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”悪魔の甘言”みたいのってありますよね。
”悪魔”はまぁおいておくとして、”甘言”ってのはつまり、それが魅力的に聞こえる・・・ということ。
どこかで自分の中にあった”欲求”だから、甘美に聞こえてしまうんですよね。
「僕は妹のために頑張ります」
そんな主人公の物語。「待雪の花」ですが、大人の都合で”登場人物は１８歳以上”ってことになってますが、イメージでは妹 美結（I5,6歳）、兄 主人公（I6,7歳）です。
（いちおう、大人の事情に配慮し”イチ”に見えるのは”アイ（大文字）”です。）
・・・と、いうのも”病気の妹を抱えた裕福ではない家庭環境”でありながらこれまで労働の経験がない主人公ってことで、義務教育終了後の年齢で”労働経験無し”が違和感無いのはそのくらいの年齢ではないか？って思うところからです。
あんま関係ないですが、俺は高１の夏前くらいからバイト始めて、なんやかんやで２年になってからは家庭の事情で公立高校の学費は自腹で払ってました。
まぁそのことはどうでもいいんですよね。マジで。しいていうなら学費自腹ってことで通学も自分で好き勝手してたんで最終的に卒業まで出席日数が超足りなかったって小ネタ程度の話です。
この人、竜次は恐らくはピンハネしてるんだろうなー。って程度の印象でした。
それでも、仕事の紹介は結構まともだったのが救い。
このユーモアセンス、好きです。
体育会系で女子にモテてた過去のある瞳さん。親御さんはお金持ちなんで仕事と私生活のバランスがかみ合っていなかったり、雇われ店長ながらも仕事に対して真面目ではあるがカリカリはしていない。余裕のある素振りが好印象です。
遅刻は遅刻。訳ありでもちゃんとペナルティを考え、重くなりすぎず、かといって”なぁなぁ”にはしない。そんなこの人は竜次が運んでくれたとても良い”縁”を感じます。（ピンハネは続きますが）
今作の主人公のビジュアルデザインは漫画「デンキ街の本屋さん」の登場人物”ソムリエくん”に似て居ます。逞しさはあってもイケメンって雰囲気ではない感じですね。
瞳さんの方が主人公よりも高身長なんですが、それのせいか描き方なのか、不思議とそういうイメージが沸きやすいです。
この瞳さんですが、主人公や妹の境遇に理解を示してくれて協力的。仕事のシフトに関する要望やいわゆる”廃棄品”の持ち帰りなんかも許可してくれて、主人公の周りの数少ない”良い大人”の印象が根付く頃に√分岐があります。
いいですよ。分岐の時の選択肢。
コンビニとはいえ、”正社員”になれば”アルバイト”以上に安定するし、上司である瞳さんは言うまでもなく良い人。主人公は当然のように”正社員”を希望する。
「正社員になるための条件として”私と男女として付き合って”」
良いですね。ただの良い人ではつまらんのです。
弱い立場のモノが”欲しいもの”を持っている。”魅力的なモノ”を持っている。それを手に入れつつ、感謝される。むしろ喜んで献上させたい。そういう”ドロっ”とした欲求がこの人の中にあって安心しました。
結構、乙女なところもあるし。
この人間模様と主人公の心理描写はもっと評価されても良いと思います。
”妹のためにどんなことでも”と思っていた主人公。”滅私”したつもりでいた。
そんな時に現れた”大人の女性”。
魅力的でユーモアがあって、そして仕事でも私生活でも気に掛けてくれていて優しい。
そんな人が自分に好意を抱いてくれて、”正社員”として雇ってくれる。安定した生活環境を我が身のことのように望んでくれる。
そんな中で一息ついて浮かんだのが、↑の一文。
妹は一人では外出できないほど弱ってしまっていた。およそ、良い環境とは居えないアパート。隣には竜次の出入りする情婦の部屋。
そんな場所にそんな状態の妹を置いてでも、”瞳さんと過ごしたい”と思う主人公。
本来なら学校に通っていたかもしれない。友達と遊び歩いたり、年相応の恋愛をしていたかもしれない。或いは”自分のために”バイトとかして欲しいものをかったり、やりたいことをしていたかも知れない。
そういうものを全部諦めて、「それでいい」と思っていたはずなのに・・・。
人はそこまで強く決意するってなかなか出来ない。
人は楽なほうに逃げたくなる。
そういうことで”後悔”を抱えている人には意外と重いシナリオですが、全体的に”曇り空”のようなシナリオ展開は昨今では少ないモノなので楽しめると感じました。
本編シナリオとは深く関わりはないのですが、このゲームの魅力の一つとして”エロ”があります。
４ヒロインで”３０シーン強”は少なくないです。特にシナリオ力で売ろうとしていたゲームでは多いほうだと思います。数自体は実際、指標にはなっても指標止まりなんですけどね。
内容、濃いんですよ。システムが”クロックアップ”さんと同じなんですけど、「なぜ発射カウンターつけなかったのか？」というほど、エロ濃いです。
声優さんの演技力が光ってましたね。体験版はエロ、どこまで見れるんですかね？翔子さんのシーンはOP直で入るんであるはずなんですけど、それで判断しても良いかもしれません。
しかし、エロとシナリオの二枚看板。そして個性的な特色のある原画。総合力は決して低くなかったのに「なぜ売れなかった？」
どこかで自分の中にあった”欲求”だから、甘美に聞こえてしまうんですよね。
「僕は妹のために頑張ります」
そんな主人公の物語。「待雪の花」ですが、大人の都合で”登場人物は１８歳以上”ってことになってますが、イメージでは妹 美結（I5,6歳）、兄 主人公（I6,7歳）です。
（いちおう、大人の事情に配慮し”イチ”に見えるのは”アイ（大文字）”です。）
・・・と、いうのも”病気の妹を抱えた裕福ではない家庭環境”でありながらこれまで労働の経験がない主人公ってことで、義務教育終了後の年齢で”労働経験無し”が違和感無いのはそのくらいの年齢ではないか？って思うところからです。
あんま関係ないですが、俺は高１の夏前くらいからバイト始めて、なんやかんやで２年になってからは家庭の事情で公立高校の学費は自腹で払ってました。
まぁそのことはどうでもいいんですよね。マジで。しいていうなら学費自腹ってことで通学も自分で好き勝手してたんで最終的に卒業まで出席日数が超足りなかったって小ネタ程度の話です。
この人、竜次は恐らくはピンハネしてるんだろうなー。って程度の印象でした。
それでも、仕事の紹介は結構まともだったのが救い。
このユーモアセンス、好きです。
体育会系で女子にモテてた過去のある瞳さん。親御さんはお金持ちなんで仕事と私生活のバランスがかみ合っていなかったり、雇われ店長ながらも仕事に対して真面目ではあるがカリカリはしていない。余裕のある素振りが好印象です。
遅刻は遅刻。訳ありでもちゃんとペナルティを考え、重くなりすぎず、かといって”なぁなぁ”にはしない。そんなこの人は竜次が運んでくれたとても良い”縁”を感じます。（ピンハネは続きますが）
今作の主人公のビジュアルデザインは漫画「デンキ街の本屋さん」の登場人物”ソムリエくん”に似て居ます。逞しさはあってもイケメンって雰囲気ではない感じですね。
瞳さんの方が主人公よりも高身長なんですが、それのせいか描き方なのか、不思議とそういうイメージが沸きやすいです。
この瞳さんですが、主人公や妹の境遇に理解を示してくれて協力的。仕事のシフトに関する要望やいわゆる”廃棄品”の持ち帰りなんかも許可してくれて、主人公の周りの数少ない”良い大人”の印象が根付く頃に√分岐があります。
いいですよ。分岐の時の選択肢。
コンビニとはいえ、”正社員”になれば”アルバイト”以上に安定するし、上司である瞳さんは言うまでもなく良い人。主人公は当然のように”正社員”を希望する。
「正社員になるための条件として”私と男女として付き合って”」
良いですね。ただの良い人ではつまらんのです。
弱い立場のモノが”欲しいもの”を持っている。”魅力的なモノ”を持っている。それを手に入れつつ、感謝される。むしろ喜んで献上させたい。そういう”ドロっ”とした欲求がこの人の中にあって安心しました。
結構、乙女なところもあるし。
この人間模様と主人公の心理描写はもっと評価されても良いと思います。
”妹のためにどんなことでも”と思っていた主人公。”滅私”したつもりでいた。
そんな時に現れた”大人の女性”。
魅力的でユーモアがあって、そして仕事でも私生活でも気に掛けてくれていて優しい。
そんな人が自分に好意を抱いてくれて、”正社員”として雇ってくれる。安定した生活環境を我が身のことのように望んでくれる。
そんな中で一息ついて浮かんだのが、↑の一文。
妹は一人では外出できないほど弱ってしまっていた。およそ、良い環境とは居えないアパート。隣には竜次の出入りする情婦の部屋。
そんな場所にそんな状態の妹を置いてでも、”瞳さんと過ごしたい”と思う主人公。
本来なら学校に通っていたかもしれない。友達と遊び歩いたり、年相応の恋愛をしていたかもしれない。或いは”自分のために”バイトとかして欲しいものをかったり、やりたいことをしていたかも知れない。
そういうものを全部諦めて、「それでいい」と思っていたはずなのに・・・。
人はそこまで強く決意するってなかなか出来ない。
人は楽なほうに逃げたくなる。
そういうことで”後悔”を抱えている人には意外と重いシナリオですが、全体的に”曇り空”のようなシナリオ展開は昨今では少ないモノなので楽しめると感じました。
本編シナリオとは深く関わりはないのですが、このゲームの魅力の一つとして”エロ”があります。
４ヒロインで”３０シーン強”は少なくないです。特にシナリオ力で売ろうとしていたゲームでは多いほうだと思います。数自体は実際、指標にはなっても指標止まりなんですけどね。
内容、濃いんですよ。システムが”クロックアップ”さんと同じなんですけど、「なぜ発射カウンターつけなかったのか？」というほど、エロ濃いです。
声優さんの演技力が光ってましたね。体験版はエロ、どこまで見れるんですかね？翔子さんのシーンはOP直で入るんであるはずなんですけど、それで判断しても良いかもしれません。
しかし、エロとシナリオの二枚看板。そして個性的な特色のある原画。総合力は決して低くなかったのに「なぜ売れなかった？」
