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「鐘ノ音ダイナマイツ」は伏線だったのか？
「鐘ノ音の不満点」をリサーチしていたり、上級生に不満を持った一年生を集めてそれとなく煽ってみたり・・・と、「学園の問題点」を引き合いに出し易く、露出し易くなるように働き掛けていた麻理亜。
お父さんは学園理事。
まぁ麻理亜さんが”偏差値３５”ってのは流石にないですよね。
”共学化”で入学者数を伸ばそうとした。しかし、やはり山林に囲まれた山奥の全寮制元男子校で設備的にも凡そ近代的とは言い難い。経営が好転しないことは年度の初めの時点で分かっていた。それでも”経営”というのは簡単にはいかない。
「儲からないので辞めます」という話では済まない。だから経営責任者は娘を送り込み、学園内の問題を炊き付け、煽り、”経営難”以外の問題で「廃校を考慮せざるを得ない」そんな状況を作ろうとしていた。
このあとに「・・・でも」といったヘルスは偉い！
”鐘ノ音”の男子学生って感じがしてきてました。作中、ホセとヘルスは特に”鐘ノ音”らしい雰囲気がありましたね。
だから、”廃校”を手助けするように働き掛けた。煽ったり、炊き付けた。
だけど、後悔した。惜しくなった。残したいと思うようになった。
父親のために潰す手助けをして、自分のために残したいと思った。そして”篭城作戦”に参加して”対経営陣”への秘密兵器として立ち回った。
結果として、廃校の白紙化・・・はならないわけですが、それでも麻理亜√のラストは良かったですね。
そういえば、「グリーングリーン」関連のＭＡＤとか見ているとコメントで”絵”に関することが多いです。
「良作とは聞いてても、絵がちょっと古くて・・・」
「絵の雰囲気が・・・」
「リメイク版はなんか違う」
みたいのですね。
確かに俺もリメイク版の祐介の座り方について少し不満があったりということを書きました。誰にでもそういうこだわりはあるんだと思いますが、”良作の呼声高い絵の古いゲーム”って大抵、積んでたことを後悔しているんですよね。「腐り姫」「Ｆｏｒｅｓｔ」「グリーングリーン」「家族計画」「遥かに仰ぎ、麗しの」とかが特に。今ならこの辺のタイトル積んでる人は小一時間ほど御説教する勢いですね。
中でも「グリーングリーン」と「家族計画」「遥かに仰ぎ、麗しの」ですか。単純にプレイ時間長くなるゲームですしね。早めに崩さないと億劫になってくるんですよね。「グリーングリーン」に至っては最長３本（ナンバリングシリーズ）+１（ダイナティック）でなかなかそれなりに時間掛かりますしね。
一応、次回でラスト（仮）ですが最近少し悩んでいることがあります。
故ヤマグチノボル氏。「グリーングリーン」の産みの親に当たるシナリオライターさんですが、この方が１～３までを手掛けているのですが、コンシューマーで発売された「鐘ノ音ロマンティック」と「鐘ノ音ダイナミック」、そして合併＆逆移植の「鐘ノ音ダイナティック」は作者違うんですよね。
鐘ノ音を舞台にして、１の早苗√を救済したり、バッチグーや天神などの主要メンバーも出演するっぽいですが、別ライターなんですよね・・・。やるべきか？やらざるべきか？ちょっと迷ってます。
地味に「グリーングリーン」シリーズで一番低い評価ながらも値段は「１＞３＝ダイナティック＞２」という微妙っぷり。
迷う。
