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「人生って難しいね」

瀬戸口廉也(唐辺葉介)氏のシナリオ。
個人的な感想なんですけど、物語の終盤に差し掛かるところ。勿論、作品によってタイミングはまちまちなんですけど、”物語を集約したような一言”があるように感じます。
それはそこまでの物語の中で蓄積してきていたナニかが一気に噴出すような”一言”のような・・・。まぁそんな感じです。

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CD-ROM 対応OS:Windows 98/Me/2000/XP メーカー:S.M.L.

DMMさんの半額セール対象のDL版です。
Win7 64Bitでの動作は問題ないですが、製品版(パッチ込み)の不具合である”ボイスに関するエラー”はありました。




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主人公 木村 学
大人しく内向的。友人と言えるような人はこれまでの人生でも多くない。事なかれ主義で自分が我慢することで物事が円滑になるなら”耐える”ことで争いを避ける。
勉強に関しては中の上?くらいだけど、部分的には年齢以上の高い知能と多くの知識を持っていて、その賢しさが人に反感を持たれる要因でもある。




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九条 理紗
学の数少ない友人。幼馴染。
内向的な学に対して社交的。クラスだけでなく学校内でも人気が高く、勉強も出来るし中学辺りから始めた陸上でも好成績。
何かにつけて学を気に掛けている。




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渡会 泉
理沙の親友。幼馴染とかではなく、割と最近からの交流。図書室によく出入りしていて、その時に理沙と知り合う。
割と通好みな本を好む。学とも図書室ではよく顔を合わせているが特別親しいワケではない。



ヒロインが5人いるっぽいような感じだけど、実はヒロインと呼べるのはこの二人だけ。
瀬戸口氏のシナリオって濃度が高い気がするのは、この”ヒロインの少なさ”に起因しているんじゃないかと。

そんなワケで学くんと2人のヒロインで物語が進んでいくんですが、なかなかハードで濃度高め。

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温厚で事なかれ主義の目立たない学に3年の学内でも女子からの評判が特に高い先輩から呼び出される。

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呼び出された先(屋上)に居たのは学園祭などでの人気投票1位の女子。
学内でも有名な美男美女からの虐めが始まる。陰湿な類のモノではなく短絡的な暴力。
それも進学を控えている3年の先輩からの虐めということもあって、表立ったモノではなく隠れての極所的な”虐め”。
学はそれでも好かった。痛いのは嫌だけど期限があったし、進学校で悪ぶっただけの先輩だから殴り方も素人。

ところがそんな虐めの日々とそれに耐えている日々に突然な変化が起こる。

理沙が学の変化を感じて、先輩が学を呼び出した先に先回りをして直談判を始めていた。
そこにやってきた学は自体を理解し、先輩は逆上し・・・。

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次に気がついた時、先輩は刃物傷により失血&ショック死。理沙は暴行を受けた後があり、学は前後の記憶を失ってはいたけれど、学の指紋が付いた刃物があった。




ってワケで、人物関係が大凡明らかになってきたところで物語は急転直下になっているわけですが、タイトルの「CARNIVAL」は作中の時間に数日間に渡る”夏祭り”が行われているところにも掛かってるんでしょうね。
今作をプレイした人の評価で多いのは「余分な部分が極端に無い読ませるシナリオ」「読み手を引き込む魅力」なんてことが書かれていますが、その通りだと思います。
製品版での販売価格で言えば「20000円弱」と言う高額プレミアの付いた作品ですが、実際にそれだけの価値があるかどうかと言うと・・・個人差があると思います。
それでも、DL版の半額ってことになると「かなりのお買い得」ってのは間違いないかと。
ちなみに虐めの表現や学の”行動”に付随する18禁表現は昨今のモノからみるとかなりハードなので、そういうのが好きな人はどうぞ。

今回のサブタイは「キラ☆キラ」で俺が感じた「一言」です。
瀬戸口氏の作品は「暗い部屋」「キラ☆キラ」「SWAN SONG」「CARNIVAL」。内、プレイしたことがあるのは「暗い部屋」以外になるんで全3回ですかね。

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