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これ、主人公が27歳でも良かった気がする。

多くのロックスターがこの世を去った”27歳”という年齢。

その”27歳”からのギターをテーマにした漫画が以前ありました。週刊イブニングの「Eから弾きな」です。
大卒後、就職浪人した主人公 神谷 三蔵がなんとか就職できたビルメンテナンスの会社。そこの社長の娘さんが「あんたギターできるんだって?一ヵ月後のうちのライブでギターやってよ。やってくんなきゃパパに言ってクビにして貰う」っちゅーことで何の因果か、友人が会社に送った履歴書の趣味の欄に”ギター”と勝手書いたことが始まりでギターを27歳から始めることになってしまった・・・っちゅー話。

すげー面白かったんですよ。なんていうか、「特別上手くなくてもスゲーカッコいいプレイはデキるんだぜ!」みたいな雰囲気があって。

イブニングさんの基準で単行本の初期の発行部数が4万部以上でないと”打ち切り”だそうで。1冊600円ほどの漫画で4万部。要するに2500万くらいの金が動かせる漫画家じゃないと連載させねーよって感じらしい。面白かったのになぁ・・・。「Eから弾きな」

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ライブハウス696。そこには一台の”オリジナル当たり付き自販機”がある。
プルトップとカンの隙間に無理やり硬貨を挟んだ”当たり”。主人公 翔一はそんなことを知らないままに硬貨を入れてジュースを買ってみたら・・・。

一枚の”ピック”が挟まっていた。

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その後、凄腕だけど嫌われても居るベーシストの英嗣と関わることになってしまい、成り行きで英嗣の面子のためにバンドに参加することになってしまう。

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696のマスターからギターを借りて翔一は”仕方なく”ギターを弾き始めることにした。

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バイオリニストとしての翔一を知っているようなほかのバンドのVo。癖が強く、自分勝手で基本的に悪人な英嗣をして「じゃじゃ馬」と言われるくらい個性的。

そんな女の子に言われっ放しに闘争本能を刺激され、マスターにちゃんといたギターの師匠を紹介して貰い、「仕方なく弾いてる」と言われたことを撤回させるために頑張り始める翔一。

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「歳は若いが腕は確か。あと少し変態」と言われる女学生ギタリスト弥生に教えを乞い・・・。



















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大きな後悔を抱え、悔しさを”右手”にぶつけようとした。
二度と楽器が扱えなくなれば、こんな悔しい思いはしなくて済む。と。

「おまえは今、ロックをやるべきだ」

基本、自分勝手でちょっと悪人。他人のことに対して興味がなさそうな英嗣がまさかの台詞。そしてバンドのメンバーにもなってくれる。と。
自分勝手ベーシストと変態ギタリスト、そして元バイオリニストの負けず嫌いなギター初心者の妙な組み合わせから始まったバンド活動。

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このシーン、いいですね。凄く鳥肌きました。
メンバー(ドラムとVo)が揃って改めてバンドとしてスタートを切るときに全員のポケットから”当たりのピック”が出てくるシーン。
このシーンを影から支えているのは、翔一がピックを引き当てた後のマスターの行動ですね。
なんとなく、「ピックを当てた翔一を見たマスター」が真剣に”当たり”を狙って、迷いながら”甘そうなコーヒー”を買うシーン。多くを語らないからこその良さがありました。

よく、日本の映画を語る時には「間」について書かれているのを見ます。
確かに邦画は独特の”間”のよさがあると思います。これは海外の映画やドラマではなかなか見られない魅力の一つだと思います。ただ、この”間”の美学は”映像作品”に限らないと思います。文学でも日本の作品には独特の”間”やそれを表現しようとする試みがあるように思えます。








おまけ。



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d2bの「君の元へ」

きましたねー。きてくれましたよー。
このくらいのクロスオーバーはしてくれないと!あんま過剰になると”前作をやってから”タグが付いちゃうんですけど、このくらいだと平気でしょうね。

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