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彼女を守る51の方法。

「初恋サクラメント」やってたんで書こうかな?とか思ってましたが、冒頭の部分からグイグイ惹き込まれました。

ゲーム開始から10分以内が「最初の最初」っていっていいんでしょうか。これまでにやってきたゲームの中でも「SWAN SONG」の冒頭の魅力というか、これから始まる物語への不安感や期待感の強さは五指に入るものだと思いました。

サブタイは、掲載誌は忘れましたがヤングOャンプやヤングOガジンのような、やや青年向きの漫画誌で連載されていたモノから頂きました。

レンタルブックや古本屋で安く読めたり立ち読める機会があればオススメしたいです。「彼女を守る51の方法」も地震をテーマにした災害モノで、レインボーブリッジが見える場所から新宿までの移動を長く別々の生活を歩んでいた男女2人組みが他の被災者と協力したり、緊急時だからと犯罪行為に走る人間から身を守りながら安全に保護される場所を目指す物語でした。




「SWAN SONG」もまた大きな地震で日常を失った20歳前後の男女達数名を中心に描いた物語のようです。

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Xmasの夜、主人公 尼子 司は一人で過ごしていた。喉が渇いて少し外を歩くのもいいだろうとホワイトクリスマスの雪が降る中を近所の自動販売機まで歩いていて辿りついたその時に大地震が起こった。幸いにも屋外で被災して、多少の打ち身などはあったようだが身体に大事はないようで、住まいのアパートに戻ると3階建てであったアパートは1階建てほどの高さに潰れていた。

倒壊したアパートから必要と思えるモノを持ち出し、生存者を探しつつ人の気配の消えた廃墟になった町を歩いていく。
司は幼少の頃から親の仕事の関係(オーケストラ指揮者)で音楽に触れていたので聴力が発達していたので、か細い助けを求める声に気付けた。

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声のする廃墟に踏み込んだ司は2人の人間に出会う。一人は瓦礫の中で立ち尽くす少女、もう一人は倒壊した家屋の瓦礫に挟まれて上半身の一部が露出した状態の女性。
瓦礫に埋もれた女性の傷は深刻な状態で、救出はとても間に合いそうもない状態。司は死に水を取ることを予感して、遺言を聞き届ける・・・もしくは何か自分に出来ることはないかと問いかける。

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もう一人の立ち尽くす女の子は瓦礫の下敷きになった女性の妹。そして「自閉症」というハンデを負っていることを聞かされる。
当初、妹である「あろえ」を安全な場所まで連れて行って何かしらの保護を受けられるようにと託されたが、「自閉症」をいう重いハンデを背負ったさろえに深刻なほど崩壊した地域ではまともな救助を受けられるまで生き残ることは出来ないだろうと思い「一思いにいっそ殺して欲しい」と告げた。
間もなく、あろえを残して姉は息を引き取り、司はあろえを連れて崩壊して廃墟となった町を進んでいく。

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降雪の中でやっと見つけたまともな形状を保った建物、教会に入ると金髪ピアスの青年 田之村と出会う。
そして同じように近隣で被災した大学生の男女3人も教会にやってきて、共に一時的に教会を避難場所にすることにした。

尼子 司・・・音楽家の家系。怪我で右手が不自由しているが日常生活には支障がない。幼少から音楽に携わってきたため聴力が発達している。

八坂 あろえ・・・自閉症の少女。姉が死んだ事実を理解しているかも不明だが、姉が生前に「司のいうことをよくきくように」という言いつけを守ってはいる。

田能村 慎・・・地元民。歴史ある剣道場の息子。金髪ピアスでノリは明るめだが危機管理能力は高く、家柄の関係で武道の心得もある。

佐々木 柚香・・・近隣の大学の学生。ピアノを嗜み、子供の頃の司と同じコンクールに出ていた経験もある。人当たりがよく、料理も得意で柔和な性格。

川瀬 雲雀・・・柚香と同じ大学生。何かと騒がしく柚香からみると協調性に欠いてはいる。イベント事は被災時であっても出来るだけ参加したいと思っているし楽しむ姿勢。あろえを理解しようと努めている。

鍬形 拓馬・・・柚香と同じ大学生。インドア派でMMORPGで日々の暇な時間を過ごす。ハイテク系に通じていて、発電機や配線関係にも関心がある。被災前に柚香と出会い、好意を持ち続けている。


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キャンプ用のバーナーを使って湯を沸かし、温かい飲み物と焚き火で暖を取ったことでようやく人心地付いた6名。
倒壊した店舗などから物資で必要そうな物資、食料等を集めて教会を拠点とした周囲の散策、現状の確認から避難所や他の生存者との接触を図る方針を決める。

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降雪量も多く、物資も満足には集まらない。雪や風は防げても、被災前のそれぞれの住居から見たら廃墟同然の寂れた教会ではあったけれど、6人は火を囲み年を越す。それぞれが身内であり家であり何かしらを失って、それは個人差があっても小さいという事はなかったが、それでも6人には少しずつでも笑顔になれるだけの状況が戻り始めた。





・・・と、この辺までが冒頭になるのかな。

今現在プレイしてある分でも「彼女を守る51の方法」でも障害としてあったこと、「二次災害」の中でも最悪な部類に入る「人災」のケースがありました。
某格闘技漫画でも言ってましたが「横っ面を引っ叩かれた時に睨み返すか目を逸らすかでソイツの本質がわかる」なんてのがありましたが、「被災のような極限状況にこそ人間性が分かる」そういうのも、一度はこういうモノで見ておくって意外と大事なのかも知れないと思いました。
このあとどうなるのか、見たいような見たくないような・・・それでもオートモードは止らない。そんな感じです。

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