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終わってみると「それほどでもなくね?」って感じでした。

良い意味で。

”H&S(ハッピーアンドスマイル)ADV”ってのは諸事情により”無かったこと”にされていましたが、実際にやってみて思ったのは「そんな叩かれるほどでもなくね?」ってことでサブタイです。

”カルマルカ”という特別な存在をテーマにしていながら、「個別√ではカルマルカに触れないことが多い」ってのがKOTYeへのエントリー理由の一つではありました。
まぁ複数原画家で複数シナリオライターで整合性を・・・ってのは難しいようです。海外ドラマなんかである程度の長期シリーズになるとメインの脚本家、サブの脚本家に加えて出演者が自ら脚本家や監督になって1話つくったりするようですが、やはり素材は同じでも毛色が違うんですよね。微妙に漂う違和感は隠せません。
ただ、「カルマルカ*サークル」に関しては、意図的に「カルマルカに触れないように必要な情報だけを散りばめた展開」を組んでいたようにも感じます。
要は”真エンド”への布石ですね。

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いや、なかなか良かったですよ。特に最終盤での追い込みは王道で定番ではありますが良いものでした。

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あー・・・。やっぱりかぁー・・・。
常時発動型ってことで押し切ってはいたようですが、”暴食”、”色欲”、”憤怒”、”怠惰”、”強欲”、”嫉妬”の残り6つは全て感情との関連があると思われるのに対して一つだけ特殊ってのも今ひとつ、腑に落ちてなかったんですよね。

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そんなわけで、尺で言うと普通に個別√と同じくらいの長さがあるように感じられ、”おまけ的な大団円”ではなく、むしろこの√のために他の√がおまけ的な感じですかね。

そんじゃま、まとめていきますか。

某世界宗教の”7つの大罪”をテーマにした”ハッピー&スマイルADV”である「カルマルカ*サークル」ですが、別メーカーさんの作品である「7つの不思議の終わるとき」というゲーム、このブログでも取り上げていますがアレが一番比較しやすいので取り上げますが、「真√以外では特に大きな出番の無いカルマルカ」と「物語の中心には常に七不思議の七つの不思議の終わるとき」という感じになるんですが、”カルマルカ”の扱いが雑で個別√の多くで中心からズレた部分に置かれていたが故のテンポの軽さと物語の薄さに尽きます。ちなみに後者の場合はゲーム自体の尺が短いからそれほど気にならないですが、物語全体としてやや重いです。まぁ季節感の問題もあるんですけど。
ヒロインの作り込み、原画家の複数起用によるストレスは軽度です。「二代目は☆魔法少女」を乗り越えてきてますからね。多少ではなんとも。ただ、残念だったのは・・・。

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主人公の親友の双子の姉の杏。

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生徒会役員であり、カルマルカを監視していた謎の多い先輩 未来。

この二人が攻略できない。
これはバグか何かですか?それともいわゆる未完成商法でしょうか?杏1シーン、未来2シーンくらいあってもいいように思います。

進行上のオートモードで時々、別窓で作業しているとオートモードが止まっている時があるのはバグ・・・なんでしょうね。非アクティブ時に動作しないってことではないようですが。
総合的に現在の相場で適正よりややお得感はあるかも。セールなら買ってもいいかも。
ただ、”不思議な現象を司るカルマルカ”とそれを解明しようとする”ちょっと変わった部活動”のゲームとして考えると少し肩透かし喰らうと思われます。シーン数はメイン4ヒロインは3シーン、夕姫羽は2シーン(内一つは自慰)と「イチャラブ特化のエロありギャルゲ」としては安定的なシーン数です。
物語的に”罪と罰”を取り上げるのかと思ったら”罪による後悔”、”後悔することで生まれる罪の意識”みたいのが大きいです。アニメ「天元突破 グレンラガン」の26話?カミナが生きていたら・・・?の仮想世界の回ですが、あれが好きな人は真√が好きになれるかも知れません。個人的にあの話って世間的に言われている良さとは違う重みがあって好きなんですが、それはまぁまた別の機会にでも。

総合的に見て、「カルマルカ*サークル」はゆるく遊ぶには程よい尺の良ゲーと言えるんじゃないかと思います・・・が、真√のために用意された下地の意味合いが大きい個別√や、それ故の役割のためにややテーマから外れてしまってる点はあります。そこら辺、許容できるならオススメです。

あ、ちなみに朝比奈 晴が一番良かったと思います。

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