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拝み屋に大切なこと。

「魔法使いに大切なこと」はソラちゃんもユメちゃんも好きです。

4章は湊川 珠美。職業は高校生にして拝み屋。

事の起こりはつばさと明日穂のわだかまりも解けて、千早も一家と学内での生活(不法侵入)に慣れ始めた頃の下校時。

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明日穂が「みのるくん」と名乗る男の子の幽霊を発見。
聞けばつい今しがた「交通事故」で死亡したらしい少年。明日穂の経験から幽霊になってからしばらくは「自身の死」を理解出来なかったことから、幽霊の先輩として一時的にみのるくんを預かることに。

事情を聞いた珠美は経験上、早い段階での「始末」を薦めるが一樹らはみのるの未練を探して「成仏」して貰いたいと説得した。

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そして珠美直伝の明日穂による「幽霊の心得3か条」を始め、念動力や幽霊としてのメリット、デメリットを教えつつそれなりに楽しく過ごす。
そんな楽しげな生活も長くは続かなかった。みのるくんの身元の判明。本人は意図的に明かしていなかった彼の身元は一樹らの学校の数学教師の1人息子だった。
父子家庭で仕事熱心な父。みのるが家庭で採る食事は店屋物が多く、1人で食事をすることが多かった。父子の間の会話も少なく、その多くが電話によるものであることも分かってきた。

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珠美の危惧していた通りのことが現実になってしまう。
みのるの未練は「家庭をかえりみなかった父への恨み」。つまりはみのるが悪霊であって、元々が「幽霊」ではなく「小康状態の悪霊」であった事を意味していて、珠美が退治に乗り出す。

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「拝み屋」として霊魂のルールから外れたモノを多く見てきた珠美は孤独であろうとした。人とは関わろうとしない。「輪」を外れたモノは「拝み屋」として「輪」に戻す。
そこに感情があれば決心を鈍らせる。成すべきことを出来なくてしてしまう。
一樹はそれを良しと思わず、みのると榎本教諭の生前の溝をなんとか埋めようとする。生前出来なかった事を成そうとして・・・。


そんな4章でした。
「晴れときどきお天気雨」で大人になった珠美さんを見ているだけに将来が垣間見えたエピソードでした。

4章と5章の間にはオマケ?的なシナリオ、4.5章がありますw
一樹のクラスメイト、直之の自宅の模様替えに際して直之秘蔵の「Hな本」を一時避難させる為に一樹に託す。託された一樹は凡ミスにより下校中に明日穂、つばさ、千早みバレて没収されてしまい・・・。

このオマケシナリオに必要性は感じなかったけど、面白かったです。

没収されたエロ本をキッカケに「つばさの自慰」「正妻明日穂との愛の営み(未遂)」「千早の腫れたところは擦って治す」「珠美、明日穂に憑依されて一樹にドキドキする」の4本立てはなかなかどうして重い話が続いてたところに好い息抜きになりました。

「好きな人」の「好きな人」はワタシの「姉」

もし、好きになった相手には既に別の好きな人が居たとしたら?

付き合ってる相手が居たとしたら?

まぁよくある話だと思います。では、その好きになった人が失恋したとしたら・・・。

それを心のどこかで「好機」と思う気持ちは不謹慎と思われたとしても咎めることは出来ないのではないか?と思います。

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3章は「妹(義理)」野々崎 つばさ。

子供の頃から好きだった人。お兄さんのように慕ってた相手。両親が亡くなって引き取られた先の家の男の子。要するに一樹くんです。
想いってのは「重い」もので、どこかで言葉にしなきゃ伝わらない事も儘あるモノで、言葉にしてしまうことで「それまでの関係」も好い方にも悪い方にも変えうることがあったりします。それこそ想いを伝えて現状維持できるケースは無いと言っても良いと思う。

現状の心地よさと告白をした後とを秤にかけて、告白することを躊躇っていたつばさ。そんな中で一樹が明日穂に告白をして2人は付き合うに至った。その後、間もなく明日穂は他界したわけですが、明日穂が霊体で戻ってくる(戻ってきている)事を知らなかったつばさが一樹に対して好意的に、2人で残された生活に臨む事を咎めることは出来なかった。・・・が、明日穂が霊体で戻ってきて生前に近しい生活を再び始める。
それでも生きてる人間&霊体の組み合わせに対して、生きてる人間同士という事といずれ成仏するであろう姉に対して気は使いつつも付け入るスキもあるだろう。というようにアプローチし始める。

唯一、姉の目の届かない通学中(明日穂は諸事情で電車に乗れない)に「デート」の約束に漕ぎ着ける。
しかしながら一樹は「買い物の荷物持ち」という認識で、ヒマを持て余す明日穂の同行を許可した。

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好きな人との「デート」。ずっと待ち望んでたイベントに当たり前のように付いて来る姉。仲のよかった姉妹であっても色恋沙汰は・・・。

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家にも居場所がなくなった気がして。
好きな人との時間の共有は出来てるけど、それはもう普通の形とは全く違う形になったとは言え死んでも尚、その「ポジション」を空けようとしない姉に対して「戻ってきてくれて嬉しい」気持ち以上のモノが噴出してしまったつばさは宛もなく飛び出してしまう。

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珠美のちょっと行き過ぎた友情に救われたつばさは家族と離れてゆっくり考える時間を得て・・・。





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4章へ続く。

ってな具合。重いッス。(´・ω・`)

曲が好く、立ち絵も多彩。1,2章でも思ったけれど、これだけで既にクライマックスであっても良いレベルのシナリオ。
この調子で共通√の各章毎に各ヒロインの見せ場や悩み、想いを見せられると思うと、ちょっと夏の暑さと相俟ってキツイものがあります。。。。ヽ(;´Д`)ノ





ちなみに。つばさの章では人知れず得をした人?が居ます。

つばさと明日穂が修羅場ってる時に一樹と一緒に家に居辛くなって外へ出た・・・・。

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公園を散歩して、お話して、アイス食べて帰るのはデートですぜ旦那?
しかし謎なのは、長い時間の共有があった明日穂やつばさはともかく、基本的に学内に居ただけの千早のフラグが最初から立ってる状態にしている一樹くん。
彼にそれほどの魅力があるとはちょっと思えないw

家族が増えました。

今日の最高気温は36度?だか38度?だったらしいです。

人が死ねる暑さです。エアコンはあるけどPCと同じ部屋にはないという・・・。OTL

今のPCって内部の温度計がついてるんですが、36度とかいくとさすがに心配になります。暑いとテキスト読むのもダルいですしね。ヽ(;´Д`)ノ




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結果からいうと↑みたいになりました。

こうなるところまでの経緯はと言うと・・・。

一樹くんと明穂さんは2人きりの園芸部。校舎裏の温室と花壇の手入れ、種蒔きとかが活動の主足るものだけど、園芸部の2人がお付き合いを始めてすぐに2人は園芸部に顔を出すことを忘れるほど大変な事(明穂の死と喪中)があったため、園芸部のことをスッカリ忘れてしまっていた。思い出した明穂に連れられるままに温室に向かうと、そこにはちゃんと水やりされた状態だった。
「ちはや」と名乗る和服の少女が2人の不在時に手入れをしていてくれた模様。
ただ、ちはや(千早)は服装もさることながら時代がかった思考で引っ込み思案な不思議な子。
突き詰めていったところ、彼女は一樹たちの土地に古くから居る「物の怪」の類。
「疫病神」と言われる彼女は思うところあって一樹と明穂の一部始終を見ていた。そして2人に伝えなくてはいけないことを隠しながら2人と少しずつではあるが言葉を交わし、一緒に園芸部の活動をするようになってきたが・・・・。


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呪うつもりで呪ったんじゃない。千早の性格を鑑みるに、それはどうしようもない事実。
「もしらば」とは直接関係ないけれど、「貧は僕らの福の神~貧乏神だって幸せになりたい~」というゲームもあったりします。当人の望む望まないに関わらず、周りの人にとってマイナスになる存在だからこそ、優しかったり何かに憧れてたりするんだろうなぁ。そんな風に思います。

千早自身も意図的ではなくても誰かしらを死に至らしめるだけの力があって、それを自身で制御できないからこそ、あぁいった性格になったんだろう。そう思うと少し悲しくなります。
とはいっても「過失による自動車事故」と同じで、起こってしまった事はどうすることも出来なくて、被害者にしてみれば「過失だからナニ?」って感じだと思います。

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だからこうなります。この頃の珠美は堅物なんだなぁ。
いや、むしろ「もしらば」でああの性格になったのかも。多分この頃の珠美なら「カミサマ」も退治しようとするんじゃなかろうかw

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でもま。被害者が加害者を責めないなら、「暫定的にでも無罪」ということになるのかな?
珠美的には「執行猶予付き保護観察処分」と言うことで「呪い」を軽減するお守りで厄落としして一樹たちの家で過ごすことに不承不承ながらも承諾することとなって・・・。


最初のSSに戻ります。



どうやら構成としては「章」立てて幾つかに分けている様子。
最初は明穂。2番目は千早。3番手はどうやらつばさの模様。

というか1章は導入としては感動とか悲しみとかあって一目EDッぽい感じでしたが2章目もスゲークライマックス感ありました。

最期まで涙腺は耐えられるのだろうか (´・ω・`)

「お天気雨」の少し前。

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ついに積んでた名作シリーズを切り崩しに掛かりました。

「もしも明日が晴れならば」

ぱれっとさんの名作中の名作と名高く、再販が待ち望まれていたことから「もしも在庫があるならば」とか「もしも価格が下がるなら」「もしも再販があるのなら」なんて言われてたこともあるようです。
ちなみに再販後の初回版です。対応OSはXPまでです。


既にクリアしている「晴れときどきお天気雨」と同じ時間軸で一部キャラが被ってます。好きなキャラだったんで嬉しいですね。

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おおまかなあらすじ。というか導入部。

父子家庭の一樹くんの家に父親が女の子を2人連れてくるところから物語は始まります。
両親を亡くし、育ち盛りの姉妹を引き取ってくれるような親戚は名乗りを上げず、それどころか押し付け合いを始める始末。それを見かねた一樹の父が2人を引き取って、家族として一緒に暮らし始める。

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最初は戸惑いながらであっても歳の近い子供同士。打ち解けて一緒に遊ぶようになるまで時間は掛からず、友達以上で兄妹のように仲良くなるまで時間は掛からなかった。

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いつしか引き取られた姉妹も一樹も大きくなって、子供ではなくなり、兄妹のようであることを変えようとする気持ちも芽生え始めていた。

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そして自然なことのように2人は付き合い始める。ところが明穂は病気でこの世を去ってしまう。「医者要らず」を地でいってた明穂の死因は「肺炎」。あまりにも突然で呆気ない最期で、一樹も妹のつばさも事実を受け入れる事が出来なかったが、四十九日を以ってようやく日常を取り戻し始めた。

学校にも普通に通うようになり、父も出張ということでしばらく家を空けることとなってしまい、最初こそ戸惑うこともあったが一樹とつばさが二人三脚で生活を始めたことで慌しさが寂しさを紛らわせるようにも思えた。

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そんな一樹の前に再び明穂が現れた。

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この世に強く未練を残した明穂は幽霊として戻ってきていた。







とまぁこんな内容です。いきなりクライマックス級な導入ですが、ここら辺でOP曲が流れる辺りまでです。
泣きゲーでも屈指の名作に挙げられていますが、実はネタもあったりします。

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家事担当の明穂が亡くなってからは妹 つばさが家事を担当することを買って出たけれど、実際はレパートリー不足と妙なアレンジで・・・・


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そういえば世間での「萌え」の対象としてのジャンルは多種多様を極めてきていますが、「メシマズっ娘」ってジャンルはあるんでしょうかねぇw
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達磨のだるだるブログへお越しいただきありがとうございます。

「達磨の」と謳ってはいますが表記上は「D@ruma」でお願いします。
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