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それぞれの”恋”の形
”天使の恋愛相談所”開設後、いろいろな人の恋の悩みに向き合ってきたメンバー。
そんな中、”黒い翼の天使”が現れて、その独特の雰囲気で一見敵対するかのようにも思えたが、有用なアドバイスなんかをくれたりもするし、何らかの意図があってか巴らの事を見守っている雰囲気。
まぁそれはそれとして、今回はダイジェスト風味で”天使の恋愛相談所”に携わった人達を紹介してみようかと。
来年３０歳を控えた童顔女教師と若いバンドマンのカップル。
先生のほうは実家のご両親が家業をしていて、その跡継ぎのためにと特定のお付き合いをしている相手が居ないのならと”お見合い結婚”を強く推す。（バンドマンの彼のことは実家に内緒）
彼のほうは彼のほうで、メジャーへの道がおぼろげながら見えてきてはいたけれど・・・。
チャットが趣味の少女。彼女は容姿に強いコンプレックスを抱いていた。それでもチャットでの”内面”を評価してくれた相手は彼女への好意を伝えてきていた。
ちょうどその頃、親友が彼女の男友達の少年へ好意を抱き、「紹介してほしい」と頼み込んできていた。
一見、繋がりがなかった二つの”想い”だったけれど、彼女のチャット相手がその”男友達”だった。
容姿では勝ち目はなかった。でも”チャット”で培ってきた関係と”想い”。
”コンプレックス”と”想い”そして”親友”。そういうものに板挟みにされた彼女は迷っていた。
成績優秀、武道も嗜み、他者に厳しく、それ以上に自身にも厳しい生徒会長。その会長と共に働く生徒会の生徒からの”恋のお悩み相談”
そしてこれが会長。彼の恋心の相手”龍宮先生”とは？そして彼を慕う後輩が会長の悩みを知る理由とは？
会長を案じる”彼”は実は”彼女”。
ここら辺にも”彼女”が会長の恋心を察する経緯があったり・・・。
巴と同じ学園の秀才。不動の学年一位の成績で誰も寄せ付けようとしない。クラスメイトとも打ち解けようともしない彼女の”憩いの場”。
売れない画家の”アトリエ”。
閑静な住宅街にありながらも近隣住人とも関わろうともしない売れない芸術家の元に日参する女子学生って構図は世間的に認められるはずもなく、画家自身もそのことを気にしつつも彼女に冷たく接せられずに居た。
でもそれは”やましいこと”がなかったからで、彼女が”一線を越えることを望み始めた”ことで・・・。
ある夏の日、エアコンの修理に訪れた町場の電気屋の男に強姦された少女。
その事を脅迫のネタにして、その後も関係を強要してきていた。
そんな彼女の誰にも言えない悩み、必死に隠そうとしていた事実に彼女に”想い”を抱いていたクラスメイトは気づいていた。
具体的に”何に”悩んでいるかは分からなかったが、彼女の悩みに胸を痛め、心を割いて我が身以上に心配をするなかで”恋愛相談所”に救いを求めた。
という感じです。
後半になるにつれてヘヴィさが増していきます。
ザックリ箇条書きにするとこんな感じ。
* 好きな人には他に好きな人が居た。
* ”夢”を追う彼氏と迫ってくる”現実”に悩む２９歳。
* ネットで好意を持ってくれた相手は親友の好きな男の子だった。”友情”と”恋心”に悩み、自身の容姿を嘆く彼女。
* 「生徒会長の恋を応援したいんです！」そんな会長の恋は”同性愛”だった？！会長を応援する彼女が”男装”する理由とは？？
* 世間的には認めにくい年の差。親子ほどの年の差と”彼の職業”。
* 人には言えない悩みを抱える彼女。そんな彼女が必死に隠そうとした変化に気付いた男の子は”彼女を救いたい””助けになりたい”と思うようになっていた。
これらの悩みを抱える人たちへ”欠片”を返すことが本当に彼ら、彼女らのためになるのか？
巴とアイネは悩み、考えて話し合い、その問題に取り組んでいく。
バナナを食べながら。
あ。いちおう、解決編的なモノもネタバレ避けながらやるつもりです。
その時に個人的な意見っていうんですかね？経験に基づいた切り口でなんか書こうと思います。
たぶん、大体が本編と関係ない感じになるんじゃないかと思いますが、そんな感じで。
