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どれ一つとしてまともな√はなかったｗ
初めて出逢った時。その日から募る想いはあった。
貴族の生まれで世間慣れしていない自分を優しく支えてくれた。
自分の失敗によるシワ寄せにも嫌な顔せず、身を切り詰めてくれた。
そんな彼（弟）と一緒だから堪えられた。やってこれた９年。
周りの人の”心の声”も”実際の会話”も拾ってしまう魔術。それのせいか狙われ、それのお陰か難を逃れる事が出来ていた日々。
終ぞ真相は分からぬまま９年。
両親も声すらも失ってしまったテレーゼ。だからこそなのか、その気持ちは母の安否を確認したことによってと、旅暮らしであったクロードの周りに常駐的に女性が居る環境が出来たことも手伝ってか、徐々に発露に向かっていく。
なにかと誰かしらと仲がいいブリジットｗ
ヒロインだとフラウエン以外とは何かと友好的な関係だったりします。
揺れ動く想い。”姉弟”として、”異性”として。
そんな中、９年の時を経て再び現れる”誘拐”に携わった者。
あの頃、テレーゼが。他の貴族の子供ではなく、他の魔術的素養のある子供でもなく、テレーゼに固執していた者の”真実”が明らかになって２人を飲み込んでいく。
そんな感じでした。
サブタイの「まともな√はなかった」ですが、テレーゼ√だけはテキスト的にはシナリオが成立するラインまでは作りこまれていました。
い ま し た が っ ！
最後までテレーゼが喋らないとはどういうことかっ！( ﾟДﾟ)㌦ｧ!!
もうね。これに尽きますよ。
テレーゼはシナリオはある程度はまとも。しかし喋らないｗ
ブリジットは超展開。
リアーヌとフラウエンはブリジットがまともに感じられるレベルで超展開祭。
本当に。本当に、キャラデザ、設定が良かったヒロインで固められてるだけに・・・。
( ´ ･ ω ･ ` )
購入価格次第では展開が早く、キャラも魅力溢れる布陣。１０００円で遊べるなら、これはこれで文句を言うほど破綻はしていないので、興味がある方はどうぞ。
大体、２日もあればクリアは可能だと思いますし。
ちなみに、個人的に良かったヒロインは”フラウエン”です。
おまけ。
この物語の”キーマン”２人。
一応、それぞれ見せ場はあるものの、投げっぱなしでほっぽり出される感がすごいｗ
むしろ、２枚目左下の”ゆでたまごのおっさん”と呼ばれるコイツの方が余程、輝いていたかも・・・。
ヽ(;´Д｀)ﾉ
