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目に見えないモノの目方。

”幸福感”は他者との比較と自身の満足度。
目には見えないモノは正しく推し量るのが極めて難しいように思います。

人の心ってモノもそういうものだと思います。

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風見 雄二と小峰 幸は実は幼馴染でした。そういうところから始まる物語。




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金型工場を営む両親と慎ましやかながら幸せに暮らしていた幸。
ある日、TVで小峰家元受である実家が取材を受けたことで仕事は増え、幸のご両親は忙しい日々を過ごすこととなる。
そんな忙しなく働く両親の関心を惹こうと、幼い幸は勉学にも運動にも家の手伝いにも努力をして成果をだしていた。それでも、両親の仕事が減るわけでも手数が増えるわけでもなく、愛娘であった幸との距離も時間も変化を見せていく。

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そんな時に出会った”公園で独りぼっちの少年”が風見 雄二との初めての交流。
幸は雄二と公園で待ち合わせをし、度々一緒に過ごしていた。両親が忙しく、誰も居ない家に居ることに堪えられなかった幸の心の拠り所になり始めていた。

しかし、折しも巡り合せが悪く、幸の10歳の誕生日の前日に”あること”が起こる。
周防 天音を始めとした雄二の姉”風見 一姫”を含む10数名の”バス転落遭難事件”。これによって雄二の環境は大きく変わり、詳しい事情を説明することも出来ないままに”公園にはもう来られない、一緒に遊べない”ことを告げる。
翌日、幸の誕生日。小峰家、小峰 幸の人生に大きな事件が起こってしまう。

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「事件の原因は自分のわがままにある」
そう幸は思ってしまう。自身の鬱積した”子供のわがまま”が”本当に大切なもの”を失う原因だと考えるようになり、”他人の言葉に逆らわない”。”他者の要望の全てに応える”そうすることが幸を日常に留め、生活をギリギリのところで保つ処世術となった。

実際はその”処世術”と”行き過ぎた要望”のために幸は”問題を抱える学生が集う美浜学園”に転校することになったワケですが・・・。




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自分が最後に分かれてから、心に深い傷を負ってしまった幸のことを知った雄二は過去の出来事を変えることは出来ないけれど、今の幸が未だ抱える”PTSD”の改善を試みる。

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そういう話。

これで3ヒロインですが、それぞれベクトルは違えども”心に負った傷”と言う点は共通のようです。
冒頭で”幸福感”で切り出しましたが、同じく”心的外傷”世間では”トラウマ”とか”PTSD”とか呼ばれているものも”幸福感”と同じように正しい”目方”が存在しないように俺は思います。しかも、”他者との比較”が可能なものでもないですし。

心療内科や精神科に掛かると一口に”PTSD”といった病名で括られていますが、作中での蒔菜や天音、幸のそれぞれの”心的外傷”は改善法も根底にある原因もそれぞれが違うもので、一人一人にあった方法でないと改善されないものだと思います。

自分もそういった人物との関わりが少なからずあり、内一人はアミダクジが出来そうな、梯子のような傷跡もある人も居ました。ぶっちゃけ、このゲームのように快方に向かうことはまず難しいでしょうが、そういう人との関わりがあった人は”豪快”に”PTSD”を取り除こうとする主人公を見てみるのも好いかも。とは思います。
実際、小峰 幸というヒロインの人物像はそれなりに感銘を受けるものがありました。





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・・・とまぁ、真面目な話はこの辺にしておいて。

ありがとうございます。 ありがとうございます。

そして、ありがとうございます。

エロ担当の天音よりもシーンの配色や構図に凝っていた気がします。
アンチ”黒下着”を辞さない俺も久しぶりに「おぉ、黒下着好いな」と思えるモノでした。あと、オッパイの形もなんか妙に好い感じでした。C?D?公式HPとかで調べたら分かりそうな感じですけど、久しぶりに理想的なオッパイって感じでしたね。

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あと、「グリザイアの果実」のOP動画なんかがあるコメント表示可能な某大手動画サイトなんかで”小峰 幸”と言えば「お湿りなう」ですけど、実は天音√なんですよね。
本人の√では言ってないんですよ。
「グリザイアの果実」を3√やって思ったんですけど、各ヒロインの魅力を上げるのは”他ヒロインに√分岐してから”なんだなぁ。と感じます。








おまけ。


「Leon」って映画があります。ジャンルで言うと”アクション”になるんですかね?個人的には”ラブロマンス”でも良いような気がします。
リュックベッソン監督の知名度を上げた作品の一つとしても有名ですよね。
物語の内容としては、無愛想でストイックなイタリア系移民のレオンという殺し屋が偶然的に出した同情心からある少女を保護したことから始まる物語。
麻薬取締りをする警察官の汚職に関わっていた父がピンハネをしたことで報復を受け、殺された。それは別に問題無いようだったが、そんなクズ親父にも家庭があって、レオンに匿われた少女マチルダの弟も居た。その弟も報復の対象として殺されてしまった。匿ってくれたレオンの仕事が”殺しを請け負うこと”だと知ったマチルダは教えを請い、報復をしようと決意する。

物語としては極めてシンプルです。世間で評価されたのは幼い少女のマチルダといい年の中年男性のレオンとの師弟関係と交友関係と”淡い恋愛関係”。
そして、物語の〆方も”その後”について色々考えさせられるものがある独特の〆方だと言うのも、観た人の想像力を搔き立てるものがありますね。

あとは余り関係ないですが、物語の主人公であるレオンの私生活を見ていると好きな漫画のある脇役の台詞を思い出します。

「美味い物を食えば酒が欲しくなる。酒を飲めば女が欲しくなる。慎ましくやるのが一番隙を作らない」by田之倉(根こそぎフランケン)

名言ですね。この映画でもそうですが、”殺し屋”という仕事単価の高い仕事をこなしているプロ中のプロを見ていると時々思います。
「なんのために高いリスクと賃金の仕事してんの?」と。
美味い物を食うために働く。酒を楽しめる生活のために働く。好きな女のために働く。
普通、仕事とはなんらかの”娯楽”を満たす目的もあるはずなのに・・・。と。

”殺し屋”をテーマにした映画では度々あるストイックさですが個人的には「アドレナリン」のチェデスキみたいな殺し屋ライフの方が好きですw

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