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”正しい”とされたことが真実とは限らない。

”正しい”ってなんなんでしょうね?

なんだと思います?子供の頃に親に聞かされた倫理観が”正しさ”なんですかね?

社会に出たら意外と通用しないな。って思います。

倫理に沿っていれば”正しい”んですかね?

酷いことされたら、酷いことし返してもいいんですかね?

とりあえず、今年最後が「病院ソドム」で良かったな。って思います。

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でも、今はニコニコマンさんと一緒にテロってます☆ヾ(ゝω・)>




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法務大臣相手でもブレないニコニコマン兄貴。流石です。見事なキッチGUY。

院長以外との交渉は譲らなかったニコニコマンさんが法務大臣の代理を受け入れたのは意味があるのか?ないのか?

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”彼”の意図はどうあれ、法務大臣は無関係ってワケではない様子。
議員であり、院長。彼には大きな裏がある。かつて、社会問題になりかけた”とある訴訟問題”。法務大臣と女医はニコニコマンが”事件被害者”と関わりのある人物であると推測する。

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俺は、最期までやってこれが”本心”なんじゃないか?ってなんとなく思います。とあるエンディングでニコニコマンの正体が明かされますが、その”彼”の背景を見て、感情移入すると本当に目的が無いように感じました。

仮に当人から謝罪があったり、真相を世間に公表してもきっとニコニコマンは浮かばれない。
復讐を当人の娘・・・偶然居合わせただけだったけれど、天啓のように感じもすれば、復習を思いとどまる最期のチャンスでもあったように感じる。それだけに。

きっと、多分。ニコニコマンはこの”物語”の最中に本当に壊れたんじゃないかって感じます。

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だから、法務大臣主演のAV撮影してネットオークションに”1円スタート”で出品したりもします。

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ちなみにこいつ↑も結構、好い味だしたゲスい登場キャラでしたwww
情緒不安定なニコニコマンと日和見主義な主人公の行動力の落ちたタイミングでちょいちょい出てゲスさを発揮してくれますw
個人的には「ダイハード」の1の時に居たようなヤツみたいな目にも遭って欲しかったんですが、エンディングによっては一番の役得だったりもします。
エロにも積極的ですしね。

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主人公も好い味だしてました。おそらく、普通の陵辱モノやエロに特化したゲームじゃコイツは活きない。
このゲームだからこそ、魅力が光る。そんなキャラでした。一部のエンディングでは無事に1億GETして脱出にも成功します。その時の”一億”の使い道ってのがすげーリアルで生々しい。そういう変なトコに魅力感じますね。
他にも”ニコニコマンに無茶な選択肢を強要された時”とかですかね。

別に知ってたワケじゃない。面識とかテロったときが初対面。だけど「この娘、なんか好いな」って感じた未来ちゃん(院長の娘)を撃て。と命令された時の↑これ。

何も知らない。何も聞こえない。何も考えない。

でも、死ぬの嫌だし、一億欲しいから可愛い好みの娘だけど撃つしかないよね?

殺されたくないから撃つしかないじゃないか。

こういうやつ、嫌う人って多そうですが誰しもがヒーローになれるわけじゃないし、特別な何かを持ってるわけじゃないし。そうやってズルズル生きてきたことに共感できる部分がある人で、そういう部分を受け入れてたり自覚してたり、そういう人はエンディング観たら好きになれると思います。

最初と重複しますけど、ホントに今年最後の記事がこれで良かったと思います。
感動できるゲームも好いです。好きです。
欝になるのも好いですよね。厨二全開でカッコ良くキメてくれるゲームも好きです。

でも、”死生観”とか”人生観”に一石投じるようなゲーム。終わった後に「当たり前すぎることだから普段考えないこと」を真剣に考えられるテーマのゲームってのが多分、一番好きです。

「ゴア・スクリーミングショウ」みたいの・・・って言えば分かりますかね?ユカが子供の頃に受けた仕打ちは酷い。復讐すら赦されるほどの仕打ちを受けた。・・・だけど、それで相手を殺すほどのことは良いのだろうか?例外的に赦される者が居ても良いのだろうか?”正当性”の線引きはどこまで?誰が?そういうゲームは終わった後が一番面白いんですよね。「SWAN SONG」とか「カーニバル」とかも勿論大好きです。

脱線、しちゃいましたね。最後に「病院ソドム」の感想を。

面白かったです。ゲーム全体としては短く、尺に対して選択肢は多め。エロは実用にはあまり向かない傾向だったと思いますが、原画家さんの腕とメーカーさんの塗りがかなり良いように感じられたので、光るものはあると思います。惜しいのは今作の原画家さんって批評空間で調べても「病院ソドム」でしか描いてないんですよね。腰周りのムッチリ感やアングルのチョイス。キャラデザに表情。そして髪型と個人的にはかなり高評価です。
物語の主人公も”2012年の21歳”としていかにも”ありえる”人物像でした。真面目に仕事をしていた。高卒就職希望じゃ派遣するしかない。そんな主人公を失業に追い込んだのはどっかのマネーゲームに負けた投資家たち。だけど、そいつらに責任を取らせることも出来ないし、世の中を変えて良くするって行動力も無い。とりあえず、今日明日はネットのある場所で飯は食える。仕事は探してる、エロいこともしたいけど金もないしナンパする勇気もない。「あー、風俗いきてー」って好い人物像ですよねw
このゲームの場合、”メインヒロイン”っていっていいのか分かりませんが未来ちゃんも好いキャラでしたね。いかにもな温室育ちで甘っちょろいって感じで。
世間的に評価はあんまり高くないですけど、なんでですかね?
序盤はニコニコマンのキチガイっぷりとエロで。
中盤はニコニコマンの目的。もみ消された”事件”。
終盤で吹き出す本質。みたいなものがあります。

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エンディングも意外と多く(8エンド)、基本的に語り口調で立ち絵もCGも無しですがそれがなかなか。
ニコニコマンがボイス無しって以外では不満点はないゲームだったと思います。これの声がゴアさんの声だったなら・・・。雪車町さんの声だったなら・・・。岸田さんの声・・・でも結構好いかも。

最期に。

背景とか真相とか、知りたいって思った。でも、知っても知らなくてもニコニコマンみたいな”どうしようもない奴ら”の理想像、ヒーローって時々は必要なんだな。って思いました。
どっかの”装甲悪鬼”のように世間的に正しいことをしていても”悪”であるモノが受け入れられているのだから、ニコニコマンのように世間的に正しくない事をしても”ヒーロー”として受け入れられる。そういうこともあるんだなって思いました。

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