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「箱の中にはなにが・・・っ!?」

って台詞が印象的でした。

まぁ昔の映画の話なんですけど。
「7 -seven-」であってるのかな?ブラピの初期の頃の映画ですね。アレは犯人がサイコさんだったんで、これとはまた違った雰囲気の作品なんですけど。
それでもジャンルで区分をした場合には、やはり同じようなジャンルになるんだと思って、書いてみました。要するにサブタイの小ネタに困ってるんですw(一応、伏線でもあります)



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随分と手法に手を加えてきましたね。
イノグレさんのブランドイメージとしては”グロ美しい”って印象が強いようですが、「カルタグラ」からそこら辺も変化、強化されてきている。そういう風に感じます。




なにはともあれ、物語序盤の状況を軽くまとめると・・・。

1. バーのピアノ奏者の元荒くれ者(主人公)が錯乱した女に襲われて撃退した。多少やりすぎた感はあるがあくまでも「痛めつけた」程度。

2. 翌日、世間では「路地裏の猟奇殺人」として報じられ、被害者は主人公を襲って撃退された女。なぜか”刺殺”されていて、第一容疑者が主人公として捜索され始めていた。

3. 職場(バー)のオーナー(兼マスター)の計らいにより一時身を隠すことに。その際に「清鳳会」という怪しげな組織からのスカウトに乗り隠れ家を提供して貰うことに。

4. 身を隠す場所(清鳳会提供)と最低限必要な資金(清鳳会の小間使いの駄賃&マスターからの退職金(仮))が確保出来たので、容疑を晴らすために有志による捜査を開始。

こんな感じか。

んで、物語の中で”事件”に対してアプローチしてくれる登場人物を今回はピックアップしてみようかと。

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白川 綾音
学生。経済学を勉強中の推理小説好き。
物語の発端となった「雨の日に襲ってきた女を撃退」その直後の主人公に出会ったのが知り合うキッカケ。主人公の事自体は仕事先のバーに綾音が訪れた時に演奏しているのを見たことがある程度。
事件には個人的に趣味で愛読していた”推理小説”の知識と倫理的思考で挑む。


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橘 美華夏
会社に所属する編集記者。仕事先のバーに勤め始める前から主人公とは交友関係にある。交流の始まりは”関東大震災”。両親と家屋を失った主人公とその妹に一時的に同居していたのが始まり。
世間に出回っている情報と警察、憲兵に出回っている情報の齟齬を探し、事件の裏付けをしながら主人公の”無実”を探る。



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菱谷 琢磨
事件が発生した地域の警察の捜査課所属の刑事。
主人公とは震災後の荒れていた時期からの付き合い。傍から見ても、当人達にしてみても”犬猿の仲”。それでも割と主人公の勤めているバーには出入りしている様子。
事件の捜査を担当するはず・・・だったんだが、なぜか”憲兵”が出張ってきていることから”事件”には何かしらの”裏”があると考えているが、”警察関係者”であるが故に行動を制限されていることに不満がある様子。



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御巫 久遠
ある日、バーに現れた少女。
普段、なにをしているか不明。何者なのかも不明。見た感じの年齢は幼いようで、世間的には”親(ないしは保護者)の庇護を必要としているであろう外見”ではあるが、当人曰く「精神年齢は28歳」。
推理小説好きの学生である綾音とは一味違う、ガチ才女。頭脳労働以外は基本的に苦手。あとニンジン嫌い。



とりあえず、この4人が手法はそれぞれながらも”真相”へ近付くために職能や個人技能を使って手助けしてくれる感じ。
この「PP -ピアニッシモ-」はこんな感じで登場人物を何らかのカテゴリ分けして書いてく感じにしていきたいです。
あと、今回のサブタイの回収は一応しておきます。ってか、これで回収になるのかどうか・・・。

名作映画(俺主観)「7 -seven-」で印象深い台詞「箱の中には何が・・・っ!?」のシーンでは、まさかこの人が”最後の犠牲者”になっているとは・・・。みたいなオチがあったんですよね。
イノグレさんの「カルタグラ」の時もそうでしたが、かなり意表を突かれた格好で物語が進んでいく場面がありました。

凜(28歳)のことだよぉ!!( ゚д゚)
絶対、エンディングありのヒロインだと思ったのに・・・。(´・ω・`)


ってことで今作は「カルタグラ」以上に意表を突かれた形のバッドエンドや死亡者が出て来てビビリました。

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今のところ↑の2つ(2人)ですね。
上はまさかまさかの人がいきなり死んでマジでびっくりしました。
下は”惨殺”って字体としては間違いない感じですが、「嬲られ死」って感じの新しい死に方。出血系とか細工系の死に様・・・具体的には↓みたいな

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「カルタグラ」名物の一つの”黒翼の首なし死体”ですね。
こういうのはこういうので”グロ美しい”イノグレのブランドイメージを作った立役者の一つとして上げられると思いますが、今作では「より生々しく」といった風が強いです。
状況そのものを広い視野で見ると”凝っている”と言えるが、物語の最中で見るとその”生々しさ”が際立つと言うなんとも物語を演出する上で一粒で何度か美味しい・・・みたいなね。

そんな感じで、評価そのものは「カルタグラ」より世間的には劣っているようですが、個人的にはかなり楽しめています(今のところは)。






おまけ。

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まさしくその通りだと思います。

「生きてこそのモノダネ」(文体的に合ってる?)みたいな言葉もあるように、やはり”無実”や”無罪”を欲しても、それが成し難いようであるならば、相手が巨大であって打ち倒すにしても出し抜くにしても困難であるならば、時には「逃げる」という選択もあっても良いのだと。

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「カルタグラ」では事件から遠ざかって、結果的に”フェードアウト”するという結末もありましたが、今作では”真相究明と解決”に辿り着けない時の”次善策”として「逃げる」があります。
それはそれでって感じなんですけど、あえて”おまけ”に持って来たのには意味がちゃんとありますw

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”たこ焼きオヤジ”だって逃げたかったんだ!( ゚д゚)

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