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ハチ掛け開いてつり橋になる。
西暦でいうと大体２５００年くらい。
人類の文明は進み、人の生活の中にロボットが一般的に普及。そしてロボットの人類「メトセラ」と呼ばれる新しい「種」としての権利を機械が有した世界の物語。
ある時に主人公を中心とした男女メトセラ混合の仲良しグループの大半が集まっていた時に付近から謎の信号を受信。
その発生元を探索し始める。
その場に居たメンバーだけでは送信元と思われる隠し部屋の存在を確認は出来たものの、その部屋の扉を開けることは適わず力自慢の仲間を呼び出して協力を仰ぎ、偽装された扉前の資材をどけることに成功。
そして開かれた扉の先にあったものは・・・。
自律型として人権を獲得した「メトセラ」よりも旧世代の「ヒューマノイド」と呼ばれるアンドロイドが厳重に保管されていた。
ヒューマノイドの少女は自身を「しねま」と名乗り、そのまま意識を失うように待機状態に戻ってしまった。
世界が統一国家になり、メトセラが人権獲得のための戦争が終結して５０年以上、平和な日々が続くようになった世界しか知らないメンバーたちは自分たちが発見したヒューマノイドに好奇心を刺激され、またグループ内のメトセラは自身の「祖先」に当たるヒューマノイド「しねま」への敬意の気持ちから「しねま」の再生を計画するようになる。
そういう感じの話です。
方向性としては、ロビン・ウィリアムズ主演の「アンドリュー」という映画の先にあるものだったり、アニメーションでは「イヴの時間」よりも先の物語と言う感覚に近いです。
上記のような作風が好きな人には楽しめそうな雰囲気で機械の少女を中心とした物語で「ハートフル」というのは妙な感じですが、そんな内容だと思って間違いないかと思います。
「地球人になｧ！∀の復元なんか出来るわきゃねーｪｪｪｪｯ！」とサブタイ迷いましたｗ
作中に「しねま」の前のオーナーが出てきて、その人が一癖も二癖もあるけれど、「しねま」に対して家族のように暖かみのある接し方をしていた人だったので、「Ｆ-91」の娘とよくやった綾取りを映像マニュアルにヒントとして残していた「アノー博士」の方を取りましたｗ
ちょっと最近のゲームとは絵面の毛並みが違う感じがして敬遠していたタイトルでしたが、９８０円の特価ということで始めてみましたが、「ＳＷＡＮ ＳＯＮＧ」で弱っていた心には程よい暖かみのある良い雰囲気の話だと思えます。
最近の記事で言うと「イモウトノカタチ」のミータとテーマ的に似ている部分もあると思うのでそこら辺も比較してみたいと思います。
