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はーい。責任者、ちょっとこっち来なさい。

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「待雪の花」ホントに売るつもりでしたか?責任者さん。

同年に発売された”売れたゲーム”は「天色*アイルノーツ」「プリズム◇リコレクション」「大図書館の羊飼い」でした。
楽しい雰囲気とシリアスのバランスが良い感じで、他にも売れたタイトルの何割かは持っています。どれも雰囲気が楽しげで穏やかで和気藹々としたりキャッキャッウフフもあったりしました。確かに売れただけあって面白いものは多かったです。

・・・でだ。

このゲームの責任者は何を思って作ったんですか?売る気、あったんですか?

と、小一時間問い詰めたいですね。

ちなみに面白いですよ。ただ、時代にはあってないですね。

コンセプトとして”脱・ご都合主義”とか”リアリティの追求”とかそういうのがあったようですが、紫さんの「あると」とかとは違う”脱・ご都合主義”です。

そんじゃま、内容に触れるところから。





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病気の妹と主人公、母親の3人で細々と生活していたが母が過労で倒れ、それが原因でこの世を去ってしまった。
残された兄妹には妹の通院や治療、生活費などで嵩んでいた借金だけが残された。
兄妹を揃って引き取ってくれる親戚も無く、”ある条件”を提示することで二人の身請けを申し出てくれる人物も居たが、二人はそれをも拒否した。結果として二人が選んだのは・・・。

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遠縁?なのか、二人の希望に最も近い形で手助けしてくれる”竜次”という男性が現れて、その”竜次”の提案を頼ることに。

○ 二人だけで住めるように部屋を用意してやるよ→ひどいボロアパート(家賃はキッチリ)

○ 二人で過ごすにゃ金が要るだろ。仕事は探してやるよ→意外とまともなことに普通のコンビニ勤務。(正社員雇用制度あり)

そんな訳で近隣で診療所を営む老医に妹を診て貰いつつ、母の残した借金と親戚から逃げるように新生活を始めた兄妹の物語。



このゲームの発売された2013年の売れたゲームの真逆を行く方向性の「待雪の花」ですが、終始”重い”です。
まず、病気の妹ですが物語の序盤から「長生きが難しそう」って雰囲気がすごいです。登場ヒロインも割りと人間くさいとこがあって、このゲームで一番非常識っていうか、”ゲーム”って感じがあるのは実は主人公なんじゃないか?って感じるレベル。時点は妹の美結。

作風としては”昭和”って感じが強く、珍しく物語で「電話」って単語は出ますが「電話」そのものはほとんど登場しません。しかも会話の内容的に”携帯電話”が一般的になる前の時代です。それこそ竜次のようなチンピラが”ヒモ”として”ヤクザの下っ端”としてデカい顔して生きていける時代ってのは間違いないです。
時代考察するなら、最近「プロジェクトX コンビニを生んだ男たち」を読んだので”コンビニの歴史”はちょっと分かります。その辺から考えるとなかなか面白い時代設定ですね。自分だけの尺度で言うならちょうど俺の生まれた辺りから10年くらいまでの範囲なんじゃないでしょうか。

また”泣きゲーブーム”とか”欝ゲーが見直される時”みたいのがあれば輝くんですけどね。








おまけ。

みなさんはゲーム、どうやって分けてますか?
そんなことを気になりました。オレは”低価格購入可(雑誌付録)”と”同人”と”後一歩で化けたであろうゲーム”そして”その他の良作”。って感じで分けてます。

なんかで読んだんですけどね、「他人と映画の話題で盛り上がりたかったら名作より駄作」だそうです。そんな訳で「いつかエロゲで語らう日のために」ってことで、「なんか一工夫したら化けそうなゲーム」をストックしています。

そういう系統の良さそうなの知ってる方いましたら教えてくれると嬉しいです。

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