スポンサーサイト
上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「お話を聞かせて？」
ライアーソフトさんの名作。押しも押されもしない名作中の名作。「Ｆｏｒｅｓｔ」
CD-ROM 対応OS：Windows 98 メーカー：Liar-soft.
ってことなんですけど、俺のは「月刊メガストア」さんの付録ＤＶＤ版の方です。
一応、批評空間のレビューを見る限り、製品版も動くような感じっぽいですが自己責任で。
メガストアさんの付録ＤＶＤではＷｉｎ７ ６４Ｂｉｔでも普通に動いてます。
「ねぇ、おはなしをきかせて？」こんな台詞から始まる物語。
新宿に住むありきたりな５人の男女を巻き込んだ物語。
（ＣＶ. 北都南）
（ＣＶ. かわしまりの）
（ＣＶ. みる）
（ＣＶ. 野月まひる）
（ＣＶ. 一色ヒカル）
城之崎 灰流 （ＣＶ. 無し）
以上のメンバー。
ある日、メンバーは”森”に集められる。
”お茶会”。あの有名な有名な”お茶会”。絵本にもなった。世界各国の言語に翻訳もされた。多分、漫画にもなっている。アニメにも。ティム・バートンを始め、過去１００年もの間、映像化を続けられている。
あの「不思議の国のアリス」の”お茶会”。
それは”リドル”。”森”と言われる特別な何かに集められ、”リドル”と呼ばれる舞台に上げられてしまう。
”リドル”を切り抜けるために与えられた”ギフト”。それを駆使して、たまたま当たってしまった”リドルの年”を切り抜ける。やり過ごす。
根源となるモノに近付いていく。
そんなお話。
正直、かなり面白い。読ませるテキストっていうんですか？引き込まれます。手法は巧みといって良いと思います。
近年の”エロ特化のゲーム”のはあったら嬉しい、あって当然といった設備の”ＢＧＶ（バックグラウンドヴォイス）”の扱い方が実に巧妙。
テキストに表示されない物語の一端をＢＧＶで演出し、時に喧騒や口論のような場面を演出するためにテキストとＢＧＶで会話をしたりと面白い演出が良い感じ。
エロ以外にも使い道あるじゃん！ＢＧＶ。
今回、キャラ紹介のトコに初のＣＶ表記をつけましたが、これにもワケアリ。
みなさんは声優さんに「個人的に持つ印象」ってありますか？例えば「一色ヒカル→お姉さんキャラ」「みる→ロリっ娘」みたいな。そういう印象を出演声優さんに僅かながらも持ってる人にも是非ともお勧め。
特にみるさんが好きな人には良いかも。作中、それぞれの登場人物が主観的に物語の語り手となって”地の文”を読みあげてくれます。”声優の朗読会”のように。
みるさんの朗読は特に印象としてはパンチ効いてました。”風俗嬢”ってかなりこの手のゲームでは・・・特に昨今の”シナリオ特化”のゲームでは珍しい職種だけに面白みもありましたが・・・。
愛煙家で口が悪くてエロにオープンなみるさんステキっ！
先が読めるようで掴めない。
イギリス縛りの”リドル”と言われてもイギリス文学に疎くて読みきれない。
複雑なようでシンプル。だけど時系列が混ざり合って真相をより一層掴み難くしている。
だから↓こうなる。
勿論、コンテニューでっ！多分、次回に続きます。
