2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キャラ立ってるっぽいのに過剰なハイスペックでアンバランスになってる感じ?

2013y09m14d_111117609_convert_20130924082737.jpg

作中、ポップでアップテンポな性格って位置づけだと明日香、あさひ、七海なんかが該当する感じ。
明日香は明日香なり、あさひもあさひとして、七海も七海でちゃんとキャラ立ってると思うんですよ。

腹ペコ、無垢(記憶喪失の弊害でもある)、フレンドリーに快活。これだけあればそれなりにいいキャラだと思うんだけど、なんでハイスペックにしちゃうかな・・・。

2013y09m14d_120418953_convert_20130924082857.jpg

神隠しから戻って、森で発見された明日香は普通の神隠し帰還者とは違って神隠し前の記憶も全て無くしていた。
島の有力者であり教育機関の理事でもある里佳に引き取られた後、年相応の常識や学力を得るために1年間で徹底して詰め込んだ。

結果として運動能力は神隠し以前の幼少期から外で遊び歩き、男子である修司以上に元気であったことから同年代女子と比較しても高い能力があるのはいいけど、まっさらな学力が1年強で英語マスターしてドイツ語とフランス語に着手するだけでなく学内の学力も学年1位ってのはどうなんだろうね?とか感じてしまった。

物語的に小夜の競争心と嫉妬感のようなものをミスリードさせるためにはある程度の要素が必要だったのだろうけど、そこまでのハイスペックが必要だったのかと思ってしまうw


2013y09m13d_223913125_convert_20130924082552.jpg

冷めるっつーか萎えるんですよね。色違いの場合、脱がされて発覚する前に上手いこと隙を突いて手早く脱ぎ終わった状態にしといて欲しいもんですw
まぁでも、七海に聞きかじった事をそのまま男子(修司)に疑問としてブツけられる明日香のこういった無垢なところ。

2013y09m14d_185330375_convert_20130924083111.jpg

そしてヒロインらしからぬ「PCのHDD内の危険な中身」を危惧するアンバランスな常識とかはキャラとして通用してる気がします。

前置きみたいのが長くなりましたが、こんな明日香√。

明日香以外の神隠し帰還者は「神隠しにあっていた期間」だけは「この世ではない何処か」にいっていたとされる関係か、その帰還の記憶だけが無くなってる。明日香だけが例外で、人生丸ごとの記憶がなくなっていた。
神隠しから戻った幼馴染に逢うために戻った修司は明日香がそれまでの神隠し経験者と同じように考えていたから再会は初対面のそれと同じものになった。

修司が幼き日を一緒に過ごした明日香を「あーちゃん」と呼称することで今の明日香とは別のものとして作中では表現しています。
それでも明日香自身がフレンドリーであることと、本能的に修司を求めている?意識している?ような無意識の行動もあって幼馴染ではなくなってしまったが、同じ保護者に居候する上では共同生活に差し支えるようなことはなく、それなりに楽しく過ごせてはいた。

2013y09m13d_213324375_convert_20130924082432.jpg

前年度も明日香は鈴森の学生ではあったが学力の水準が年相応に追いついてはいなかったので、学園祭や他のイベントの時も図書室で個人学習に努めていたこともあって、学内イベントを楽しむのは2年生になったこの年が初めて。

そういうイベントに初めて臨む者同士という事もあって修司と2人、色々なイベント、出店や友人達に目まぐるしくされながらも楽しんでいた。

2013y09m14d_100721734_convert_20130924082701.jpg

年頃の異性の間柄でも全ての記憶が無い明日香は倫理観にも乏しく、幼少期の男女程度の意識しか持ち合わせていない場面。
その反面、学力や運動などの「本人の努力」が反映されやすい部分では年齢相応のそれを大きく上回るアンバランスさを見せる事に。

一般的に「自転車の乗り方」や「泳ぎ方」なんかは一度覚えていたら10年とかの長い期間を挟んでも忘れないものだとか言うけれど、明日香自身が何が出来ていて何が出来なかった(挑戦したことが無い)のか分からなかったから何事も手探り体当たりになりがち。

2013y09m13d_215654343_convert_20130924082522.jpg

仲間同士で海に遊びに行った時はノリノリで海に飛び込んでいったのに泳げない事を知らなかったから溺れてしまったり、料理も全く挑戦や手伝いなんかもしたことなかったようで、ボコボコな有様だったりと本当に緩急の激しい日常。

それでも恐怖心がないのか興味が勝るのか、指を時折傷つけながらも料理に励み続けてさして時間をかけずに危なげない腕を披露するようにもなる。

そんな明日香に「あーちゃん」の面影を重ねようとすることから、「明日香」という新しい友達、女子として意識するようになる。

修司のなかで「あーちゃんとの再会<明日香との日常」となり始める。

2013y09m14d_111722671_convert_20130924082814.jpg

それでも「あーちゃんとの再会」は修司の根底にある願望。
今の明日香とあーちゃんとの思い出の鬩ぎ合いの中でそれぞれがそれぞれの形で悩みながらも二人の仲は男女のそれとして進展を始めていく。


2013y09m14d_120014796_convert_20130924082917.jpg

そんな時に修司の前に現れた「神隠しに遭う前の明日香」、「あーちゃん」が姿を見せる。
修司の望みを叶えたいと思う明日香はそのことを知って・・・。


みたいな感じでした。

明日香が少しスペック的にアンバランスだったけど、物語全体として面白かったです。
ただ、ヒロイン数とテキスト量が結構多いので全体的にかなり長く感じるのと、上手いこと途中途中で息抜きしていかないとダれてしまいそうでしたw
テーマとして要点を押さえていればある程度の間が空いても話は理解しやすかったと思いますが、√ロックが厳重なのはどうなんでしょうねヽ(;´Д`)ノ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

D@ruma

Author:D@ruma
達磨のだるだるブログへお越しいただきありがとうございます。

「達磨の」と謳ってはいますが表記上は「D@ruma」でお願いします。
パッとしないブログではありますが、時々でも訪問いただければ嬉しいです。


気が向いたら「拍手」などお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
来訪者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR