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実際、読んだわけじゃないんですけどね。
「オリエント急行の殺人」と「そして誰もいなくなった」が”凄い”と思えました。
「オリエント急行の殺人」に関しては”究極のアリバイトリック”とも言えるモノが登場します。うろ覚えの又聞き程度の理解量ですが”長距離列車の乗客全てが共犯者”は恐ろしいトリックですね。もちろん、実行犯と偽証だけする人に分かれますが、この犯罪計画の”裏”が恐ろしい。
とか、”全員が共犯”の列車（密室）でやりだしたら・・・。
俺なら真相が判明した後、こう言いますね。
「 心 臓 麻 痺 で す ね ☆ 」
まかり間違って恐ろしい方向に話が動いたら最終的に「ポアロさん？そんな人は最初から列車に乗ってませんよｗｗｗ」「ポアロさん？知らない人ですねｗｗｗ」とか言われちゃいます。闇に葬られちゃいます。
一応、「そして誰もいなくなった」の話は次回の振りで。
エリカ（ウザ女）がシオリ（責任者）を責めたりしてますが、図書館が封鎖されてしまったのはエリカがセキュリティの厳しい部屋のドアを無理矢理あけようとしたからです。
むしろ、医務室解放、食料や毛布の提供をしてくれて居るわけですし責任者としてのテイはちゃんとしていると思うんですよね。
ちなみに物語上に幾つか”謎”があるんですよね。
一つはこれ。”防犯カメラの破壊”です。真犯人的に図書館内に取り残された人間の動向って重要な情報だと思うんですよね。自分だけが自由に出入り出来るように・・・って方法は考えなかったんでしょうか？しかも、”破壊”はしていますが一部の√で修理されちゃったりします。
なにかにつけて”中途半端”って印象です。
もう一つはこれ”細川（医学生）の死亡”です。
ぶっちゃけちゃうと、細川くんは”気付いてはいけないこと”に気付きそうだったから殺されちゃうんですよね。それ自体は”サスペンス”とか”ミステリー”の定番なんで問題無いんですが・・・。
真 犯 人 は ど う や っ て 気 付 い た の ？
ってことです。
男子３名は共同で部屋を与えられています。悪食のふとっちょ（第１被害者）は本への興味は”料理本”とかに限定的。主人公はシオリに気に入られようと”文芸的な本”を読むようにしています。件の細川氏が読む（特定の専門書）に関しては特に興味がないメンバーが同室でも「興味がわかない」「他者との話題にも出ない」という状況で前述の「防犯カメラは破壊されている」でどうやって知ったのかは結構、大きな問題点じゃないかと思っています。
あるいはこれも「未完成の見切り発車か？」と思い始めています。
実際はどうなんでしょうか？
