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恐ろしい。俺は・・・恐ろしい。何が恐ろしいかって?猟奇サスペンスモノだと思っていたら超展開のオンパレードで導入部など跡形も無いほど蹂躙されたというのに・・・

「物語として辻褄が合っている」そのことが恐ろしい。

と言うわけで「3days」最終の3回目です。

詳しいことはヒロインのたまきさんに軽く説明して貰いましょう。

2015y01m13d_204451744.jpg

・・・だそうです。

ちなみに今回はネタバレを含むので「3days」をこれから楽しむ予定のある人は回避推奨。
ただし、「ミステリー」や「サスペンス」として「3days」に期待している人は予習しておいた方が良いかと思います。




ヒロイン たまきさんも仰ってましたが「ちょっと口では説明しにくい」のは間違いないのでまずは軽く”真相√”で公開されるCGの一部を見てもらいましょう。


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お分かりいただけるだろうか・・・?

ミステリーとかサスペンスだと思っていたら真相√で厨二ゲーに華麗なる転身を果たしているのだ。

魔法とか術とか封印とか魔具だのとそれまで月子(たまきの友人)↓
2015y01m16d_182332431.jpg
が考察能力の高さを見せてくれたのを丸ごと台無しにしてしまう展開。

救いは月子に√はないがシーンはある。くらいか。しかもドM専用のシーン。

とりあえず、真相√で起こることをざっくり説明すると・・・。

主人公はかの有名な術者の生まれ変わりだった!過去の主人公が生まれ変わる原因となったドイツから来た術者ヴォルターを介して掛け替えのない女性と出会った主人公。だが結果としてヴぁルターと世界の命運を掛けて戦うこととなり、死闘の末にヴァルターを封印することに成功。しかし、主人公もまた死んでしまうことになった。主人公と思い通じた女性が協力し秘術を使うことで主人公は輪廻転生し再び現世に戻ってくることが出来たのだった。

みたいな超展開がしばらく続き、簡潔に言うと

真ヒロイン→不老不死で長生きしながら主人公の転生を待っていた。

初代主人公→ヴァルターとの闘いで死亡。転生の術で転生待ちすることに。
二代目主人公→幼少期に覚醒。しかし蘇ったヴァルターと再び闘い、死亡。真ヒロインが特殊な術で蘇生を試みる。
三代目主人公(本編主人公)→悪夢の3日間を過ごすうちに転生前の記憶も徐々に蘇り、初代、二代目、三代目の自分の記憶が混同しだすが”ヴァルターを倒さなくてはいけない”という使命は思い出す。
ヴァルター→なんやかんやで100年くらい世間の裏で暗躍しながらも途中で初代&二代目主人公と真ヒロインに野望を阻まれる。猟奇殺人事件の真犯人。

って感じです。




何が恐ろしいって。


これだけ無茶苦茶な要素がいきなりブチ込まれてるにもかかわらず、物語としての辻褄が合ってしまっている。そのことが恐ろしい。



そんなワケで、総評いっときます。

まず、サスペンスやミステリーとしては”地雷”ですね。悪質な。明らかな。凶悪な。
しかし、”グロ”を始めとした演出や導入部の展開の仕方なんかは良いんじゃないかと思います。比較しやすい感じだと「シュタゲ」の方が「スマガ」より近い気がするんですけど、基本的に「知っている死の運命に逆らう」というのが「シュタゲ」で「なんとなくヤバい予感」だけがある「3days」ではシナリオのスピード感が大きく違うのが難点ですね。
知っていると回避する要素、テキスト化されない、重複しないように演出する部分ってのが”記憶の引継ぎが無い”ってことで、かなり重複します。進行はヤキモキする部分が多いですね。既読判定も今ひとつ曖昧でかなりだるかったです。
上記のだるさにも関係あるんですが、「非アクティブ時に動作可」なんですけど”ただし”が付くレアケース「非アクティブ時でも動作可、ただしボイスは再生されない」ってことで”ながらゲー”は出来ない。と、微妙に面倒。
「私は私のまま、誰にでも変われる」・・・の方が少数派ですが、あぁいう超展開ゲーでも楽しめる人はありだと思います。
ただ、どういうわけか微妙な価格や程好く値下がりしない評価があるせいで”バランスが悪い”感はありますね。

個人的には結構、”なし”でした。

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