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賢くない脳みそで挑める「謎」が好き。

山奥の別荘でバカンスに浮かれる男女。そこに流れる「逃亡中の猟奇殺人の犯罪者」のニュース。深夜に響く悲鳴と共に発見された見知った人物の遺体。

てな具合で「いかにもなミステリー」な様相になりました「Dark Blue」ですが、ここで一つ前置きを・・・。


「賢い脳みそ」で挑まないと解けない難解なミステリーはぶっちゃけ苦手ですw
ほどほどの難易度でほどほどに良いです。具体的に言うと「ハイスペックなマシンを使ったバイクレース」は嫌ですが「原チャリレース」ならやってみたい。そういう感じですかねw
ミステリーでそういう匙加減は難しいでしょうが、そういうのが好いですw
ちなみに「賢い脳みそ」があるなら挑みたいミステリーはアガサクリスティ著「そして誰も居なくなった」と「オリエント急行殺人事件」です。この2作は作品展開自体がかなり特異だと思います。
「物語の途中、謎解き編に入る前に犯人が死亡してしまい、その後も物語が続き疑心暗鬼に囚われた残りのメンバーが殺し合いを続けてしまう」
「探偵役以外が全て共犯者」
この二点はかなり恐ろしいセンスを感じます。まぁ俺が言うまでもなく「アガサクリスティ」と言えば押しも押されもしない巨匠の一角なんですけどねw
ゲームでは確か「ユートピア号殺人事件」なんかがかなりゾクッとするオチでしたね。「探偵役の助手が真犯人」とかマジで恐ろしい。なんせ真犯人と一緒に犯人探しの証拠集めして回るんですからねw
国産のミステリーだと「警部補 古畑 任三郎」ですかね。「だってぇ~・・・。好い頃仕方、思いついちゃったんですもの」は稀な名言だと思います。


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こっからでしたね。
夏休みに山奥の豪華な別荘に遊びに来て、浮ついたテンションで恋バナなんかも急遽浮上してきた夜。
許婚チックな女の子が居ても「親同士の約束事で当人同士にそういう意識がない」という怜矢は主人公の妹の琴美へアプローチしたいから協力して欲しい旨を伝えて、ロマンチックな演出で告白。年代的な大きなイベントでもある「恋愛」に突入した琴美の夜・・・というか「人生」は凄惨な幕引きとなってしまった。
警察に連絡するも、別荘への道のりの一部で崖崩れが起こっていたようで麓からの警察、送迎車の到着は崖崩れの処理が済んでから。・・・つまりは数日後ということであった。

致命傷は胸部の刃物。遺体は性的暴行の痕があり、その遺体は正視に堪えがたいものとなってしまった。

残る宿泊メンバーは家主である怜矢の提案の元、夜回りチームを編成する。
執事のナイジェル、メイドのほのか、家主である怜矢の別荘に詳しい3名の夜回りが始まり、不振人物の発見には至らなかった。
周囲の人間との仲は円滑であった琴美が宿泊メンバーに殺されたとは思えないため、夜回りで不審者が発見されなかったことで「安全」が確認されたこととなった。

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身内を失った雪斗、鈴香を気遣う者。

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一度は安全が確認されたと言っても警戒を続ける者。
そういった一般的な反応をする者に対して、「普通」ではなかなか思い至らないような行動を始める者が出始める。

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親兄弟の親身であったはずのマネージャーの真岡の真意。それに曝されてしまうアニス。

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失ってしまった思い人、その喪失感を優しく接してくれる音羽に求める怜矢。

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荒事に慣れているといっても猟奇的な遺体を目の当たりにして焦るように音羽への想いを打ち明け、行動に移そうとする英二。

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妹を失ったことで心身のバランスを崩した所へ意図的に鈴香の弱みを握り、それを利用しようとする教諭。

猟奇的な場面に遭遇したことでそれぞれが心身のバランスを失って、本来であればそうはならない方向へと動き始めるメンバーの中で主人公は自身の中の仄暗いモノを感じ始める。

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ギスギスと鬱屈していく空気の中で少しでも気分転換をしようとプールを利用するも一時凌ぎにしかならず、それぞれの時間は過ぎていく。

という感じです。

ミステリーとしては難易度が低い仕様だと思うので、人間関係の方に目が行きがちになりますが、そこらはまた次回で。



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