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「名作」になるはずだった・・・。「未来」もあるはずだった・・・。

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RococoWorksさんの”意欲作”として鋭意製作中だった「ヴァニタスの羊」です。

まず、この作品を語る前に知っておいて欲しい事があります。

製作会社であるRococoWorksさんは、このゲームの製作中に”製作会社”と”物流”の間に入っていた「仲介業者」による横領があったこと。

それにより、メーカーは解散。製作中であったゲームも十分な作り込みが出来ないままマスターアップ。恐らくは売り上げは退職金であり、方々のマイナスを埋め合わせるのに使われたんだろうな・・・。

そのように思ってしまいます。幸いにも、このゲームを始め、RococoWorksさんとお仕事をされていた原画家の「笛」氏は新作が出るようです。




さて、そんなこんなで「見切り発車」してしまった・・・。せざるを得なかった「ヴァニタスの羊」ですが、凄いのは「バグなし」「パッチなし」ってことです。
「パッチは出さない」とかのたまってた、どこぞのクロスゲイズのメーカーとかに見習って欲しかったですw
しかも、あのメーカーは一度吹き飛んだと言うのに、いけしゃあしゃあとコンシューマーでなんかゲーム出すらしいですしね。ヤンデレ界の重鎮である”あの方”も出るようです。そこら辺だけは期待していますwww

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少し脱線しましたが・・・。

ある魔術師の師弟にして親子である”エリファス・バトン”とその息子”クロード”が「城塞都市エンゲルブルグ」を訪れるところから物語は始まります。
エリファスからすれば、一時を過ごした思い出のある都市。クロードからすれば初めて訪れる大きな街。

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クロードは父が宿の手配をしている間に街の散策に。
その時に追われている少女に出会う。少女の身形、言動はしっかりしていて、いわゆる”裕福な家庭環境”にある娘。貴族の娘であることを察する。
クロードは幼いながらも魔術を習得していて、機転を利かせた魔術で少女を救った。

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奇しくも助けた少女の母がクロードの父エリファスと旧知であったこともあり、テレーゼが誘拐されそうになった経緯、その後の対策も兼ねて、双方の交流が増えていく。

営利誘拐目的の”貴族の娘”を狙った犯行ではなく、”テレーゼ”個人を狙った何かしらの”目的”を持った誘拐であると当たりを付け始めるエリファス。

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要点だけをまとめると・・・。

* 誘拐犯は依頼人と面識が無い。それどころか依頼人の名前も知らない。
* 同じような仕事を何度かしてきていて、”最後の仕事”ということもあって前金で貰ってあった。
* エリファスが捕まえて脅したので今後は安心。
* 誘拐の危機は去ったが、街に帝国兵が増えて物々しい雰囲気であり、帝国兵もテレーゼを気に掛けている様子。

不安に思ったテレーゼの母は街を出て遠方で静かに暮らそうと決意する。
エリファスもそれには同意し、”父子の旅人”と”街を離れた貴族の母子”よりも”親子4人の旅暮らし”で移動することを提案し、その準備を進めていた。


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街を出る馬車に乗る段になって問題が発生したようで、エリファスはテレーゼとクロードの2人だけを逃がすことを決め、魔術を使い二人だけを街の外へ逃がした。



それぞれの親に何が起こったのか?

父と母の。それぞれの家族の安否も分からぬまま月日は流れ・・・。



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9年の時を経て、クロードとテレーゼは再び、エンゲルブルグを臨む事になる。

両親の安否を確かめるために。






OPテーマ曲はかなり鳥肌モノでした。予算問題が出てくるのは製作の中盤~後半辺りになるようで、OPやEDはチカラ入ってると思いますし、予算不足で見切り発車となってしまってもゲームとしての”体”は保たれています。



余談。

このゲームのライターのセンスはアンバランスかなー?とか思ってしまいました。
というのは、この物語の”魔術”は「一人に一つ」というもので、超有名漫画”J0J0の奇妙な冒険”とかで言う”スタンド能力”に近いモノなんですよね。(一人1体1能力)

問題は、そのネーミングセンス。
エリファスの「指定範囲の指定する人間に望む形の幻覚を見せる魔術”石のパン”」のセンスは好いと思ったんですが、ソレに対して他の魔術のネーミングが・・・。。。。

まぁこの辺のライターのセンス判定は半月後くらいに出来るかなー?出来ないかなー?そんな感じです。

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