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3エンディングのどれも好かったです。

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主人公の周りで親しくしていた友人が消えた。それをキッカケに不信感を抱き始めた親友。
最初は「凄惨な事故の被害者」として、事故以前と同じように振舞えないのは当然だし、仕方のないこと。そう思っていた。
人間関係が上手くいかない。その程度の事は時間が解決してくれるだろうし、ソレに応じた付き合い方をしていくべきだとも思っていた親友。

それでも、主人公の主治医である女医に会う事で、親友として友人を止めようと考えることになる。

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既に「事故以前の人生」と「沙耶」を秤にかけて、「沙耶」を選んだ主人公は自分がどういうモノになりつつあるのかを理解して肯定していた。

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「沙耶」と敵対する形で「沙耶」への理解を深めようとする人間と、「沙耶」と添い遂げることで理解を深めようとするヒト。

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双方の直接対決で物語は幕を閉じます。


「沙耶の唄」を終えて思うのは・・・。
物語の中での「プレイヤーの視点」をどこに置くかでエンディングの見え方が少し違ってくることが、後味に影響してくると思ったことです。
主人公としてみた場合、どの結末が一番幸せであったか?
第三者として傍観していたなら、どうなのか?
なかなか奥深い話だったと思います。

あー。あと、女医さんはいいキャラだったのですが、振り返ってみると「ちょっとメンタル弱かったんじゃね?」ってのが少しありますね。

現在の価格だと3000円弱くらいでしょうか?「沙耶の唄」
かなり短いので「長く楽しみたい」という方には余り向かないのですが、物語の濃度自体はかなり濃いので、終わった後で「if」な物語について考えてみたくなる部分も結構ありました。


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