生の綺麗な恋愛、ただし女体盛り＆ＳＭあり。
新婚女教師との不倫ＨにＡＶ撮影、青姦（昼間）にやはりＳＭ。
アイドル同級生との飲ませて酔わせてなし崩しＨからのＳＭ。
男好き同級生との複数プレイ。
幼馴染の自殺とか真相√、陰陽師とかも出てきて、あとＳＭ。
基本的にエロはＳＭ方向で普通の縛りや叩きより一歩進んだモノがあって、そのくせ最後は綺麗にまとめようとしつつ幼馴染の自殺で〆るという鬼畜さ。
やっててこれだけ一喜一憂したゲームも珍しいですね。良作とかになれば一喜一憂は間々あるんですが、デンプシーロールのように左右に振られながら・・・ってのはなかなかないです。
新婚女教師のＣＶが一色 ヒカルさんだったのもいいですね。キャラ的にあってたと思います。
実際、これが１０００円で買えるというのはかなりいいと思います。
笑いアリ。シナリオも意外としっかり作られています。序盤のキーアイテム”鬼の雫”の設定に寄り掛かり気味な感もありますが、大きく脱線もせずに半ばの伏線を上手く回収しています。賛否分かれそうな点を上げるなら「幼馴染の自殺」ですかね。「果たして死なせる理由はあったのか？」ですかね。他√、特に真相への期待値を高めるためにヒロインを自殺させる。これは手法としてあざといですが有効だと思います。エロも突き抜けて妙な感じに仕上げている。読ませるシナリオも書ける。案外、このシナリオライターは世間の評価以上の能力を持っているんじゃないか？と思います。
ぶっちゃけ、今年度の一番もコレでいいかな？って思う部分もあったんですけど、ご覧の通り、このゲームに関しては語れば語るほど”意味不明”になっていくんですよね。
純愛系のようであり陵辱系。初々しいＨもあれば縛りも吊るしの木馬も鞭も撮影もある。
ハーレムもあってコラボもあって、パロネタは「訴訟起こされても文句言えない！」って程多い。だがラストはかなり悲しい物語でハッピーエンドで幕を閉じる。
ね？ワケ分からんでしょう。
でも面白かったんですよね。声優さんも結構、良いチョイスしていますし１０００円で暇を潰すならオススメします。
おまけ。
”次点”、そういうものを付けるならこの辺ですかね。
そんなわけで、それらも軽くダイジェストで触れていきます。
「病院ソドム」
「学園ソドム」のセルフオマージュとして生まれたゲームで謎の男”ニコニコマン”と主人公 シンタくんの無茶苦茶なクリスマスを描いた陵辱物。
テーマ的に面白く、あっさりした内容ながらも心に残るものは多く、文章も魅力的。特にエンディングのシンタ君の心境に共感できる人には良作に感じられることだと思います。
残念だったのは「ニコニコマンにはＣＶなし」コレに尽きます。このゲームでは誰を削ってもニコニコマンのボイスだけは入れなきゃダメでしょ！出来れば「ゴア・スクリーミングショウ」のゴア役の方が理想。
「絶体絶命少女」
すごかったのは「エロのシチュエーション数」。よくぞここまで取り揃えた。それ以外の言葉もないほどです。
女体盛り、初々しい愛のある初体験、それ以外はもしかしたら大体あるかも？複数、獣、露出、撮影、妊婦、大小スカ、触手、まぁ見事なくらいなんでもありでしたね。
欠点はやはり演出関係ですかね？ＳＥやボイス、システム面は大事だと思いました。あと登場人物の頭数に対してのボイスの少なさは気になりました。確かにヒロインが一番大事な部分ではありますが、だからといって男キャラやその他キャラはどうでもいいってわけじゃないんだなって感じです。
「寝取られの学園 ～廻るサクリファイス～」
普通に良作。シナリオは面白かったし、設定も良かった。
男キャラ（主人公含む）にＣＶあれば十分に良作。
今回、挙げた４作「私誰」「病院ソドム」「絶体絶命少女」「寝取られの学園」の共通点としては「病院ソドム」以外は絵柄の癖が強い。
絵柄の癖はシナリオの癖と引っ張り合ってるのかね？
今年度、やった中で一番特色が強かった。そう感じるのは・・・。
「私は私のまま、誰にでも変われる」です。
そういえば戯画さんの新作「ハルキス」で”盗作”の話が出てましたね。真偽のほどは確かめては居ないのですが、この業界では時折”盗作”や”トレース”の話題が出てきます。
テキストの盗作はまぁ明確な比較が可能なんですよね。あとトレースもそうですね。足すか引くかはするんでしょうが、基本の構図は残りますからね。
では、「露骨なパロディは？」と疑問に思うことがあります。
製作監督が支持したら罪はそこにいくのだろうか？
ライターがそのようにテキストを書けば罪はそこに行くのだろうか？
やはり、描いた人のとこに・・・なんでしょうかね？
商業では「露骨なパロディ」にも”Ｐｉ－音”入れて不要なイザコザを回避しようというメーカーもあります。そんな中、バキの克己の「中国拳法から正々堂々パクる！」のように！Ｈ×Ｈのキメラ蟻編のレオルのレンタルポッドのように「他人の能力を借りて使う能力」のように、真っ向から堂々とパロってるゲームがあります。そんな中でも特にストロングなスタイルなのは「私誰」だと思います。
ではまず、どんなパクリ方したのかもう一度、今一度。
まいっちんぐ マチコ先生
ＪＯＪＯの奇妙な冒険 スターダスト クルセイダース（第３部）
遊戯王 デュエルモンスターズ
アカギ（カイジかも？その他 福本作品）
これでも一部です。講談社、小学館、集英社、竹書房、秋田書店とかもあるんですかね？まぁ大手出版の講談社、小学館、集英社相手にこれだけ”隠す気 ０”の堂々としたネタをブッこんでくるのも凄いです。
「女騎士さん、ジャスコへ行こうよ」で著者の伊藤ヒロさんは大人の責任としてイオングループに正式に「ジャスコ」の名称の使用許可を求めたネタがありました。あの人も元はコッチ（エロゲ業界）の人だったのにね。
この”エロ”、”ネタ”、”キャラ”全てに遊びがふんだんに盛り込まれた「私誰」にも唯一、正式にオファーを出して採用されている企画があったのも忘れてはいけません。
メインヒロインの特殊能力”変心”。氏名やその人の特徴を知ることで”その人の心を転写出来る能力”を使ったネタですね。
これはマジでイノグレさんに協力して貰い、あちらさんの原画家さんの協力の下で作られているんですよね。ちなみに声優さんも協力してくれています。
いや、しかし本当に凄かった。
言葉にすると本当に”混沌”とした作品でした。
バスガイドさんとの大人と学生の綺麗な恋愛、ただし女体盛り＆ＳＭあり。
新婚女教師との不倫ＨにＡＶ撮影、青姦（昼間）にやはりＳＭ。
アイドル同級生との飲ませて酔わせてなし崩しＨからのＳＭ。
男好き同級生との複数プレイ。
幼馴染の自殺とか真相√、陰陽師とかも出てきて、あとＳＭ。
基本的にエロはＳＭ方向で普通の縛りや叩きより一歩進んだモノがあって、そのくせ最後は綺麗にまとめようとしつつ幼馴染の自殺で〆るという鬼畜さ。
やっててこれだけ一喜一憂したゲームも珍しいですね。良作とかになれば一喜一憂は間々あるんですが、デンプシーロールのように左右に振られながら・・・ってのはなかなかないです。
新婚女教師のＣＶが一色 ヒカルさんだったのもいいですね。キャラ的にあってたと思います。
実際、これが１０００円で買えるというのはかなりいいと思います。
笑いアリ。シナリオも意外としっかり作られています。序盤のキーアイテム”鬼の雫”の設定に寄り掛かり気味な感もありますが、大きく脱線もせずに半ばの伏線を上手く回収しています。賛否分かれそうな点を上げるなら「幼馴染の自殺」ですかね。「果たして死なせる理由はあったのか？」ですかね。他√、特に真相への期待値を高めるためにヒロインを自殺させる。これは手法としてあざといですが有効だと思います。エロも突き抜けて妙な感じに仕上げている。読ませるシナリオも書ける。案外、このシナリオライターは世間の評価以上の能力を持っているんじゃないか？と思います。
ぶっちゃけ、今年度の一番もコレでいいかな？って思う部分もあったんですけど、ご覧の通り、このゲームに関しては語れば語るほど”意味不明”になっていくんですよね。
純愛系のようであり陵辱系。初々しいＨもあれば縛りも吊るしの木馬も鞭も撮影もある。
ハーレムもあってコラボもあって、パロネタは「訴訟起こされても文句言えない！」って程多い。だがラストはかなり悲しい物語でハッピーエンドで幕を閉じる。
ね？ワケ分からんでしょう。
でも面白かったんですよね。声優さんも結構、良いチョイスしていますし１０００円で暇を潰すならオススメします。
おまけ。
”次点”、そういうものを付けるならこの辺ですかね。
そんなわけで、それらも軽くダイジェストで触れていきます。
「病院ソドム」
「学園ソドム」のセルフオマージュとして生まれたゲームで謎の男”ニコニコマン”と主人公 シンタくんの無茶苦茶なクリスマスを描いた陵辱物。
テーマ的に面白く、あっさりした内容ながらも心に残るものは多く、文章も魅力的。特にエンディングのシンタ君の心境に共感できる人には良作に感じられることだと思います。
残念だったのは「ニコニコマンにはＣＶなし」コレに尽きます。このゲームでは誰を削ってもニコニコマンのボイスだけは入れなきゃダメでしょ！出来れば「ゴア・スクリーミングショウ」のゴア役の方が理想。
「絶体絶命少女」
すごかったのは「エロのシチュエーション数」。よくぞここまで取り揃えた。それ以外の言葉もないほどです。
女体盛り、初々しい愛のある初体験、それ以外はもしかしたら大体あるかも？複数、獣、露出、撮影、妊婦、大小スカ、触手、まぁ見事なくらいなんでもありでしたね。
欠点はやはり演出関係ですかね？ＳＥやボイス、システム面は大事だと思いました。あと登場人物の頭数に対してのボイスの少なさは気になりました。確かにヒロインが一番大事な部分ではありますが、だからといって男キャラやその他キャラはどうでもいいってわけじゃないんだなって感じです。
「寝取られの学園 ～廻るサクリファイス～」
普通に良作。シナリオは面白かったし、設定も良かった。
男キャラ（主人公含む）にＣＶあれば十分に良作。
今回、挙げた４作「私誰」「病院ソドム」「絶体絶命少女」「寝取られの学園」の共通点としては「病院ソドム」以外は絵柄の癖が強い。
絵柄の癖はシナリオの癖と引っ張り合ってるのかね？
