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エロゲが出来るまで。

「積みゲーと積読はマメに消化しよう!」


耳が痛いですねヽ(;´Д`)ノ

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荒川 工著のライトノベルです。1巻がちょうどエロゲ熱最高潮の時期に発売されたので買いました。

・・・そして積みました。。。。OTL

大まかなあらすじ。

主人公 忍くんは父親と一緒に事故に遭った。幸い、忍君自身は軽症であったけれど、運悪く父親の龍介は故人となった。・・・がっ!なんと龍介は忍君の身体に魂が残った状態に。
・・・というかむしろ、「乗っ取り」。忍君の身体の主導権は龍介が持ち、忍君がそれに文句や要望を脳内で騒ぎ立てる。父の仕事(エロゲライター)のせいで学校で孤立していた忍君とエロゲライター的思考で高校生活を息子に代わってエンジョイしようとする父、龍介。

でまぁ、そんな2人が二人三脚で学園生活と製作途中だったエロゲ製作をしていく中で、父子やクラスメイト、同じ会社のスタッフと新しい視点で交流を深めていくと言うもの。



設定は面白いです。
ヒロインが「ダブリータ(留年)」であり、エロゲ好き・・・、しかも父の作品のファンである点。
主人公の忍君が華奢な文系男子ではあるものの、性格は結構きつめで父に対しての毒舌が耐えない点。
弱小エロゲ製作会社のスタッフは業界でも珍しい龍介以外はALL女性というラノベらしい設定もフックとしては面白いと思います。(女性がエロゲ製作に意欲的ってトコが)
ただ、妙なアダ名のセンスや序盤の出足の悪さが気になりました。
総合的に読んだ後は面白かった。と言えるだけのモノであったし、丸戸氏の「冴えない彼女の育て方」の同人系の製作過程と合わせてみると「1つのゲームが出来るまで」を分かりやすく学べると思います。

「冴えない彼女の育て方」では企画書(現物)なんかもオマケで後書きにあったりするので、企画は「冴えない彼女」。
「やましいゲームの作り方」では製作過程中盤からマスターアップ1週間前くらいまでを濃い目に描いているし、作中の合間合間に簡単な用語説明もあったんで「合わせ技一本」って感じですかね。

なにやら2巻も既に出ているらしく、新ヒロイン「中田ろみ子」なる子が出てくるようですが、どうやら「田中ロミオ氏」へのオマージュ的なキャラらしいです。

著者の荒川氏も以前はシナリオライターとして活動していたらしいですし、2巻次第では過去作を少し洗ってみたいと思います。

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