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再び訪れる”我が世の春”!!

今回は少しだけですがネタバレになりえそうな内容を含みます。

まだ「はるくる」を積んでいる方、今後にプレイの予定のある方はご理解の上、よろしくお願いします。


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何度も何度も巡る”春休み”。

どれ一つとして”同じ”は無かったんだろうけど、どれ一つとして”定められた枠”からでることは無く、ずっとずっと・・・。”諦め”が”期待”を勝ってしまっても巡る巡る・・・。


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全部を諦めた後で、終わってしまった後で物語がやっと始まる。
これまでには一度としてなかったソレから始まる最後の一つ前の”春休み”。
















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Σ ( ゚ д ゚ ; ) ? !

未だかつて無い”超展開”。
未だかつて無い”カオス”。
そんな状況で一時は完全に置いてけぼりを食らいましたが終わってみれば一応の整合性は取れていたし、仮説を立てて納得することは出来たけれどもこの物語のことを表現するなら「ワープロ上を猫が歩いてシェイクスピアの戯曲を完成させる確率」ってヤツなんですかね?そういう意味で考えると、すごくキツいです。想像するだけで大海原に放り出されるような孤独感みたいなものが沸いてきました。(´・ω・`)


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そして更に追加される新キャラで状況は一見カオス化を進行させつつも、一応は終結に向けて動き出すw

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「生きてる人、いますか?」から始まって、最後も同じ口頭で終わる。ループモノの名作としては割と知られている「クロスチャンネル」と同じノスタルジックな気持ちになれます。

最初の印象的な台詞で〆る、この手法が俺は好きです。ちなみに「スマガ」も好きです。
「クロスチャンネル」「スマガ」に続く名作として挙げたいと思うループモノでした。

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こういう既知感がある点では「はるくる」の特色と言えると思います。
「クロスチャンネル」の”完全なループ”と”哲学的な考察”。
「スマガ」の”神様の存在”と”閉じた世界のシステム”。
「はるまで、くるる」では「スマガ」とは違った”箱庭感”があって、「クロスチャンネル」とは違った”科学的なループ”がとても面白かったです。
その他の部分に関しては前回でちょっとやったので割愛ってことで。

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本当の意味で「ハッピーエンド」だったかは分からないです。
それでも物語が始まった時点での与えられていた環境で考えうる最良・・・には一歩二歩及ばなかったけれど、素敵な結末でした。


「すみっこ」さんのこれらは一応、テーマを決めた連作ってことなんですかね?次は”秋”をテーマに取り入れたモノなんですかね?早く発表して欲しいです。

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