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この門より入る者、全ての”希望”を捨てよ。

ダンテの地獄門でしたっけ?

ロダン?なんか哲学的な話なんですけどね。

「この先、地獄につき”希望”を持っていると余計に辛いよ?」という意味合いで書かれている一文なのか?

言われた通りに”希望”を持たずに門を潜ったから、そこが”地獄”になってしまった。そう感じられるのか?

そういう禅問答みたいなもんだと感じます。てゆーか、この話題に触れるのは2度目か3度目ですね。好い大人にして厨2的なのが大好きなのでこういうのは大好物です。



人を殺すのは暴力でも大多数による意見の弾圧でもなく”諦め”である。みたいのもなんかで見たような気がします。

でも、俺は思うんですよね。人を本当に追いやるのは、”ささやかな現実”と”ささやかな希望”なんじゃないかと思います。


視聴者は”悲劇”を求めている。ってアリデッドさんが言ってました。


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どの√でも何かしらのワケがあって、体調を崩す主人公。

場所は神社。貧血にも見て取れるような、だけど原因は不明な不調。そして、神社を離れることで復調する。

明らかに”あいつ”の関係があるような話ですね。





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幼馴染、恵。そして神様の古依。2人にしか分からない特殊な事情。そういうのが物語には隠れているようです。
√的には乃ノ香→天音→瑞希の順番で良かったようです。瑞希(妹)の√で妹が兄(主人公)との過去をなぞっていく描写がありましたが、まさかそれが・・・。




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さて、今回で「かみぱに」も一応の区切りにしておきます。感想としては・・・。

イチャラブゲーだと思ったら結構ヘヴィな展開が待っていたでゴザル。

っちゅー感じでした。

幼馴染√・・・、っと。天音も恵も枠で言えば幼馴染なんでしたね。恵√からの展開はほとんど別のゲームって気がしました。

しかし、思うんですけど。”神様”に纏わるものってそんなに大事なんですかね?
俺としては「神様が人を創った」的な考え方よりも「人が神を創った」的な考え方がしっくり来ます。スピリチュアルなことを全否定する気はないんですけど、でも明確に”超常的なチカラを操る神様らしい神様”みたいのは”アイドル”のようなものだと思っています。だからこそ、”神様の法具”だの”依代”だの”御神体”だのに大した意味があるとは思えません。だからこそ、この物語の終盤の中で出てくる神様に関しては”すげー理不尽”という想いがあります。

ここら辺をどう受け止めるか?ということで評価は分かれると思います。ただ、妹の瑞希と天音は好かったです。サブキャラも主人公の悪友的なのは微妙でしたが、出番の比較的多い大人的ポジションのイチローと愛梨が賑やかし的にも好いアクセントだったと思います。
総合的に、絵が好い具合に最近風への変化の過程を感じるだけにもっとノスタルジックであったり雑であった方が味としての好さはあるんじゃないかと思います。

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しかし・・・。

「他者に言ってはならない制約」とか「記憶に関する罰、罰則」はずるい。

口調がアレでちょっと苦手だった「SNOW」のアルツハイマーもきつかったが、本人が自覚して言える上での”重すぎる罰”とか”残酷すぎる幸せの対価”は・・・。



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なんだかこの2人を思い出してしまいました。(´・ω・`)

こういうシナリオが好きな人にはきっと・・・。
各シナリオの尺や一昔前の絵に抵抗を感じなければ是非。
前半はキャラゲーで後半はシナリオゲーという少し面白い構成をしていたので、後半にはそれなりに耐性や趣向が必要になってきますけど・・・。



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