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友達以上、恋人未満

それが俺にとっての”旧幼馴染”の在り方。昨今では絶妙な距離感が求められているような気がして、それでいて”恋愛的な強い想い”を容易に伺わせないのが”現在の幼馴染”の在り方だと思ってます。

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こういうの!そう!こういうのがええねんッッッ!

人生初のギャルゲの幼馴染”藤崎 詩織”以降、幼馴染が嫌いでした。
あざとくも距離感が賢しく、それでいて不必要に思わせぶりな幼馴染が嫌いでした。

「一緒に帰って噂されると恥ずかしいから・・・」とか言う幼馴染が諸悪の根源ですw

そんな俺を変えたのは「一(にのまえ) 桜」であり「保科 有希」であり、「奈木崎 奈留子」だったりします。

”姉””妹”そして”幼馴染”は個人の努力で得られない特別な存在。とても羨ましいです。


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幼き日の奈木崎 奈留子は桐小島 巴と友達で意識しない部分で恋心を抱いていた。
そんなある日に、奈留子の知らないところで”辛い辛い失恋”をした巴を見た奈留子は自身の気持ちである”巴の傍に居たい”と言う想いと、その”痛烈な失恋”から恋と言うものに背信的になってしまった”巴への恋心”の葛藤に揺れて、結果として自ら心を割いてしまっていた。

その事に気付いたアイネは奈留子の”心の欠片”を戻すことを巴に提案する。しかし、事はそう簡単にはいかず、ある問題が浮き上がってきていた。

”運命の赤い糸”には限りがあり、世界を緩やかに循環している。
 一度結ばれた”赤い糸”が失われた場合、そのカップルは”別れ”を運命付けられてしまう


・・・ということ。

天使が信じ続けていた”赤い糸”は”人を一時的にしか幸福にせず、その幸せは不幸と表裏一体”という事実。
それはアイネを始めとする天使たちも知らなかったことで、”弦の切れたアイネのギター”を通じてアイネたちは知ることになった。

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”弦の切れたギター”は付近で新たに結ばれた”赤い糸”を優先的に奪い、切れた弦の補填をしていた。

それが”カップル成立と共に弦が復活していた”本当の理由。

これまで戻ってきた弦は4本。まだ1本足りない状態。

”赤い糸”の悲劇を知った時には既に奈留子に欠片を返してしまった後だった。

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欠片を欠いていた状態から明らかな変化を見せていた奈留子。
”戻った想い”のままにしていれば2人は結ばれ、そしてギターに弦として”糸”を奪われ、必ず別れる事になってしまう。二度と交わることがなくなってしまう。





そんな”幼馴染 奈留子√”でした。

声優の演技力がマジスゴかったです。奈留子の中の人は「LOVESICK PUPPIES -僕らは恋するために生まれてきた- 」のサブキャラでも出演してるんですが、その時はあんまりそんな感じはしなかったのですが、このヒロイン時の爆発力と言うかピンポイントでのパワーはすごかったです。

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特にこの2シーン。特に後者の方は圧巻でした。一撃必殺の威力を感じました。
一緒に居ると”恋する気持ち”を我慢しなきゃならない。想いが通じると幸せなのはほんのひと時だけで”必ず別れる”ことになってしまう。
どうするべきか分からない。でも、どうしたいのかはハッキリしている。それ以外は考えられない。だから悩む、衝突してしまう。それでも抑えられないモノは確かに息衝いてしまった。

そういうのに焦点を絞って、激情的に、物悲しく、暖かみと身を割くような葛藤が綯い交ぜになっていて、見ていて色々辛かったです。

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個別√入りまではどちらかというと子供っぽい感じだった奈留子がこういう”憂い”を含んだ表情を見せてくると「どうにか幸せになってほしい」そう強く思えました。



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総合的にも個人的にHitな今作、イベントCGのクオリティも印象も深いモノが多いです。

この、巴の悲しみの割合の多い表情と、奈留子の幸せの割合が大きい表情をつなぐ”赤い糸”はやるせなかった。


全編通して”切なさ”や”悲しさ”で胸が苦しくなるばかりだった「僕が天使になった理由」ですが、次で最後の”アイネ√”。

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