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「アキトは私が好き!」

サブタイ、ちょっと迷いました。

やってて思ったのが「機動戦艦ナデシコ」のTV放送の最終盤にメインヒロイン ミスマルユリカが常々言っていた「アキトは私が好き!」って台詞が変化する辺りのこと。あの場面の心情が一番、このゲームの姉√の山場に合っていたんじゃないかって思います。

もう一つは個人的に好きな作品「オールドボーイ」という作品。これは作中のこととほとんど関係ないんですけど、なんとなく思い出したんですよね。パーツ的に恐怖感を煽るのが妙に上手いって辺りが共感したんだと思います。

まぁ、まるきり関係ないんですけどそれなりに面白い旧作の漫画・実写映画なんで紹介しておきます。
「オールドボーイ」
ある日、普通のサラリーマンである主人公は妻子待つ我が家への帰路に居た。繁華街を抜け、人気の少なくなったいつもの道を行く途中で複数名の男に突然襲われる。
「待て!人違いだ!」と主人公は叫んだ。しかし男たちは取り合おうともせず主人公を拉致しようと拘束し、目隠しをして車に連れ込んだ。
「頼む!命だけは助けてくれ!」「金ならやる!だから助けてくれ!」「何が望みなんだ!?」
どの問いにも答えの返ってこないまま、主人公は最終的に意識を失い目覚めると・・・。

そこは部屋だった。
ベッドがあり、TVがあり、トイレがある。広くはないが狭くはない。独房のようにトイレに仕切りはないが部屋には自分だけ。窓はない。出入り口と思しき扉は頑強な作りで小窓がついていた。

そんな感じの導入で始まるお話です。
主人公は何者かに理由も知らされず、拉致され監禁されます。それも5~7年間。食事は与えられる。TVもある。部屋の中では自由に過ごせる。定期的に催眠ガスで眠らされ、脱出の可能性を摘まれ、散髪もその時にされる。そういう監禁生活。そして数年が経ったある日に眠らされ突然解放される。
なぜ拉致され、監禁されたのか?期間に意味はあるのか?なぜ自分なのか?
序盤の「理由を知らせず数年監禁」ってのがホントに怖いんですよね。カイジとかみたいに”借金”って明確な理由とかもないですし。まぁそういう作品がかつてあったんですよ。
ていうか、今調べたらリメイクされてますね。漫画も新装版出てますし。
まぁ興味があったらどうぞ。

では脱線から戻して「鬼うた。」の姉√。




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奇しくも主人公の名前は同じ「アキト」ってのも要因の一つ、だったんでしょうね。
ミスマルユリカは「アキトは私が好き」と常々言っていた。それは”自分の気持ち”ではなく”そうであって欲しい”って気持ち。それが最終盤に見つめ直されるのが「ナデシコ」の最後の方です。
「鬼うた。」で「私は”あーくん”(アキト)が好き」って言い張る小春(姉)がアキトに「してほしい」ことを伝えていて、要求していて、望んでいた。でも「それじゃあダメなんだ」って事に気付く。そういう山場が何か似てたんですよね。


気付いてからの小春は・・・、いいですよ。元が低スペなんである程度は仕方ないですしゲーム的な”尺”の都合もあるんで伸び代を埋めていく早さは結構なモノですが。

歌を姫歌に教えを乞い。料理や身の回りのこと、小さなことからそれなりなことまでを少しずつ努力して「アキトに望まれる小春」「アキトと共に歩める小春」を目指していく。

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なかなか見事なヒロインだと見直しましたよ。
「アキトには好きな人が居る」と分かっていながら告白し、失恋し、それでもなお「アキトと共に過ごせる日々を望もうとする」

少し世間の姉弟よりも距離は近いが、”近いだけ”の姉弟として。

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いやはや、こっからどうやって小春がメインヒロインになるシナリオ展開になるのか?って結構期待値ありましたよ。
なんせ、ここからどうすれば「アキトが小春を愛せるのか?」ってのがまるで見えなかったですし。

まぁしかし・・・、緩急つけたシナリオ展開どころか、まさしく「急転直下」という言葉が最も相応しい。そんな感じでした。あんま書くと”これからやる人”の楽しみを奪ってしまうんでスクショ3枚で表現してみます。






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いや。マジで怖かったです。
展開の方向性は明々後日の方向へ”60ヤードマグナム”って感じですけど、心理描写の説明が付くのが恐ろしい。
欠点があるなら”オチ”ですかね。結構、すごい方向に進んで、それもなかなか見事なぶっ飛び具合なんですけど、収拾付けずにスタッフロールに突入しちゃうんですよね。
一応、構成としては”姫歌√”と”小春√”は基本の√で、”綾子√”はロックが掛かっているんで、”綾子√”の成否が作品の全体的評価を決める感じになるんでしょうね。
実際、ここまでプレイした感じの感触としては「最近、ハードさ足りなかったから丁度良い」って感じてます。

”綾子√”もハードさ継続していたら、近々「暗い部屋」やろうと思います。瀬戸口節には下準備して望まないとね!

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